子供の頃は、剣豪の物語をワクワクしながら読んだものです。その中でも有名な塚原卜伝をねずさんが書いてくれています。
それにしても、日本の武道家の凄みは世界とは比べ物にないものがあるようです。
その世界との差はやはり心を鍛えるという日本の深さにあるのは間違い無さそうです。それこそが日本の強さのようです。
それを忘れたと言うか忘れさせられたのが戦後の日本の武道じゃないでしょうか。
何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。
ねずさんの学ぼう日本より 2022/11/01
塚原卜伝
・・・略
プロの格闘家に素人が挑んだら、誰もが勝ち目がないと思っています。
けれど、それが試合ではなく、本気の命のやりとりなら、プロの格闘家が簡単に素人にやられてしまうこともあるのです。
早い話、素人の側が拳銃を持っていたら、いかに体を鍛えた格闘家でも勝ち目はないし、何も手にしていなかったとしても、たまたま偶然、プロの格闘家の頭に何かが当たって、プロの側が倒れるかもしれない。
人間誰しも、歩行をしますが、どんな素晴らしい歩行のプロだって、何かにつまづいて転ぶことだってあるのです。
「本気」というのは、そういうものです。
本気の相手には、たとえ女(おんな)子どもでも、格闘家も剣豪も勝てないことがあるのです。
日本武道は、そういうことを前提としています。
それはつまり、自分が戦いで死ぬということです。
誰だって自分が可愛い。死にたくない。
けれど命がけでやらなければならないこともある。
いざというときに、それだけの肚ができるかどうか。
そのために、鍛錬が鍛錬でなく、自然の動きになるまでそれを繰り返す。
日本武道は奥が深いです。
やはり、日本の武道は奥が深い。これこそ日本人が取り戻すべき心でしょう。
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