婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

花冷え

2009-03-31 15:02:23 | Weblog
肌寒い日
多摩川沿いのソメイヨシノはまだ三分咲き。このあたりは都内に比べると遅い。

そのせいか まだ 湯たんぽがはなせない。
湯たんぽのない生活なんて考えられない。
ところが 数日前 可愛い湯たんぽを布にくるんでカバーに入れた後 持ち上げたらじわっと濡れている。 
おやっ!?と思ってしまった。はじめは湯たんぽの底が濡れていたのだろうと勝手に納得したのだが・・
 翌朝 布団の中は 遠い昔の
『おねしょ』を彷彿とさせるものでした。
とろとろと心地よい眠りと適度な湿り気 暖かさ
(甘く苦い体験です)
そんな馬鹿な!?
くるんだ布をといて 逆さにしてみると これといった穴はないのだけれど 小さな錆色が ぽつんとぽつんと 腐食しているようです。
3年目で腐食って 水道水のせい?
数日はガムテープを張って急場をしのいだものの
新しい 湯たんぽを購入しました。

時期はずれの商品のせいかカバーがついて『100円』でした。
ハハハハ 100円だって!

満開の桜が待ち遠しい日々です。

 

おとうさんがいく

2009-03-30 11:00:08 | Weblog
どちらをむいても 頑張る日本のおとうさん

50歳を半ば過ぎると あまりいい仕事にはありつけません。かといって妻子を養うおとうさんは いつまでも失業しているわけにはいかない まぁ通勤時間がかかろうが あまり経験したことのない業種であろうが 面接で採用されれば働きます。
 長い時間電車に揺られて 慣れない仕事 疲れて帰れば お母さんと子供達で夕飯をすませた後 わきあいあいとテレビをかこんでいるわけです。
 「ただいま」
 「あっお帰り」と声をかけられるのはまだいいほうで 無言で目だけが動く
 おかあさんは こんな時間からまた夕飯のしたく?食べてきたらいいじゃないと思いながら のそのそと動くか あるいは あごをしゃくります。
 「そこにご飯があるわよ。適当に食べて」ってな調子。
パパゴンが冷たい風をともなってジャーンと帰ってきたため 一瞬座は白けますがじょじょに復活。妻子でもりあがる茶の間。
 楽しそうな声は余計気が滅入る。
おとうさんは、昼間 社長さんに
 「〇〇君 いつ仕事をやめるの?」
 「来月からは10万ほど給料を下げるからね」と屈辱的なことを言われたことを一人 噛み締めて 空腹すぎた胃に夕飯をながしこむ。

こちらも50代半ば、出稼ぎ。
 午前9時から午後の3時まで仕事 宿舎に帰ってフロに入ってご飯を食べて仮眠(3時間ぐらい)。皆がそろそろ休む頃 夜の11時から朝の4時まで仕事 その後フロに入って仮眠(3時間ぐらい)。
 「昼夜働くと2万ちょいぐらいになって助かるんだ」
職種は『軌道』(線路の工事)。大きい会社が鉄道から仕事を請けて またその下に〇〇軌道という会社が仕事を請けて そこがようは出稼ぎや日雇いの人をやとって この鉄道関係の仕事に従事できるのはとてもいいほうなのだそうだ。
 「飯が楽しみだよ」
 「働くところがあるからいいな」
寒いあいだは 髭でもあると少しはあったかいんじゃないかって伸びっぱなし 髪は手櫛だよ。こうやって さささってな。                   「でもよ 最近は日雇いでも身だしなみにうるさいからよ髭の周りを剃ってるんだぞ」
 「軌道の仕事はな定年がないんだ」
地方から3人の子供達を大学へ進学させて 妻子のためにもくもくと働くおとうさん。

生きるために食べる 食べるために働く 
ただ生きる
生きる


書留郵便

2009-03-27 09:27:14 | Weblog
書留には4種類があるのをご存知だろうか?
 一般書留   420円 
 現金書留   420円
 簡易書留   350円
 配達記録   210円 これらに80円をプラスした金額が2/28まで

3/31からは
 配達記録がなくなって
 特定記録   160円プラス80円(記録は郵便局に残りますが相手の受取印がない。)

うちの会社は、支払い手形などを郵送する場合 主に配達記録290円でだしていました。
しかし頂く場合 これが500円と430円の書留で郵送されてきます。(もらうほうが負担、切手で返送)
1200円の代金が(小切手)500円で頂いたりなどは少し考えてしまいます。
手形や小切手を紛失した場合 どんな手続きをとるのか考えれば あるいは勉強をしてくれればいいのですが・・
さて そんなことをつらつら思いながら 今後は改定になった特定記録240円 これでもいいのかなって思案中!

2009-03-26 10:08:16 | Weblog
遠くの山が鮮明に見える日 いつも〇〇木材の会長を思い出します。
たぶんもう80歳をかなり過ぎたかもしれません。
ぶっきらぼうで飾りのない言葉でモノをおっしゃるため若い営業の女性はこわがっていました。
かれこれ10年前は、よく上京されました。
焼酎と生のニンニクをスライスしたつまみがお気に入り。
あの日も例によって夕方 うちの会社の営業 主人の会社の営業の人達と居酒屋でわいわいやっていました。
宴もたけなわの頃 ぼそっと
「まさか自分の会社の営業(女性)に手をだしたんじゃあるめぇな」と主人の耳元でつぶやいたのです。
誰の耳にも届かないはずのその声を私の耳はひろってしまって
まさか!?と一瞬凍りつきました。
主人を見ると笑う表情がこわばっています。
しかし そうだとしたら誰?
まったく気づかなかった私は相当にぶい?のだろうか。
帰宅してから修羅場になったのはいうまでもない。
その女性は翌年 女の子を出産した。
そしてたくさんの女性がいた主人とは毎月の養育費生活費の契約書をかわして別れた。
なぜなら 今 主人の会社にいる事務員が(息子その嫁まで会社に入社)愛人の中でも地位を確立して優勢だったからです。
 さて 最近の会長は四方に山が臨める場所に家を建てて妻と犬と暮らしながら相変わらず山の中に分け入って だんだん同化していっているようだ。
「山がくっきり見える時雪が降るんだ」とおっしゃった会長。
山が鮮やかに見える時 忘れたはずの痛みがよみがえる。

雪が舞い桜がふるえる悪夢かな




カステラ× 桂材〇

2009-03-25 16:14:51 | Weblog
午前中に北海道から白い紙の小包が届きました。
カステラかな?
手にとるとなんだか堅い、重い。
よく考えたら桂材だということに気がつきました。

ちょっとでも喜ぶと空気の色が違います。

*桂材 洗面台などの裏の補強用です。
 通常他の材木と一緒にトレーラーにのってきます。
 このたびは 急ぎ 少ロットだったため小包で送っていただいたのです。