Z34 Intercooled Super Charger System Part2.



■Stillen Intercooled Super Charger System.
このシステムには以下のパーツが含まれています。
・スーパーチャージャー
・インタークーラー
・インテークマニホールド
・オイルクーラー(チャージャー潤滑オイル用)
・インジェクター
・燃料ポンプ
・パイピング
・エアクリーナー
・各種ホース、ブラケット
・チューニングECUデーター

我々がチョイスしたのはInternationa Unlockdモデルで、日本のガソリン(オクタン価)に考慮したプーリーをチャージャーへセットし、その他にも取り付けに必要な物は一通り揃っています。
チャージャー本体の風量は500馬力以上  STILLENのPerformanceDirectorの話によると、今回のキットを上手くセッティングを行えば415~420馬力をマークする(後に何故この数値になるのかが判明しました)とのことで期待は高まります。 
僕が最も面白いと魅力を感じたのは、オリジナル インマニ内部に水冷式インタークーラーが配置されている点です。
空冷に比べ約4倍もの冷却効率を高めてくれるアイテムです。


■Stillen Street Oil Cooler 19row.
純正の状態でも油温が厳しいといわれるZ34のパワーアップを計画しているわけですから、当然オイルクーラーは必須です。
スーパーチャージャーの出荷に合わせ同社のオイルクーラーをチョイスしました。
セトラブ製19段オイルクーラーコアにBF GOODRIDGE製ホース、アタッチメントで構成されています。


やはり左ハンドルをベースに製作されているスーパーチャージャーキットですから、そのまま はい、取り付け完了とは行きません。
また、電子ハーネスの処理は完全手作業です。 電子スロットルの移動や、エアフロセンサーの移動もありますが、それらのハーネスキットはありませんから1本1本 配線を間引いて確実なハンダ処理も行う必要があります。

ですが、それら問題は全然カワイイもので、一番のネックはエンジンマネージメントです。
日本仕様のデーター等 彼らは保有しているはずもなく(海外データーとの互換性はありません)通常なら頭を痛めるところでしょうが、我々は彼らが使用している全米最大(世界最大)のECUリフラッシュツールのProディーラー権を14ヶ月前に既に取得しています。 つまりは日本仕様のチューニングデーターを作ることのハードルは僕にとっては高くないし、逆に全米No.1の過吸気チューニングと、全米No.1のエンジンマネージメントの組み合わせということは、世界中に広がっているプロチューナーとのスーパーチャージャーチューニングのデーターを僕たちは入手出来る立場にあります。
DAYTONA最大の強みは、実力のあるU.S企業とのパイプが既に構築されているというところです。 

また、今回使っているStillenのパーツに関しても、例えば自社以外の企業(個人)を経由しての並行輸入商材ではなく、僕たちの取り扱いはSTILLEN アジアマーケット ジャパン ディラーの"DAYTONA Racing”の正規輸入パーツであり、何か困ったときのサポートはStillenパフォーマンス ディレクターと直接やり取りできる関係にあるということも付け加えて説明しておきます。


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DAYTONA TV 2013年 2月号 公開です。
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