自国の経済見通しについて、日本人が最も将来を悲観的に見ている。こんな新聞記事が掲載されていたが、調査を実施した日本リサーチセンターは、「国民性があるかも知れないが、政治不信が背景にある」と分析した。
国民性云々は当を得ているか疑問であるが、政治不信にあることは間違いない。
考えて見れば、07年7月の参院選で自民党は歴史的な敗北を喫した。そのショックから覚めやらぬ2ヵ月後の9月、安倍晋三首相は政権運営行き詰まりで、突然政権を放り投げした。
安倍氏の後継、福田康夫首相もちょうど1年しかもたず、安倍氏同様、突然政権を投げ捨ててしまった。
福田氏の後継、麻生太郎首相が現在政権を握っているものの「新聞を読まない」せいか満足に「漢字を読めない」前代未聞の体たらくぶりの宰相出現となった。
07年参院選大敗で、与野党逆転の「ねじれ国会」になっているが、本来であれば自・公与党は国民に信を問うことで、衆院を解散総選挙するべきところを、いたずらに引き延ばしし、党利党略で政権運営する愚を重ねてきた。
国民の退陣要求にも耳を貸さず、厚かましい麻生政権は、金融危機による景気の急減速にも、その対応策さえ示せない不甲斐なさである。内閣支持率20%未満で恥ずかしくもなく、居座り続けてもいる。その強欲さは異常である。
ほぼ確実な、政権交代の流れを恐れる自・公政治は「国民を人質」にして、参院選以来、2年間にも及ぶ独裁政治をほしいままにしてきた。
閉塞感に包まれ、まったく将来の展望が望めないことで、国民には悲観論が蔓延してしまった。政治への信頼を傷つけた、自・公の無責任政治に終止符を打たなければ、日本再生はありえない。
国民性云々は当を得ているか疑問であるが、政治不信にあることは間違いない。
考えて見れば、07年7月の参院選で自民党は歴史的な敗北を喫した。そのショックから覚めやらぬ2ヵ月後の9月、安倍晋三首相は政権運営行き詰まりで、突然政権を放り投げした。
安倍氏の後継、福田康夫首相もちょうど1年しかもたず、安倍氏同様、突然政権を投げ捨ててしまった。
福田氏の後継、麻生太郎首相が現在政権を握っているものの「新聞を読まない」せいか満足に「漢字を読めない」前代未聞の体たらくぶりの宰相出現となった。
07年参院選大敗で、与野党逆転の「ねじれ国会」になっているが、本来であれば自・公与党は国民に信を問うことで、衆院を解散総選挙するべきところを、いたずらに引き延ばしし、党利党略で政権運営する愚を重ねてきた。
国民の退陣要求にも耳を貸さず、厚かましい麻生政権は、金融危機による景気の急減速にも、その対応策さえ示せない不甲斐なさである。内閣支持率20%未満で恥ずかしくもなく、居座り続けてもいる。その強欲さは異常である。
ほぼ確実な、政権交代の流れを恐れる自・公政治は「国民を人質」にして、参院選以来、2年間にも及ぶ独裁政治をほしいままにしてきた。
閉塞感に包まれ、まったく将来の展望が望めないことで、国民には悲観論が蔓延してしまった。政治への信頼を傷つけた、自・公の無責任政治に終止符を打たなければ、日本再生はありえない。