最近、海外や沖縄へ頻繁に行くので長距離の移動は飛行機ばかりだ。地上の長距離移動だと高速バス、だから鉄道なんていうのは地下鉄と阪急ぐらいしか乗らない。それが最近の私の生活感覚だ。
先日久しぶりに東海道新幹線で京都から名古屋まで1泊2日で往復する機会があった。
もう京都駅の新幹線ゲートへゆくと、トルコのバザールを歩いているような暗く狭隘な空間にびっしりと並ぶ店舗と人の多さの雑踏に、こちらは辟易していた。そこで気分は市場か駅かと混乱をしはじめる。そしてなにもかもがうざったくなり人間の顔までこちらは拒否感覚になる。
それにチケットが法外に高いのだ。京都-名古屋金山の自由席片道チケットが¥5,070。それは関空から那覇空港へゆく飛行機の運賃より高い。自販機の前でエッ!エーーっだよ。ポルトガルの特急列車が¥2,000代だったと記憶しているが・・・。
だって、名古屋へ行こうが東京へ行こうが気候区分が同じ温帯であり、沖縄のような亜熱帯にゆくわけではない。同一気候区分内の移動だろ!。だから国内はどこにでかけたって気候的満足度は同じだ。同じなら価値がないとおもわれる島国内の移動でなぜそんなに運賃が高いかなぁー。
それなら高速バスにしておけばよかった。だが待ち合わせ時間も迫っているので目下の選択肢はこれしかない。それに来る列車はどれも混んでいて、オイオイオイ!、高い運賃で立ち!!。ようやく空いているこだま号で往復できた。
名古屋の大学へ毎日教えにいってた頃は、新幹線通勤定期券が1ヶ月10万程度だから、土日も大学へ出かけ、1回あたりの運賃が¥1,833で乗っていた。私にはそんな感覚しかない。でっ通勤時の退屈な時間だから珈琲を飲みながら車窓撮影で時間をつぶした。このブログカテゴリー Shinkansen commutingを引くと、そんな画像を数多くアップしている。
今回も、少しばかり車窓撮影で時間をつぶした。気がつくと防音壁が増えた。だから車窓は壁、壁、壁の連続で風景のみえないところが増え、さながら地上を走る地下鉄だ。そんな隙間を縫って撮影した画像を少しだけInstagram風に加工してアップさせてみた。少し立体的に見える当たりがZEISSの空気かな。
東海道新幹線、京都駅-名古屋駅
SONY α6000、ZEISS Vario-TesserE 16-70mm/F4 T*
1)ISO1000,焦点距離70mm,露出補正0,f/4,1/4000
2)ISO640,焦点距離70mm,露出補正0,f/4,1/4000
3)ISO800,焦点距離70mm,露出補正0,f/4,1/4000
4)ISO1000,焦点距離70mm,露出補正0,f/4,1/4000