今だからこそ、必須ブッシュ。


サト坊のZ33ロードスターは渡米前から、約1ヶ月間の預りで車検を行いました。
特別大きな問題があった訳ではないのですが、こう見えて?普段はオイル交換のメンテナンスのみ定期的に実施していますが、それ以外のメンテナンスは皆無。
2年に1度 大きなリフレッシュをすることがオーナーにとっての楽しみになりつつあるし、また、そのサイクルで回していけるほどの健康的な状態を維持するためには、それなりの努力も必要になってきます。
コストや作業性、そして万人受けを目指して造られるノーマルに対し、コストに左右されることのないオーナーを対象にしたハイパフォーマンスパーツを純正の理論は大切にアップデートを行う事を目標とした、DAYTONA屈指のモディファイが“スーパーノーマル理論”です。
今回はブッシュ周りを中心にクルマの若返り化をプランニングしています。


DAYTONAリフレッシュメニュー STEP1.5
走行距離に関係なく、春、夏、秋、冬を9回も経験したサスペンションブッシュは、その役目を終え新しいブッシュへとバトンをつなぎました。
ブッシングは高性能ポリウレタンで形成され、サスペンション可動部には中芯のみフリーで動くように造られていますので(純正形状はブッシュ、中芯一体)フリクションロスはほぼゼロです。
ですので経年変化に対するゼロ点の変動はありませんし、常にストレスフリーで稼働できるブッシュは、耐久性はもとより本来のサスペンションアームの動きを忠実に表してくれますので、マイルドかつ解りやすい動きを確実にドライバーが感じ取る事ができます。
また、このタイミングに合わせてDFV OHLINSダンパーのオーバーホール、仕様変更を実施しています。 通常のDAYTONA仕様からガス圧を低減させ更に乗り味を追求した、現行仕様のE.R.Sバージョンへコンバーションしています。


DAYTONAリフレッシュプラン STEP2
US nismo ヒートシンク・アルミニウムケース
左下に写っているエキゾーストパイプに黒いシミが見えますが、これこそがデフマウントブッシュが破れていたと物語っています。
ビスカスオイル注入式の純正ブッシュは劣化とともにゴムが破れグリスが漏れだしてしまいます。 勿論、本来のマウントとしての機能は低下しています。
反面、僕達が提供しているWHITELINE(ホワイトライン)デフマウントブッシュはポリウレタン製ですから、劣化によるダメージの心配はありませんし、スポーツ性能を高めるために僅かに強化された硬度が、アクセルを踏むと瞬時に路面を捉えてくれる絶妙な味加減に感動を覚えてしまいます。
また、デフオイル容量が少ないと懸念されているZ33/Z34です。 油温安定のため、放熱性の高いヒートシンクケースへ変更し、これからの2年を走り始めました。


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