第708話の「ビル・トッテンさん」や第4444回の「99%のわれわれ」などで何度もビル・トッテンさんの消費税廃止と累進課税を取り上げてきましたが、日本は相変わらず逆の方向に進もうとしています。
今度の安倍さんの解散も消費税を延期するだけで根本的な方向は変えるつもりはなさそうです。これだけ、長い間消費税導入以来苦しんできたことを反省せずに同じ間違いを繰り返すのでしょうか。
それは、財界や官僚の抵抗を抑えるのは難しいので、大人しい庶民から取ると言う政治家の安易なやり方であることは間違いないでしょう。つまりは、本気で日本を良くしようと言う考えが無いとも言えるでしょう。
そうした、消費税廃止と累進税を取り上げたブログがありました。
アメンのニュースより 2014年11月13日
消費税は廃止しかない。暗黒の25年作った元凶
消費税は廃止するしかない
安倍首相は消費増税を1年または数年、先送りにする方針だと言われています
今やって駄目な物を1年先送りにすれば良い、というのもデタラメな話で、増税が正しいならやるしかないし、正しくないなら消費税を廃止するしかない。
1年後に増税しても、1年後にまた不況になるだけです。
この25年近く、消費税が導入されてから日本はずっと不況でした。そして税収は増税したにもかかわらず、減り続けています。
今では毎年約100兆円ずつ日本の借金が増え続けていると言われています。消費増税すれば消費が減り、税収が減るという単純な説明ができます。
消費税による税収は増えるのですが、それよりも遥かに大きな税収を、経済成長率の低下によって失っています。
「一般会計」とは別に「特別会計」という言葉を聞いた事があると思いますが、これは道路、年金など目的別に集めた税を目的別に使う事を指しています。
たとえば車にガソリンを入れると揮発油税とか税金を取られますが、道路の建設費などに使われています。
財務省では「特別会計」を税収に含めず計算するのですが、消費が減れば「特別会計」の税収も減るので、消費増税すると必ず税収が減るのです。
ぶっちゃけた話、現在の日本の借金1000兆円の多くは、消費税による税収減が作り出したもので、無駄遣いしたからではありません。
消費税の何がダメか
消費税が導入された時に散々議論された事ですが、消費税とは消費をすると罰を与える制度で、必ず消費は減ります。
もう一つ、消費税は収入が多い人ほど税率が低く、収入が少ない人ほど税率が高い税制です。
年収1000万の人は年収200万の人より生活に使う割合は少ないですから。
さらに最悪なのは、消費税は資産や貯蓄には1円も課税されません。
すると資産を持っている人は無税で、働いている労働者だけが税金を払う事になります。
この消費税の作用によって、金持ちはより金持ちになり、貧しい人はより貧しくなっていきます。
この25年の日本は正にこうなっていますが、これが消費税の効果です。世界的にも消費税を導入した国は、一カ国の例外も無く貧富が拡大しました。
でもまあ「貧乏人は能力が劣っているから貧乏なので、それでいいのだ。」という考えのお金持ちも多いと思います。
しかしこの貧富の拡大は、最終的に国全体を貧しくし、お金持ちも貧しくします。
なぜならどんな国でも商品やサービスの最大の消費者は「普通の労働者」だからです。
普通の労働者が貧しい国は、誰も消費をできなくなり、最終的に全員が貧しくなる。
まさに現在の日本の姿ですが、これからの日本は消費税によってもっと貧富が拡大し、もっと貧しくなります。
だから消費税はダメな税なのです。
昭和の累進課税のほうが遥かに優れていました。
トッテンさん以外で初めてこの説を書いてくれたのに出会いました。他にもきっとあるのでしょうが、毎日のネット巡回で新しいところを探すのも億劫になってしまっているのもあります。
トッテンさんも最近は更新が少なくなっているので、数少ない情報が一段と少なくなってしまっているので目に止まらないのかもしれません。
しかしながら、この消費税廃止と累進課税は絶対に正しいと思います。第2413回の「輸出戻し税」なんて訳のわからない消費税の払い戻しまであります。
力を持った経済界や官僚からは総スカンを食うでしょうが、そうした中でも実際に1%の金持ちに属することが出来る人は殆どいないのじゃないでしょうか。そうであるなら、やはり、99%の弱者の目で、何が本当に大切かを考えて欲しいものです。
特に、日本にはパチンコや宗教団体など韓国がらみの税金を納めてないところが沢山あります。まだまだ、本当では取るべき税金がみすみす放置されているのですから、まずはそちらに手を付けるべきでしょう。
第 5186回の「野菜嫌いのイチロー選手」で何時もの井口さんのナス科は体に悪いと言う説を取り上げさせて頂 きましたが、今度、第2弾を書かれています。
その中で、興味深い説を唱えています。今では常識と思っている一日3食や野菜が健康に良いと言うのはどうやら商売の 為に作られた説だと言うのです。何となくありそうです。
と言うのも、第 5530回の「さようなら、世界」などで書いたように、医療の世界だって人類の為のようでその実は業界の利 益が目的ということもあり得るからです。
Kazumoto Iguchi's blogより 2014年 11月 12日
「ナス科は人に食 わすな!」2:偉大なアスリートはみな野菜嫌いだった!
