Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

雑読

2008-11-03 20:46:22 | 異形の滓
異形の滓 NO.16

この三連休は、なんだかんだと出歩いており、今日の午後からフリー。
岩波現代文庫、中公新書、講談社選書メチエの3冊読了。
書名は嗜好(思考)傾向がバレルため割愛。

様々な書籍を読んでいて、内容について批判、否定などをしますが、これは自己の位相を明確に認識している結果です。
その内容によっては、自己の位相に正または負の帰還が行われます。
これが雑読の醍醐味のひとつです。

厄介なのは、違和感なく読み込んでしまう内容です。
違和感のないのっぺりとした思考もどきです。
なぜ違和感なく自己に落とし込まれるのかの寡黙が必要です。
これが雑読の難儀のひとつです。

思考、思索、思想などは、十人十色、一億人一億色と考えているため、著者に共感、共鳴などだけの自己認識は自己疎外の典型です。

ソクラテスは1人しかいません。
サルトルもマルクスもハイデッカーもしかり。

先哲もどきは、数知れず。
ボーとする時間が必要です。


尾州鮨です、好みでマグロ赤身がメインとなってしまいます。

さてと、4冊目に取りかかりますか。