HKS GT800 完成


実走行セッティングでは主にアイドリング領域~低負荷~パーシャル領域でのフィーリングと空燃比の確認を行い、高負荷領域の確認はダイナパックを用いて実施しました。
ブーストコントローラーOFFモードでのブースト90kPaでの確認から始まり、EVCにて120kPa その後140kPaまでのセッティングデーターを構築し、同時に動力測定も行なっています。
結論から先に言うなら、当初の目標通り140kPa時に747.5馬力 97.75kg/mをマークしました(tcf1.15)
この結果自体は、計算通りですので特に驚くようなことではありませんが、それでも750馬力もの加速というのは想像を絶するほど凄まじいものがあり、アクセルを踏み込むと身体中の血液の流れが一気に変わっていく様子に驚き以外の表現の仕様がありません。

また、ターボ車の最大の利点はブースト圧をアジャストするだけで、NAでは考えられない追加パワーを簡単に手に入れることができる点です。
事実、このGT-Rでは20kPaの上昇でエンジン出力は約30馬力も向上。 つまりブーストOFF時と比較して75馬力もの出力を一瞬で叩き出す機能の素晴らしさにも驚くばかりです。


さて、初めてのR35GT-Rチューニング記事の連載はいかがでしたでしょうか?
一旦、本車両はオーナー氏へ引き渡した後に、今月23日開催のハイパーミーティングへ展示いたします。 その後、ボディメイクや、純正ビルシュタイン・ダンプトロニックを活かしたままのローダウン化など。。。 更にモディファイは進んでいきます。楽しみにお待ちください

また、今後もR35チューニングに関するご要望、ご依頼がありましたら、喜んでお引き受けしたいと考えています。 勿論リミッター解除のみのチューニングも喜んでお引き受けいたしますので、是非ともお問いわせをお待ちいたしております。



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