悩ましい時代。


一昔前なら新車を発注する”枠”などという言葉は、フェラーリやポルシェ等の輸入高級スポーツカーの販売現場でしか聞いたことがなかったような気がします。
それらモデルは生産台数が極端に少なく反面それを求めるユーザーが多いため、営業マンは決まっていいます「納期も要するため、ひとまずは枠の確保を行いましょう! 車体価格の20%振り込んでください。」
輸入車を多く乗り継いできた方々には当たり前のように聞こえる対話でも、こと国産自動車オーナーからしたら「じゃあ気が変わったらキャンセルできるのでしょうか?」的な不安要素は大いなものです。
長納期化するほど先が見えない訳ですから自分に絶対はないと気が付き、そこで躊躇してしまう。 それならばと新車価格よりも割高な試乗の車も検討し始める。
少なくとも、それならば今すぐ乗ることができるわけですから。。。。

そういう僕だって、一般の人と同じようにしか車を買うことは出来ませんから、今欲しいと思っても即納できる車なんてほぼ皆無ですから、非常にフラストレーションがたまります。
ライフスタイルの変化はカーライフへも直結しますから、僕はこの1ヶ月ほど車選びに悩んでいます。
候補A 新車 オーダー済み→納期未定 3年前後?
候補B A同型の新古車 しかし希望カラーではない上に、価格は新車の150万円増し
候補C A同型の中古車 希望カラーではあるものの1万キロ走行 価格は新車の100万円増し
候補D A及び同型を諦め他を探す

現在新車が来ないから市場の車にしようか?と思われてる方は、ほぼ似たような思考になっているものと思われます。
「この車じゃないと嫌だ!」かつ新車発注可能ならば、その間は我慢できたとしても、問題は新車発注ができない場合及び長納期化の場合
車選びは楽しくも、こうまでも何の車も納車されないとなると、最後の方にはヤケクソになってしまって、”好きな車に乗りたい”という目標が、気がつくと”手に入る車の中でマシな車”を探し出す事になってしまい、当初の目標から大きくハズレてしまいます。

何を優先するか? 僕の場合は”好きな車にスグにでも乗りたい” 
その為には、多少の”プレミア”をお支払いには致し方ないかなと。  僕はそう考えています。
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