眠っていた感情を呼び覚ますかのような、素敵な一歩。


山陽地方よりZ34に乗るオーナーさんが、ご予約いただいていたSACLAMサイレンサーを取り付けるために来店してくれました。
マフラーを交換してパワーがいくらでも上がると思われていた時代は昔話で、今の時代 マフラーを交換する最も大切な魅力は音色。 その音色をコントロールする能力に長けているエキゾーストチューナーといえばSACLAM。 どんな時だって真剣に”音”と対話し、自分が描く理想的なサウンドをどこまでも追求していく姿勢は、間違いなくワールドランカ―として世界に誇れる技術である事は誰もが気がついているはずです。
平成22年より新たに規制された新音量規制が出来たことにより、その音色のコントロールにずいぶんと悩んだ苦労話を僕は知っています。 エキゾーストサウンドは外気温度や湿度の変化にシビアに反応を繰り返し、安定した数値と音色のバランスに試行錯誤を繰り返し、ようやく納得の行く形になったんだと僕は聞いています。

この作業はゴールデンウイーク中盤に行いました。実は久しぶりに自身で工具を持ち、SACLAMを持ち上げ、ネジを締めました。
エンジンを始動した瞬間の、眠っていた何かを呼び覚ますような音色の心地よさに、オーナーさんのみならず、僕もまた一段とSACLAMやZへ対する愛情が深まっていくように感じました。


SACLAM サイレンサーキット 加速騒音規制対応モデル


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