響 × CARBON LSD ver DAYTONA





福岡カスタムカーショーではCOSWORTH × SACLAM=「響」の名で展示したZ33のオーナーK氏が2月より検討していた駆動系の見直しで入庫してくれました。

「響」はsportsATですが、とてもトルコン式とは思えないピックアップ良い仕様にしています。  但しピックアップが良いと言ってもsportsATではアクセルを開ける使用域が6速車両に比べると非常に狭いので、ピックアップが良いだけではギクシャク感だけが増え唯の乗りにくい車になってしまいます。
それはアクセル全域を使用して運転する6速マニュアル車とは異なり、sportsAT車両は僅かな右足首の動きで車体を操るためです。
その為にもトラクションの確保は重要だし、逆にトラクションさえかけることが出来るなら今のエンジンの仕様はもっと生きるだろうなと僕とK氏で話し合っていました。

今まではアクセルオンでμが異なる後ろ左右輪が好き勝手に動き暴れていましたが、CARBON LSD ver DAYTONAを入れ走らせてみるとLSD装着車特有の「押し出し感」が強く働いてくれ、常に前へ前へ行ってくれようとする動きには安心感を抱きます。
それでいて低イニシャルのカーボンプレートですのでゴリゴリと嫌な作動音もまず出ることはありませんし、自然に乗ることが出来ながらトラクション確保することに成功した素晴らしい駆動系tuningです。

先日CARBON LSDを入れてくださったA氏がCARBON LSDを入れた後日談として面白い事を言っていました。
「Zに乗ってコーナーリングアプローチをしながらアクセルを踏んでいくと、なんだか僕の腰を厚手のグローブで叩かれたようにグングンと前に前に進んでいく感じがしたんだ。 
それは「もっと もっとアクセルを踏んでいってもいいんだぞ」とZが僕に言っているような そんな気がしたんだよ」

■ATS CARBON LSD ver DAYTONA仕様 ¥175,350
8枚プレート ハイレスポンス仕様 2WAY
AT,MT各専用設計です。
« エンジンオイ... GT-C ガラス... »