みなさん、こんにちは。
今回は忘れないうちに、野菜のことをメモしておこう。
20世紀初頭アメリカのエジソンはジェネラルエレクトリック社が開発した「冷蔵 庫」を売り上げるために何をしたか?というと、なんと
1日3食を勧めた
のであった。つまり、いま我々が当たり前のように思っている食文化の「現代人は1 日3食」というのはエジソンの発明だったのである。 つまり、エジソンによる洗脳だった。それまでは、当時の先進国のアメリカでも1日2食+ おやつ程度のものだった。
同様に、私の個人的調査では、日本人が生野菜を沢山食べるようになったのは、要冷 蔵やらさまざま機能付きの冷蔵庫を 売りたいがためであったと考える。要するに、電機メーカーの陰謀であったというわけである。そのために、冷蔵庫の野 菜室にたくさんの生野菜を入れることを 宣伝し、その分、野菜を食べろ、生野菜を食べろと国民の吹聴したのである。とまあ、そういうことになる。
では、その結果は?
というと、「1億総国民関節痛」であ る。つまり、生野菜を日本人が一般的な食事として食べるようになったおかげで、大半の人が膝関節痛、腰痛に悩まされ るようになった、ということである。
じゃあ、お前はそんな証拠を持っているのか?
というと、以下のものである。探せばゴロゴロ転がっていた。(「関節炎患者の推 移」でグーグル検索すればいい)
こういったものを見て分かることは、
(あ)全体としての野菜消費量はあまり増えていないが、飲む生野菜としての野菜 ジュースの消費量は非常に増えている。
(い)大方の野菜は生野菜として食べている。
(う)戦後の昭和世代が一番野菜を食べてきた。
というようなことである。
いま関節痛やら関節の問題を抱えたご老人の大半が戦後の高度成長期の若かりし日々 に、三種の神器の1つとなった冷蔵庫の普及とともに最も生野菜を食 べたらしい、ということになる。そして、→関節痛となった。
とまあ、私の推論ではそういうストーリーが考えられる。幸いなことにというか、昨 今の若者はお金が携帯 電話にとられてしまうために食事に金をかけることができず、あまり野菜を食べない。だから、メタボになったと食の専 門家ならいうところだが、私はむしろ関 節炎の可能性が減ったのではないか。むしろ、これ幸いだったのではないかと見ている。…以下略
まさか、3食や生野菜の裏に冷蔵庫があったとは思いもしませんでした。イチロー選手の野菜嫌いを知ってから何かおか しなものを感じていましたが、やはり踊らされていたのかもしれませんね。
冷蔵庫は確かに人類の食生活を活気的に変えてくれましたが、やたら大きくなって家電の中では電気の消費が最も多いも のとなっています。つまりは、健康には貢献したが、環境面では膨大なエネルギー消費の悪者です。
こうなると、自虐史観だけでなく、あらゆる面で洗脳されている恐れもありそうです。便利さに慣れてしまったエネル ギー消費生活も一から見直す時代が来ているのかもしれません。
このところネットで地方議員の小坪さんが話題 になっています。私も、HPやYouTube を見させてもらいましたが、素晴らしい活動をされています。
この小坪さんをねずさんが絶賛しています。6年前から顔見知りで、考えがそっくりなのだそうです。小坪さんは第444 回の 「資金源を断つ」などで取り上げたねずさんが赤 旗強制購読問題・続々続報などで書いてくれた赤旗購読問題を最初に始めてくれた方でもあります。
地方議員には勿体ないような人です。今度の選挙で次世代の党から立候補してもらいたいものです。
ねずさんの ひとりごとよ り 11/14
韓 国問題は景気と雇用、福祉の問題
…略
ところが景気は一向によくならない。
消費税の増税効果ももちろんあるでしょうけれど、問題はそれだけではない。
産業そのものが空洞化していて、雇用が確保できないのが現実なのです。
雇用も少ない。景気も悪い。給料も上がらない。無職ならその給料さえもない。
