婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

駅弁/八戸小唄寿司

2023-01-30 15:26:43 | Weblog
帰りの新幹線でも頭の中は、食べることと飲むことしか考えていなかった。

改札を抜けたら駅弁があるよって聞いていたのでワクワクして通り過ぎた。
しかし、閑散とした寂しい情景だった。
時間帯がまずかったかな!?
寒風が吹き抜ける通路を行きつ戻りつ
なんだかなぁー
食べたかったツマミとほど遠くて悩んだ。
車内では、絶対に駅弁が買えると思えないしたった一つ残っていた駅弁を手にした。

日本酒が合いそう。


実は、初めていただきました。
名前は、知っていた駅弁なのですが・・
バチでグサッと刺して切るのです。



包みの広がりと酢と魚の臭いが周囲に漂うが
食べだしたら美味しかった。
つまみにもぴったりで自分の世界にどっぷりハマって楽しんでしまいました。

 木製パレット製造販売青梅(有)信友


郷里のタクシー事情

2023-01-27 15:05:39 | Weblog
父は、91歳の誕生日を迎えて運転免許を返上しました。
「これからは、タクシーを利用すればいいね。雨の日や雪の日なんか楽になるよ」なんて無責任な励まし方をしていました。
しかし、そんなことを言いながら日常の買い物や週に数回の温泉通いもタクシーを呼ぶなんて大変だなってひそかに思っていました。
たぶん、タクシーをお願いしても待ち時間がバラバラでそのたびにちょっとイライラかなって想像はついた。
案の定、予感は的中。
「タクシーをお願いしても早くて20分ぐらいかかるのであちこちでじぃーと待つことが多くて大変だ!」
両親は、それをとても不満に感じていました。
母の足元は、おぼつかなくなってきているし耳がすごく悪くなってきている。
それを90歳すぎの父が支えるんだから つらいだろうなって思う。

さて、実家に帰って外食をしたがるので早速タクシーで出かける。
(母は、台所の後片付けが嫌なのだ。これが自分以外の人でも負担に感じるそうだ)
タクシーは、30分待ちだった。
帰りは、もっと待ち時間があった。
思っていた以上のタクシーの待ち時間についに翌日、タクシーを利用するたびに聞いてみた。
なぜ?なぜ?なぜ?です。
(人口約4万人ぐらいにタクシー会社が6社ぐらい。)
それが、朝や夕方 六ケ所村の送迎で市内のタクシーがほとんど忙しいそうなのです。
(これかな→六ヶ所村の核燃料再処理工場?)
そして、宿泊施設も足りなくてホテルが建設中だと伺いました。
大手の会社は、バスで送迎しているそうなのだが なにせ交通手段が足りないみたい。
そうか・・うかつだったなって思う。
両親には、噛み砕いて事情を説明した。
朝や夕方にはタクシーをなるべく避ける生活をするように伝えたのだが、そんなにうまくいくようには思えない。
でも、二日目の夕飯の帰りにタクシー会社が電話に出ないうえに50分も待ったのだから少しは実感したかしら?
それにしても私を含めて老人がどんどん増えて 子供はどんどん減って
この国を思う時 ぞっとする。

たとえ六ケ所村の送迎でタクシーが忙しかろうが(六ケ所村までの所有時間1時間半ぐらい)そんなに儲かってますってことはないだろうなって思う。
この季節、一時間半も吹雪く道を目を凝らしてハンドルを握る人のことを考えると唸りたくなる。

 木製パレット製造販売青梅(有)信友



ふるさとは遠きにありて思うもの

2023-01-25 13:53:56 | Weblog
八戸から青い森鉄道に乗って向山という駅を過ぎるとだんだん雪景色が現れてきた。
車窓を見ながら川端康成の小説の中で『トンネルを抜けると雪国だった』というくだりを思い出した。
まあ山だから白いのよね!って意味不明なことをつぶやいた。
まさかと思ったが郷里は、雪があった。
誰だ!!雪が降っていないといったのは?とため息がでた。
両親にしてみれば こんなものは降ったうちに入らないのだろう。
八甲田山が遮ってくれて雪があまり降らないなんてことも言っていた。
私は、やっと目的地駅に着いて・・
あろうことか帰りの電車が心配になった。
納得するまで駅で聞いてみると 天候によっては、遅延やはたまた止まることもあるようだ。
代替手段のバスは、なし
タクシーしかないようだが それも悪天候を走るのだから推して知るべしの回答だった。
なにせ 思った時間より何時間か早めの行動をするようにおっしゃられた。
タクシー代金と所有時間を聞いて 子供の頃 遠い距離だと思っていた区間がたいしたことがないのを知って驚いた。
※所有時間30分で8000円ぐらい
その後、タクシーで実家に向かう。
「うわっなにこれ?」
途中、氷柱を見て驚いた。



とても心配していた帰りの青森鉄道には乗らなかった。
なんと友人が新幹線に乗る駅まで送ってくださいました。
その途中、地吹雪をみた。
あまりに幻想的で言葉なく見とれてしまった。
それがホワイトアウトの原因?と聞いて納得しながらゾッとした。
とたんにきれいだなんて思いは、消え失せた。
その前の晩は、雷が鳴りながら雪が降っていた。

私の生まれ育った場所ってこんな感じだったのかと思いながら
いやいや温暖傾向で変わったんじゃない?とか
困ったことに昔が思い出せなかった。
知らない道
知らない町名
知らない風景

なるほどねぇ~と両手で胸をかき抱く。

室生犀星の詩『ふるさとは遠きにありて思うもの・・』が思い出され
心に沁みわたる。


  木製パレット製造販売青梅(有)信友






スイカでスイスイ

2023-01-24 14:28:20 | Weblog
『スイカ』をしげしげ見てひっくり返してまた見て深--いため息。


昔は、新幹線の指定席券や乗車券を購入してそれを持って乗車していた。
それが『スイカ』一つで全てが完了するなんてすごいって驚いた。
本当にこれだけ?
東京駅改札口をスイカで通過してニンマリ。
なんとなんと車内では、車掌さんが切符を見せてくださいっていうのがない。
しばらくスイカを見せるのかしらって思っていた。
車掌さんは、通路を歩いていただけ・・



一人、駅弁をつまみに酒盛りしながら ああー驚いたってだんだん楽しくなってきた。
私が乗り込む前に決して忘れないのは、駅弁です。

車内販売は、小さな画像を持って歩くだけだった。
そこに駅弁は、無い。

  木製パレット製造販売青梅(有)信友




井の中の蛙大海を知らず

2023-01-23 15:37:11 | Weblog
1/17 愛犬は、断脚した。
その日、やはり心は乱れた。
今まで楽しく4本足で歩いていたのに 突然知らない所へ連れていかれて
麻酔から覚めたら 足が無い戸惑いと不安と寂しさで震えているのじゃないかと思った。
しかし、決断して終わったことに可哀そうだとか後悔とかしないって決めていたので頭を振る。
とりあえず憂いのない日々が続くから良かった良かったって笑ってみる。
笑いは、口元だけでは駄目で目も笑わないとね。
なんと へらへら笑いながら 『いまだ!!』って閃いて帰省することにしました。
遠い三沢市に2泊3日です。
5年も老親と会っていませんでした。
あまりに唐突すぎる行動でしたので新幹線の中も走っていました。

さて、久しぶりの世間は、驚くことばかり。


  木製パレット製造販売青梅(有)信友