へットライトは、このように生まれ変わる 後編。


塗装担当者は2液性のポリカーポネイド液をガンに充填しています。
その昔、試験的に自動車ボディに用いるクリアーを樹脂レンズに吹き付けたことがありましたが、樹脂レンズの硬度とクリアー液の硬度がアンマッチするようで、クリアーがバリバリに割れたことがありました。
金属とプラスティックでは用いる溶剤は使い分けて当然のことです。


いくらヘットライト言えども、ホコリがレンズに付着してはいけませんので塗装ブースでペイントを行います。
2工程にて仕上げを行いますが、硬化剤の促進が早いのでインターバルは約10分程度です。


2度目のコーティング完了です。 すでに光沢の度合いが画像からでもわかるかと思います。
ボディとは異なり遠赤で焼くようなことはなく(焼きすぎるから劣化が始まる)自然乾燥で十分です。


約1晩 自然乾燥を行った後に最終研磨はウールバフ(ボディコーティングで鏡面加工を行う生地)を用いて最終工程を行い透明度を増します。


そして車体へ取り付けを行い完成です。


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