主婦がパートに出れる機会を増やそうという議論もあるようですが、そもそも主婦がパートなどに出なくても、旦那の稼 ぎで一家の家計がちゃんとまわることが大事です。
旦那の給料が月20万だから、女房のパートでも月20万もらえるようにせよ。そうすれば月40万の収入になるではない か、というのが、その議論の根本にあるようですけれど、これは本末転倒です。
なぜなら、旦那の給料が月40万稼げるようにしていくことが先決だからです。
では、なぜそれができないのか。
答えはあきらかです。
産業が空洞化している。
モノつくり日本のはずが、気がつけば、日本はただの部品メーカーになっていて、完成品の製造と販売、つまり、いちばん儲 かる、いちばん利益のとれるところは、韓国に持って行かれているわけです。
もともとは「分け与えている」つもりだったのでしょうけれど、いまではすっかり、完成品は韓国で、日本はただ部品を 供給するだけに成り下がっています。
韓国で製造した方が、人件費が安いというのは、実は真っ赤な嘘で、その儲けが日本にもたらされない。
それどころか、最先端の部品供給まで、韓国にパクリで持って行かれている始末です。…中略
産業の空洞化という言葉は、これまで別な意味で使われてきましたが、日本の国内の雇用を守ること、日本の最先端技術 を守ること、日本人の生活を守ることにこそ、政治や経済の意義があります。
日本に落ちるべき利益を隣国に垂れ流し、若者たちの雇用まで奪っておいて、その若者たちに「ワシら、歳をとったから年金 の面倒みてくれ」は、あまりにもお粗末です。
そして支那や韓国と断交することは、結果としては、日本の経済力を取り戻すことになり、日本の経済が活性化すること は、すなわち、高齢者の福祉にも、大きな影響を持つのです。
日本がどんなに通貨を発行しても、肝心の働いて得るべき利益を隣国に奪われているという現状では、日本の景気など、 よくなるはずもありません。
他所の国の心配をする前に、わたしたち自身の雇用が守られ、わたしたち自身が食えるようになることが肝心なのです。あた りまえのことです。…以下略
ねずさんが、リンクしている話題です。かなり長いのでリンク元で読んでください。その考えには全面的に賛同します。
ただ、団塊の世代に対する評価がきついのが辛いところです。どうも団塊の世代は人気無いですね。
小坪しんやのHP~行橋市議会議員より 2014年11月7日
【日韓断交の足 音】日韓協力委員会・共同声明出せない異例の結果。【団塊の世代の皆様へ。若い議員からの手紙】
日韓協力委員会とは、韓の政財界の関係者でつくる委員会だ。
紙面より、日本側から民主党の枝野幹事長、韓国側から李承潤(イスンユン)元副首相が参加していたことがわ かる。
今回が50回の記念するべき街道であったが、採択されなかったのは初めて。
これは相当に異例のことだ。
私は一人の地方議員に過ぎないが、これは「国交断絶の第一歩」であると感じた。
パチンコ・スロットをスポンサーに持ち、中韓びいきの報道を繰り返してきたメディアにも激震が走ったのでは ないか。
これは断交の第一歩でもあると認識する。
今までと重みが違うのだ。
「重み」を詳述すると共に、背景に重点を置いて本件を解く。
結論から述べるが、私はこれを歓迎したい。
日本と韓国は共にいたところで、「日本の若者は幸せになれない」からだ。
これは景気・雇用分野の話であり、団塊の世代にとっては「福祉の話」だ。
ゆえに、私はこれを歓迎する。…以下略
韓国と中国から企業が日本に戻ってくることこそが日本の経済だけでなく将来にとっても絶対にひつようであることが良 く分かります。これが、分からない政・官・財のえらいさん達に反省してもらいたい。
外国人の国保問題も取り組んでくれています。
今度の衆議院選挙に立候補の依頼があったそうですが、こういう人には是非次世代の党や太陽の党から立候補して欲しい ですね。
それにしても、中国・韓国との国交断絶こそ日本再生のカギを握っていることが良く分かります。