リジ☆カラ




 
ZはZでも、これは少し珍しい BMW Z4が入庫してきました。
さすがに飛び込みでこのような車両が入ってくるはずもなく、こちらは何時もお世話になっているS口先生のご紹介で来てくださいました。 
S口先生の同業者でもあり、車仲間でもあり、時計仲間?飲み仲間?でもあるA先生です。

最初はコンバーチブル車には必須でもある風の巻き込み防止の間仕切り板「ディフレクター」のワンオフ加工をご依頼くださったのが始まりでしたが、A先生も随分凝性なようでしてMシリーズの強化ウレタンブッシュに交換していたり、ARQRAYのsportsマフラーに交換していたりと、会話していても車好きが体中から「楽しい楽しい」オーラーが出ているような方です(笑)
それもそのはず 美祢サーキットで開催されていた耐久レースに御兄弟でエントリーされていたということですので、ドライブの楽しさや小さな挙動変化がもたらせる味わいなども理解してくださる方です。

「COXボディダンパーを装着したい」
フェアレディZで言う「パフォーマンスダンパー」の装着依頼を受けましたが、探しても探してもこの型式に合うボディダンパーを見つけることが出来ず、メーカーに聞いても「ワンオフ対応になりますから、現車を関東まで持ってきてほしい」と言われ諦めかけていたころ、そのメーカーにワンオフにてCOXボディダンパーを造ってもらったというshopさんから、「実はもっとイイものありますよ」と親切に教えて頂きました。

それが「リジカラ」です。
リジカラ=リジットカラー ホンダ系TuningPartsMaker「SPOON」が製造を行っています。
これは車体「メインフレーム」とエンジンが搭載している「メンバー」を直結しているボルトに挟み込むように取り付けします。
Z32,33では定番だったリアメンバーカラーに似ている商品で、フレームとメンバーの動きを同化させると言うパーツになります。
残念ながら日産系のリジカラはありませんが、今後ラインナップが増えてくるとZ用も出てくる可能性は十分に考えることが出来ますよね。 

装着後 某所まで試走に行ってきましたが、路面のつぎはぎやマンホールでのギャップを乗り越えるときに剛性の高さを感じることが出来、パタパタを小刻みに動き回るようなオープンカー特有の妙な振動も低減して、楽しい試走が出来ました。
今後はSACHSかOHLINSのsuspensionKITも導入したいと言う事ですので、益々楽しめそうなZ4です。


納車翌日 「いや~ 凄く良くなった ありがとう」
A先生が試運転を兼ねて美味しい卵を持ってきてくださいました。

こちらこそ ありがとうございました
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