アフガン問題が中東等の騒ぎで、殆ど報道されなくなったように思えます。やはり大変なことになっているようです。
何と、殆どの人達が満足な食事も摂れなくなっているようです。
宮崎さんが報告してくれて今す。やはり、ニセ大統領(バイデン)の撤退失敗は罪深いものがありますね。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)12月15日(水曜日) 弐 通巻第7162号
その後のアフガニスタン、98%の国民が満足な食事を摂れず
通貨下落、学校崩壊。教職員22万人は半年「給料を貰えていない」
四半世紀は前だった。カイバル峠はパキスタンとアフガニスタンの国境である。
ここで風景をカメラにおさめていたとき、子供らが駆け寄ってきて「マネーチェンジ?」という。なんとアフガニスタン通貨 (アフガニ)をパキスタンの通貨(パキスタンルピー)と交換してくれというのだ。
インドルピーもパキスタンルピーも、国際通貨としては認められておらず、また当時、中国人民元など流通さえしておらず、米 ドルの威力は圧倒的だった。
タリバンの軍事的勝利、カブール陥落前まで1ドルは77アフガニ、直後に99に下落した。直近では1ドルが112アフガ ニ。13日は一気に1ドル=125アフガニへと暴落した。
とくに食料品、ガソリンの価格高騰は凄まじく、そのうえドルが払底し、ATMは機能しないところが多い。
WFP(世界食糧プログラム)は、「およそ98%のアフガニスタン国民は満足な食事が出来ていない」とし、UNICEFは 「400万児童が学校に通えず、また22万人の教職員が過去半年、給料未払い状態となっている」とした。
米国は制裁の一部解除を検討しており、すくなくとも米国在住のアフガニスタン人が、アフガニスタンの銀行へ送金できるよう にする方針という。
国内治安は回復せず、とくにタリバンに敵対するIS─Kの爆弾テロが続く。このIS─Kには旧政府軍兵士が多数加盟して、 タリバンを「共通の敵」としているという。
ウクライナ・中東・アフガンと混沌としている中でChinaの五輪ボイコットさえ腰の引けた日本を筆頭とした世界の対応は益々Chinaを増長させることになるのじゃないかと心配になります。
この時期にニセ大統領(バイデン)と日本の優柔不断総理とは最低の組み合わせかも。
やはりトランプさんの復帰と高市さんの総理のコンビの実現が待たれます。
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