活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

政治家の資質ない佐賀県知事

2011-07-01 23:27:00 | Weblog
古川佐賀県知事が6月29日、海江田経産相から定期検査で運転停止中の玄海原発について、「安全性には国が責任を持つ」と諭されて、「二つ返事」で同原発の再開を容認した。

東電福島原発事故が収束する見込みが立たない中、対岸の火事であるかのように、簡単に再開を容認するサービスぶりと定見のなさには失望した。

古川は自分で原発の危険性を判断できる能力はないようだ。すべてお上まかせである。事故が起これば、責任を国や電力会社に責任転嫁する姿勢が明らかにされたからだ。これでは知事としての資格はゼロである。

こんな無責任知事を民自公は今年4月に行われた知事選に推薦したのである。その古川は県民が抱く原発への不安を自ら説得しないで、根拠のない国の安全宣言を何のためらいもなく、受け入れる単細胞な知事という印象だけを残した。

大体、原子力安全・保安院が再稼働にOKしたからと、それを真に受ける知事など、どこを見回してもいないだろう。古川の狙いはただ一つ。保身のためには県民の安全より、経産省や財界の手先になること。それだけだ。