Z32祭り

10月に入ってからはZ32の修理 オンパレードでした。
月の半分はほぼZ32の修理に時間を要しました・・・

Y元さんのZ32の場合

毎年毎年 夏になると小さな水漏れで入庫していましたが、さすがに騙し騙しは止めにして今年はバッチリ手直ししましょうと、水ホース&水パイプの全交換です。
エンジンを下ろしたほうが作業が早くて確実に出来ますので脱着します。


水パイプの一部
見事なまでに朽ち果てています・・・
これでは安心して乗れませんよね。


Y元さんの要望でエンジンルームの洗浄です。
高温スチームで汚れを浮かしたら、僕がエンジンルームに入りたわしで磨きます。
驚くくらいは綺麗になりました。


パイプもホースも綺麗になり、ついでにタイミングベルトやオイルにじみが多発するタペットカバーガスケットも交換してエンジンを搭載します。
そうそう エンジンマウントも新品
振動が少なくなりますのでエンジン脱着時には同時交換お勧めです。

エンジン調整と仕上げをしてY元さんの宝物を納車です!!
あと10年頑張って乗ってください!!

K丸君のZ32の場合

Y元Z32の作業が終わると次はこちら
オーバーヒートでエンジンが駄目になりましたので、エンジン乗せ換えの作業です。
また、エンジン脱着です
画像は「やまもと」が片手でエンジンを持ち上げていると言うシーンです(笑)


サヨナラ 旧エンジン
旧エンジンはラジエターに水を入れると2m位は水を噴き上げるなかなかユニークな仕様でした。 (完全にオーバーヒートで故障している)
ウォーターポンプからの水漏れに気がつかず、その状態でしばらく乗っていたそうです。
当然ながらエンジンは相当なダメージを負いました。


コンニチワ 新エンジン
旧エンジンは修理して使うと言っても、ガンガンにオーバーヒートした部品は熱を帯びすぎて変形している為信頼性に欠けます。 そこで新しいエンジンへチェンジです。
気が付くと日産純正リビルトエンジンは製造中止になっていました。
仕方が無いので日本一安心と言われているリンクスジャパン製のリビルトエンジンを手配
補記類を旧エンジンより移植して乗せ換えます。


作業しているとオーナーK丸君 参上!
エンジン下りているところなんて見る機会無いでしょうから、一生懸命携帯で写真撮影しています。

ツインクラッチの繋がりも変でしたので調整点検後無事納車しました。
キチンと慣らし運転してくださいね!

平行して。。。

女性オーナーI田さんZ32
サイドスカート取り付け キセノンライトに交換


エアコン修理のK林Z32
クラッチホースからのオイル漏れもありましたので同時交換です。


等など
色んなパターンで修理作業が入り先週まではバタバタしてしまいましたが、改めてZ32の根強い人気を感じました。
どのZ32も大切に大切にオーナーにかわいがられている車ばかりです。
オーナーの熱と言うか本気度が伝わってくる仕事ばかりをやらせてもらえました。

デイトナが責任もって的確な修理、点検をしたZ32に乗って、これからの秋の行楽ドライブを安心して楽しんでください!
皆さん ありがとうございました!! 

« デュアルフロ... DAYTONA Racin... »