夏が過ぎても冷却はマストです。


1年前にDAYTONAにてエンジンオーバーホール、全塗装を行ったZ32が仕様変更や微調整のため入庫しました。
外観はスポイラーの交換や増設などの小変更ですが、完全に生き返ったVG30DETTをもっと楽しむためのブーストアップのご依頼が今回のメーンテーマです。


制御はおなじみアダプトロニックECUで行いますが、同時に冷却系の見直しも行っています。
過給され高温となる吸気温度を冷却するためにはインタークーラーは必須です。
昔は前置きもブームであった時期もありますが、やはり純正マウントを基本としコアの大型化を行うチューニングがZ32には最適と思います。軽量アルミニウム製インタークーラーはZ1モータースポーツ製を選択しています。


パワーが上がると水温、油温も比例して上昇します。
エンジンオーバーホール時に大型ラジエターを既に投入していますので、今回はオイルクーラーの交換を行います。 
ツインターボ車は純正で圧力リリース式のオイルクーラーが付いていますが、EU仕様等と比較すると小型ですし対応できているとは思えません。
油圧ラインは純正を生かしたまま、セトラブ製19段オイルクーラーコアを配置し200%近い容量を確保しています。

本日ご紹介したアイテムは、全てDAYTONAオンラインサイトでも販売を行っています。
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