少し厳しい デフ廻り。

ECUのテストや、日常移動等で、走行距離は既に1000kmを突破したDAYTONA RZ34。
前回の高速移動時より、若干異臭がしていたためリフトアップにて下廻りを点検しました。


やはり 異臭の原因は、何らかの液体が加熱したエキゾーストに付着し焼けた匂いということが直ぐに判明。
位置的にデフマウントブッシュかと(Z33,Z34同様に、今後はRZ34も本ブッシュは必ず破れます)思いました。


しかしながら、デフブッシュではなくデフオイルの吹き返しであることが判明しました。
これは加熱しすぎたデフオイルがブリーダーパイプとホースを経由し、リアサスペンションメンバー内部へ圧力を逃しています。
その吹き返したデフオイルが走行風に乗ってエキゾーストへ付着してしまったようです。
ワインディングやサーキットテストは行っておらず、市街地〜高速で”この”状況ですので、ストレスなく楽しく走り回るには何らかの対処が必要となります。


参考までに、僕が運転していたとき(実際に異臭がしたときの温度ではありません)
デフ温度は134℃をマークしていましたが、先にも書いたようにサーキット等での連続した負荷が生じたシーンではありません。
油膜形成が崩れる温度目安が150℃と言われていますので、若干余裕はあるものの油量の調整等も含めて手直しの必要があるようです。
現段階では純正油から粘土の高い100%化学合成油へ交換を行い様子を見ています。


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