団塊の世代のつぶやき

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零戦、6機目が新造作業中

2018年01月04日 | ゼロ戦・大和

  自虐史観に犯され劣化してしまった日本人の中にも、2017年12月19日、第6652回の「倉敷の男性が戦闘機『飛燕』落札」で、取り上げたような気骨のある方もおられることを喜びましたが、その一方、折角修復して日本の空で飛んだゼロ戦の維持費もままならない情け無い日本の現状にがっかりもさせられました。

  そんなゼロ戦の6機目の修復が行われているのだそうです。ところが、これも残念ながら、日本でのことではないようです。

  産経ニュースより    2017.12.20

 【い まも飛ぶ大戦機】零戦、6機目が新造作業中 2018年の初飛行を目指す

 戦国時代の甲冑や刀剣類は歴史遺産もしくは美術品だが、零戦は忌まわしい兵器である、と、解釈する日本人は決して少なくな いだろう。しかし、かつての刃を交えたアメリカでは、零戦は航空史に名を刻むべきマイルストーンであり、後世に伝承すべき技 術遺産と認識されている。したがって飛行可能な零戦は、すべて米国登録機であり、もっか5機が現存している。そして現在、 2018年中の初飛行を目指して、6機目となる零戦の組み立て作業が進んでいるのだ。

 米ワシントン州エバレットのレジェンド・フライヤー社は、マーシャル諸島タロア島で回収した零戦4機分の残骸から、部材の 形状・寸法を割り出すリバース・エンジニアリングを駆使して、零戦の新造作業と取り組んでいる。同社は以前、飛行可能な独 メッサーシュミットMe262ジェット戦闘機の新造作業を手掛けただけに、技術力は米大戦機業界で高く評価されており、この 零戦も高度な完成度・忠実度が期待できる。しかも型式は、わずか343機しか生産されなかった稀少な32型で、飛行可能機と しては初となる。ちなみに零戦32型は、本機以外に筑前町立大刀洗平和記念館(福岡県朝倉郡)の収蔵機が現存するのみだ。

 2001年に始まったこの零戦再生プロジェクトは、当初、エンジンも栄21型発動機を再生して搭載する予定であった。とこ ろが途中で所有者が替わり、当時の再生エンジンでは長時間稼働に耐えられないとの判断から、米国製P&W R-1830ツイン・ワスプへの換装が決定した経緯がある。そのため機首周りの構造、カウリング全面変更など、大幅な改修が必要となり、なんと17年間に も渡る長期プロジェクトとなってしまったのだ。しかし、筆者が今年9月末に取材した段階で、ようやく2018年中に初飛行を 実施する見込みが立ったという。

 なお飛行可能な零戦再生プロジェクトは、本機のみならず筆者が把握している情報だけでも、他に複数機が進行している。この ように零戦が、故国ではなくかつての“敵国”で再生され、現代の大空を翔けている事実を、日本人として素直に喜んでいいの か、それとも歴史認識の格差を憂えるべきなのか。(文・藤森篤)

 【プロフィル】藤森篤(ふじもり・あつし)

 日本大学理工学部航空宇宙工学専修コースで、零戦設計主務者・堀越二郎博士らに学ぶ。30余年間、飛行可能な第二次大戦機 の取材・撮影をライフワークとする。著書は「零戦五二型・レストアの真実と全記録」「現存レシプロ戦闘機10傑」(エイ出版 社)など。


  こうやって、修復されていることは嬉しいですが、やはり、日本の冷淡さにはがっかりさせられます。
  これも、結局は、自虐史観のなせる業であることは間違い無いでしょう。先人の素晴らしい技術を日本人の手で残すことは絶対に必要です。
  本来なら、国が率先してやるべきことでしょうが、今の劣化した腰の引けた政治家達では無理でしょうね。
  こういう話題が出れば、日本中が一丸となって立ち上がるようにならなければならないですね。そんな日が来るのでしょうか。
  それには、やはり、日本人が目覚めることが必要です。憲法改正と同じです。独立が成れば、こんなことも直ぐにできるのじゃないでしょうか。その時には大和の復活も期待したいものです。

日本人は目覚めるでしょうか!


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