東電福島第一原発の暴走が止まらない中、東電は事故が収束するまでの見通しを示す工程表を発表した。
それによれば原子炉が安定冷却するまでは3ヶ月、その後は3~6ヶ月かけて、冷温停止状態にさせるという。つまり収束させるまで、6~9ヶ月の期間が必要だという。収束は早くて今年11月、遅くて2月が目処ということになる。
菅首相はこの工程表について、脳天気にも「一歩前進だ」として評価した。単純な男である。この工程表は菅が早く示すよう、急かせて作らせたもので、東電側がそれに応じて作成したものである。
支持率回復を狙う菅の意向を汲んで、工程表が作成されていないか、今後、予定通り進行するか、目が離せない。
原発内ではいまも地下にたまり続ける高濃度の汚染水や、大気中に放出されている放射性物質についても、どの地域にどの程度、積算されているのか、具体的数値は政府も東電も詳しい発表をしていない。
都合の悪いことは隠蔽することで示し合わせているかのようだ。透明性のある公表など期待は望めず、工程表自体、あまりにも楽観的過ぎるというべきである。
それによれば原子炉が安定冷却するまでは3ヶ月、その後は3~6ヶ月かけて、冷温停止状態にさせるという。つまり収束させるまで、6~9ヶ月の期間が必要だという。収束は早くて今年11月、遅くて2月が目処ということになる。
菅首相はこの工程表について、脳天気にも「一歩前進だ」として評価した。単純な男である。この工程表は菅が早く示すよう、急かせて作らせたもので、東電側がそれに応じて作成したものである。
支持率回復を狙う菅の意向を汲んで、工程表が作成されていないか、今後、予定通り進行するか、目が離せない。
原発内ではいまも地下にたまり続ける高濃度の汚染水や、大気中に放出されている放射性物質についても、どの地域にどの程度、積算されているのか、具体的数値は政府も東電も詳しい発表をしていない。
都合の悪いことは隠蔽することで示し合わせているかのようだ。透明性のある公表など期待は望めず、工程表自体、あまりにも楽観的過ぎるというべきである。