８日、御所 ( 京都御苑 ) 往復で初夏だより

　きょうは全国的に黄砂注意報。京都も例外ではなく遠くの景色が霞んでいます。
散歩が御所往復で、最初に西陣聖天雨宝院を覗きましたが、写真は有りません。
手水場の裏手でドクダミが伸びていて蕾が見られましたが、さすがにまだ花は見られませんでした。
雨宝院だけでなく、ドクダミも咲き出して来たらあちこちの物を掲載出来ると思います。

　雨宝院を出て堀川一条へ歩き、戻り橋近くの木彫りを。

大人の猫と子猫が二匹。何かな？と言うと「喧嘩両成敗」の表題が出ていました。
こんな風に小さなうちは両成敗で済みますが、これが大きくなってくると両成敗が効かなくなって来るようです。
と言うのはあくまで個人の感想です。

　木彫りを見てから中立売通りへ回り、小川通りの角にある上京リサイクルステーションへ。
リモコンや計り、ガスコンロ、キーボード・マウス等々、乾電池を使う製品が多く、リサイクル品も時々出ます。

　リサイクルステーションから東へ歩いて、中立売御門から御所へ入ると、中立売駐車場は閉鎖中。
緊急事態宣言下での措置ですが、なんと！閉鎖中の駐車場入り口に「なにわ」ナンバーの車が止まっていて、運転席を覗くと誰も乗っていない。「なんぼなんでもこれは無いでしょう！」ですね。
とは言っても、110番するほどの事でも無いのでスルーして林の中へ。

　今はシロツメグサが花盛りですが、写真はムラサキサギゴケ。

少しだけですが、群生している場所ですので、回りの草丈が伸びても埋没しないで済んでいます。

　林を下がり、桃林を抜けて東へ歩き、白雲神社北側の林へ入ってマユミの花を。

色が無くて、花も径６㎜ほどと地味な花です。
秋に色づく実の方がはるかに目立つ植物です。

　マユミを見て、草むらを東へ歩いていると目に付いたニワゼキショウ。

青い花と小豆色が見られました。

　更に東へ歩いて大宮御所西側の草むらからレンゲ。

花はめっきりと減っていますが、多少ましな花を探して一枚です。

　レンゲから少し離れた所からニガナ。

御所ではニガナだけで、ハナニガナを見ませんが、丹念に探せば見つかるのでしょうね。

　ニガナを見た後はバッタヶ原へ。
この所、北から入って南へ抜けていましたが、きょうは南から入って北へ抜けました。

で、バッタヶ原の中間部で咲き残っていたツボスミレ。
「Wikpedia」では「坪菫であり、坪は庭の意である」となっています。
以前どこかで仕入れた話では、ツボは壺で、葉っぱの形が大工道具の墨壺に似ている所から来ていると聞いたことがあります。
こちらの方が正解の様な気もしますが、いまどき墨壺を持っている大工も少ないでしょうし、墨壺を見た事があると言う人は更に少ないでしょうね。

　バッタヶ原を北半分へ歩いて、カキドオシがまだ花を見せていました。

一時ほどの勢いは無く、草むらを歩いていても、思い出したようにポツリポツリと花を見せています。

　バッタヶ原ではフラサバソウやタチイヌノフグリも探しましたが、他の草の陰になってしまった様で、見つけられませんでした。
草藪も深くなっていて、歩き難い状態になってきました。

　その深い草藪の中で咲き残っていたカラスノエンドウ。

帰ってモニターで見ると、下の花にアブラムシが居て、茎には蟻が多く見られました。
撮っている時は何も見えていなかったのに・・・・・

　ここからは虫の写真になります。
と言う事で、桂の宮邸址南の草むらからヒメウラナミジャノメ。

蜜を吸っている花は、今が盛りのハルジオン。
蛾ではなく、蝶ですので念のため。

　御所からの写真は以上で、この後は今出川御門から御所を出て、相国寺を抜けて帰ってきました。
相国寺からの写真は無しで、帰り着いた我が家からアゲハ蝶の幼虫。

鉢植えのレモンに産み付けられた卵が孵っていました。
数えた分だけで３㎜ほどの幼虫７匹が葉の上にいました。
孵化したばかりの一令幼虫かな？と思います。
鉢植えのレモンでは成虫まで大きくなれないと思いますが・・・・・毎年卵を産み着けています。

　以上、８日の散歩は、御所往復の散歩で初夏だよりでした。

光復香港、時代革命

カメラ Panasonic LUMIX DMC-GX8
レンズ Olympus M,ZUIKO ED60mm F2.8 Macro

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