これも宮崎さんが取り上げてくれている興味深い話題です。何と、駐台湾日本代表の名刺の肩書きが「大使」となったのだそうです。
もしかしたら日本政府がChinaとの対決を決断したのでしょうか。そうであるなら面白いのですが、果たしてそんな根性があるのでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)4月21日(水曜日) 通巻第6873号
駐台湾日本代表の泉裕泰氏の名刺肩書きは「大使」となった
駐米台湾代表の粛美琴女史もトランプ時代から「大使」だが。。。
台湾と日本とは国交がないため、大使館にあたるのは日台交流協会という「財団法人」である。その台湾事務所代表が、これま での肩書きだった。ちなみに駐日台湾大使も肩書きは「駐日台北経済文化代表処」で、事実上の大使である謝長挺(京都大学留 学)は「代表」を名乗る。
トランプ前政権から、アメリカは台湾への姿勢をガラリと変えて、台湾関係法のほかに台湾旅行法、TAIPEI法、台湾防衛 法と矢継ぎ早や、閣僚級を訪台させ、国連大使も訪問を予定していた。
バイデン大統領は、その就任式に駐米台湾代表を招待したが、粛美琴の肩書きはこの前後から「大使」となっていた。
日本もアメリカの対中姿勢の変化を微妙に感じ取っていた。
泉裕泰「代表」の名刺肩書きは「大使「」となっていたのだ。(台湾『自由時報』、2021年4月20日、写真入り)
https://www.ltn.com.tw/
泉大使は63歳。東大卒、UCLBで修士号。外務省入省後は中国課長、北京大使館参事官、公使。上海領事を経て、バングラ デシュ大使としてダッカに赴任。台北へは2021年から赴任していた。
経歴から明らかなように外務省のチャイナスクールである。日本の外務省には、幾分の変化が、微妙な環境変化に即応して対応 しているだろうか?
外務省は日本政府以上に勝手にこんなことをやる度胸も矜持もないでしょうからやはり政府の指示なのでしょう。
さて、どんな意図があるのか。
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