回想（アルコール依存症 1）

スナックなどでアルコールの入った飲み物をかたむけていると　ふっといいようのない寂寥感に襲われることがあります。アルコールで命を縮めた人々の顔が　闇の中に浮かんでは消えるからです。後々　アルコール依存症だったと伝え聞いて　そういえば・・と思い起こされることが数々あります。これは　身内でなければわからないということがわかりました。ましてや　学歴　地位が上ですと巧妙に隠されて年月が過ぎていきます。

　昼下がり　さも営業に出るふりをしながら　毎日　昼間のスナックに通いつめる社長さんの図なんて　どんなに想像力がたくましくても　思い描くことなんてできません。黒い天幕が張り巡らされた　店内でお酒が供され　カラオケに興じているなんて　夕方　なにくわぬ顔で会社に戻り　また夜は言い訳をつくり繁華街へ・・。
お酒が入っていない時は　かりてきた猫のように大人しく　温厚で人格者と尊敬されています。
　回想はぐるぐると渦を巻き続けてたちのぼる。

「どうしたの？」

はっと　我に返る。

水に流して

今日の夕方はは最後の新年会です。
ある会社の外注先が集まって　「お元気でしたか？」「今年も宜しくお願いします」とささやかな会食をします。
　プラスチック関係、ダンボール関係など　まったく異業種になりますので　お話を伺っているだけで　勉強させていただき楽しい集いです。なんといっても　さりげない気配りは　ひとかどの人生を歩まれただけありまして感心いたします。。いごこちいいことこのうえありません。もしや！？遊んでいただいているのかもしれません。
　シャンソンの出会いのきっかけも　この会です。今後、ぜひ　聞いてみたいのが《水に流して》という題です。実は聞いたことがないのです。それなのに想像だけが勝手にふくらんで　詩ができてしまったくらいです。笑ってしまいます。
　いつも思う　水に流してと・・・。

軽くさわやかに・・。

昨年から材木の価格が　1ｍ3　３０００円ほどあがっています。おまけに　製材所がたてこんでいて　週に1度は着いていた　トレーラが着かない。どうやら　中国でオリンピックが開催されるため　外材がそちらに流れて高騰、品薄ということ　今まで　がまんにがまんを重ねてきたのだけれど、造材屋さんも製材所さんも（燃料費の高騰も含めて）限界がきたのでしょうね！　
　そんなことからお客様に値上がりのお願いなどをしながら　現場で納入しているパレットをみて　はた　と足が止まってしまいました。
　我社のパレットの　小口面（フオークを差す方向）黒色が塗ってあるのですが　これは、パレットが重たく汚くみえるのです。「まさか！」と思いながら　もう一度　ながめてみたのですが　やはり　いや～な感じ。今年は　軽くきれいに見える色に変えようと思いました。何がいいのかな？ミントグリーン？
　値上げの話が思わぬ副産物を産みました。
　たまには、やはり　現場をみて歩こうと思います。

親子は似る

小学校の先生をしていた友人が　父兄参観日にきた親と子供を簡単に線でつなぐことができる。とおかしそうに笑っていたことを思いだしました。「顔が似ている・・？などではなくてね。しぐさ　ただよう雰囲気が実に似かよっているの」
　　　　　　「ふぅ～ん　そうなんだ」
　最近　給食費を払えても払わない親が急増しているという話を聞いて　「まさか！？」と思った。おもわず《似ている親子》の話を思いだしたのです。
　新聞の記事で～ブランドものを身にまとい　携帯電話料を払える現状でありながら　給食費は払わない～というくだりで　こんなことを言ってもダメ。と思った。価値観が違うのだから。今すぐ　携帯を解約して　給食費を捻出しようとは考えないだろうなって思う。いっそ　チケット制にして（あらかじめ購入）　前日にチケットを提出させる　お弁当の子もいてもよしとやれば　うまくいくかもしれないなって　思う。食べられない子？もでる。しかたがありませんね。あまり　その回数が増えたら　子供は親からひきはなす・・・。
　くれぐれも　親をみて子は育つことを　お忘れなく！

今ならめだたない？

各企業が「実はごめんなさい・・。○○でした」←クレームの話
出るわ出るわ、笑ってしまいました。ホントに本音とたてまえが好きな人々が多い国なのだろうと今さらながら　さらに大笑い。
　数年前　ある会社を通じて　食品会社の木製のパレットの注文がきました。材木にカビ止めを使ってはいけない　しかし、カビがはえてはいけない　さりとて打ち立てたパレットを乾燥する時間がない。これ　不可能で納品して保管する場所によっては　２～３日でカビがでますよ！と申し上げたのにもかかわらず　どうしてもそうしてくれというご要望で　やりました。案の定　申し上げたとうりになり　返品されました。その後普段使うカビ止めより強力なものを使用して　見た目をきれいにしたのです。その時、もう一社パレットを納品していた会社があったのですね。そこは　なんと最初から　カビ止めをしていたのです。どっちが評価されたかって　当然　カビ止めを使っていた会社です。直接のお客様でしたら　はっきり申し上げられたのに　くやしいかぎりです。