北海道の小さい西瓜

『西瓜が届いた　こんな美味しい西瓜は初めてだ』

父から携帯にメールが届いた。
岩間木材店の三井さんにたのんで小さな西瓜を実家と自宅に送ってもらったのです。
顔いっぱいに笑顔を浮かべた父の姿を思った。
その晩　犬の『くう』と西瓜を食べた。
行儀よく隣に座って　初めての西瓜を夢中で食べている。
よく熟れて甘い
小さい西瓜を初めて見たとき　味は大きい西瓜の半分かなって思ったが、
これが意外なことに　むしろ小さいほうがおいしかったのです。
「腎臓にいいのよ」
犬にもいいのかわからないが・・
言葉を理解しないくうは、首をかしげる。
この頃　単語なら覚えるのではないかと行動と結びつけて教えている。
ご飯　トイレ　おしっこ　ネンネ　どいて　お座り　ふせ　お手　おかわり　オフ　ダメ
痛い　歯　散歩　ハウス　グッド　ごちそうさま・・
結構　覚えそう。
犬を飼うとき　たった一人賛成してくれた父
駅のホームで息子に
「かあさんをよろしくな」って言った父
親不孝な私はずいぶん帰っていない。


今年は故郷に帰ろうかな


　　　　　　　　　　　　　　　木製パレット屋のつぶやき

十勝岳火山砂防情報センター

観光地の喧騒からは無縁の場所のようでした。



「このトンネルははなんだろう？」
「噴火があったら　白金の方から避難してくるんだよ」


こわごわ覗いて見る。
なるほどと感心してしまった。


十勝岳は、今もあやしく白い煙をたなびかせている。






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日本通運アロー便 誤配達

会社がワサワサと揺れた日

「材木が注文したものと違います」

どうやらアロー便の会社が２社の品物を取り違えて配達したようだ。
責任者はいない。
荷物を交換して納品するのに二日間を要してしまった。
しかも　材木が一枚足りなくなってしまった。
お客様には、平謝りです。
三日目　やっとアロー便の会社（担当者）から電話がはいった。
引き取った後に作業員の方が間違えたということと
今後こんなことのないように伝票はすぐその場ではります。
交換した運賃はいただきませんということだった。

「決められた日に納品ができなかったが　配送代はどうなりますか？」
「えっ！？決められた運賃はいただきます」
「紛失した材木はどのような責任をとってくださいますか？」
「間違って納品した先が使ったと聞いていますが」
（この使った話は、なんの根拠もなかった。）
「上のものと相談しなければいけないので・・」

それから　ずいぶん待っているが　電話はない。

『ものを運ぶことは、未来に不信感の種を運ぶことです』になりそうです。



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能 観賞

連日の猛暑に　ぐったりした週末
高齢の友人と『能』を観てきました。
開演前　あちこちでひらひらと扇子が揺れ動いていました。

とても楽しみにしていたのですが・・
照明が落され　涼しくなって　
囃し方の音色に聞きほれて不覚にもうつらうつらしてしまった。
居眠りするような場面ではないのに
あぁ　もうだめ　ごめんなさいです。

休憩時　あたりを見回すと　お年寄りが多いのには驚いた。
だんだん日本の伝統芸能は、すたれていくのだろうと一抹の不安を覚えます。

次は、狂言でした。
体が温度に慣れたのか　はたまた解りやすいのか　ゲラゲラ笑ってすっきり。
頭が冴えてきて感じたのは、拍手の音が小さい　
年代のせいかしら？

居眠りはあったものの　楽しいひとときでした。

「実は、眠ってしまったのよ」
「私もです」



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ポッポ屋～ロケ地

新得から美瑛に行く途中　必ず通る道の左側
幾寅駅（ロケでは幌舞駅）
ほんの数分ぐらい　いいよね！
性懲りなく　また幾寅駅にたちよる。

駅だけが映画の撮影場所だと思っていたが周囲を見回して
もしや　あれもこれも　そうかもしれないと今頃気づいた。




だんだん駅の中ものぞいてみたくなった。




線路も・・

雪が積もったら　あの小説にそっくりになりそうです。
心ゆくまで眺めてしまった。

でも　きっと来年もよりみちしそう




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