Bremboブレーキ オーバーホール。


車検の迎え方は人それぞれ。 それは、毎日通勤で距離を移動する方もいれば、逆に週に1度、2週に1度、月に1度程度しか車に乗らないケースも有り、同じ2年を過ごしても必要と寝るメンテナンスは大きく異なります。
今回のケースでは後者 月に1度エンジンを始動させドライブに出かける程度ゆえ停車状態はとても長く、今回の車検ではブレーキの固着を予防する意味も含めてブレーキキャリパーのオーバーホールを行いました。


整備の基本は洗浄です。 車体より取り外したブレーキキャリパーを高圧洗浄機を用いてスチーム洗浄を行います。
実は、この段階では頑固な汚れはほぼ取れません。 ブレーキダストやオイルを洗い流す程度の洗浄を行います。


キャリパーよりピストン、オイルシールを取り外します。


キャリパーボディのみとなったら再び洗浄。 こんどはエンジンクリーニング用の洗剤を用いてブラッシングを行います。
これがおどろくほど綺麗になります。


左が洗浄済み  右は洗浄前
洗浄だけでもこれだけの差がでます。


先ほど取り外したピストンは洗浄液ではなくシンナーで洗浄を行います。
また、同時に傷や錆が発生していないかをチェック。 程度によりまちまちですが2000番程度のペーパーで仕上げていきます。
そして全ての洗浄が終えたら、今度は逆の手順で組み立てです。


また、あわせてブレーキマスターシリンダーのオーバーホールも行いました。
やはり洗浄→組み立てが基本ですが、ブレーキキャリパーとは異なり熱や錆、ダスト被害が少ないから、比較的ラクに組み立てを行うことが可能です。


DAYTONA Facebookページでは、BLOG一期一へぇで紹介しきれない画像や情報を沢山公開しています。
Blogと並行して閲覧することで楽しさ倍増間違いなしです。



« nissan VRエン... 吸気の流れと... »