ベター>ベスト である理由。



デイトナではDAYTONA SPORTS ECM等を装着したハイパフォーマンス車輌へは、必ず上質のエンジンオイルをオススメしています。
Z34を例に上げると、ただでさえ油温が上昇しやすく また、エンジンのメカニカルノイズが発生しやすいVQエンジンの特性改善。
シリンダーを滑らかに潤滑してあげるという作業がどれほど大切なのかは、エンジン開発者やオイル開発者は日々“それ”との対決なのでしょうが、
一般的にフリクションロス率はエンジン出力の10%とも20%とも言われています。 簡単に見積もりしてZ34では50馬力近くの出力が抵抗により失われていることになります。
そのロスを少しでも低減させてあげるにはINFINITYのIPL(インフィニティ パフォーマンス ライン)を見てもわかるようにエンジン内部のコーティング(ピストンコーティング、専用ECM,高効率マフラーを装着することによりパワーアップに成功しています)が最も効果的ですが、現実問題としてエンジンオーバーホールでも行わない限り 今からコーティングがを行うことは不可能。
じゃあ何が出来るのかといえば、それは機械工作のバリを取り除き今後滑らかな作動が出来るように新車時の慣らし運転の徹底であったりもします。
だけど、ある程度走行した車を今からナラシを徹底しても仕方がありませんので、次に出来ることを考えると潤滑油でのフリクション低減です。

国内外 様々な潤滑油メーカーが存在する今日で、正直 我々ショップ側としてもすべての商品を把握することは不可能ですが、それでも少しでも良いオイルを使いたいと思う気持ちは一般ユーザー以上に強く、僕はシビアに選定しているつもりです。
ですので僕たちは1メーカーに囚われる事無く、様々なメーカーのフラッグシップオイルを日々テストし、常にその時々のベターなオイルを提供しています。
だからこそ判る話ではあるのですが、同銘柄のオイルでもベースオイルの採掘時期で成分バランスの変化は当然起こりえますし、メーカーはライバルメーカーに後れを取らぬようベターからべストに向け日々改善に取り組んでいます。
私たちは常に良いオイルを探し求め、ユーザーへ提供を続けています。


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DAYTONA TV 2013年 2月号 公開です。
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