時々だが、このフログのために昔の画像を引き出す事がある。せっかく引き出したのだから閉じる前にフログで使おうと考えた。
というのもMacの写真というソフトに全ての静止画を入れている。これが曲者。何年も放置された写真ソフトだと、Macに読み込むのに相当の時間がかかり、その挙げ句に読込エラーになる。がっかりだ!!!。インテルプロセッサー搭載の古いMacが言うことを聞かないようだ。そんなわけで古い画像ファィルを閉じたら、またしばらくあけられないというわけだ。
一番良いのは、一切の写真ソフトを使わずに画像をすべてをそのまま保存すること。もちろん一覧は大変だけどもたつくことがないし安心感がある。
そう考えると、デジタルって保存が苦手なんだ。つまり私達の仕事を永遠に保存する事はできるが、その取扱いが面倒だ。
先日FBから古い記述を取り出そうとした。といっても過去2年以内のものである。3時間ぐらい待って元データが届いた。それでも過去のデータがキチンと残されていたのが奇跡だ。
ということはFBメッセンジャーには、世界中の恋人達の膨大なやりとりが記録されているわけだ。おおっ!、それは私の官能小説のネタになるではないか、とこちらは善望の眼差し。多分小樽の恋物語なんかたくさんあると思うよ。だから読みたい!、でも本人しか読む権限はないわけだ。
これがLINEだと半年程度しか保存されない。過去は全て抹消というわけだ。
平民のライフスタイルなど抹消されても世界は変わらないとごねる前に、データの性質そのものが一定の時間軸上で展開されるフローデータだ。
そんなわけでストックデータから引き出した横浜関帝廟。2007年2月の画像。機材は、キャノンから初めて登場したデシタル一眼レフEOS Kiss Digital。この600万画素の機材は満を持して開発されたぐらいだから、今見ても大変優れもの。赤い提灯の色が飽和状態であり昔の印刷が悪い時代の写真集を見るようだが、彩度の設定が高すぎるからだろう。しかし全体としてみれば綺麗な色だ。
私は横浜居住時代に、この小さなに廟に足繁く通い撮影の練習でもしていたのか。そして通い詰めて飽きてしまったという記憶がある。
しかしレンズのボケ方が綺麗だ。初めてのデジタル一眼レフ体験で最初におこなったことは、ツァィスの名鏡玉レンズ・プラナー80mm/F2.8・・・。そう!、ハッセルブラッド用レンズを付けることだった。これがツァイス20世紀の色だ。いまでは見られない色である。
横浜市
Canon EOS kiss Didital、ZEISS PLANAR80mm/F2.8