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団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★皇統というのは、「身」の血統ではなくて、霊(ひ)の霊統

2021年10月19日 | 国体・皇室・シラス

 相変わらず皇室破壊を狙っている勢力が女系天皇促進や皇室攻撃を続けているようです。 
  と言うか、ここを破壊すれば日本は消滅するのですから敵の戦略としては最高でしょう。
  特亜3国が目の色を変えて攻めるのも当然でしょう。その危機を自覚できないところまで自虐史観で犯されて平和ボケにされてしまった結果であることは明らかです。

  その皇統の本当の意味をねずさんが詳しく教えてくれています。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より     2021/10/11

  万葉集巻 六から笠金村(かさのかなむら)の歌        
  
  ・・・略

 女性が天皇になることはありますが、なぜ男系であることが重視されてきたのかには理由があります。
それは、わが国では古代から「人の肉体(身(み))には霊(ひ)が宿る」とされてきたことによります。
別な言い方をすると「肉体には必ず魂が宿る」のです。
このことを前提として、子を産むことができるのは女性だけです。
つまり女性の「身(み)」が、赤ちゃんを産みます。
その赤ちゃんに「霊(ひ)」を授けるのが男性の役目です。

 すこしきわどい言い方になりますが、古代の考え方の節目ですのでご容赦ください。
男性は「たま」で「魂(たま)」をつくります。
その「魂(たま)」を女性の胎内に挿(さ)し入れることで、赤ちゃんは魂(たま)を授(さず)かります。
皇統は、わが国最高神の天照大御神から続く御神霊(ひ)の流れです。
それが天皇が国家最高権威とされる最大の要素です。

 ですから皇統というのは、「身」の血統ではなくて、霊(ひ)の霊統です。
そして霊(ひ)は男性が授けるものですから、男系であることが天照大御神からの霊統を保持することになります。
これは皇位を継ぐ人が女性であっても構いません。
なぜなら女性に生まれてきたとしても、男系の霊(ひ)が保持されているからです。
これが女性天皇が歴史上に存在する理由です。・・・以下略


  日本人が全てここまで理解する時代が来るのでしょうか。


★篠原常一郎氏がKK母を刑事告発

2021年10月16日 | 国体・皇室・シラス

 皇室攻撃に立ち向かってくれている篠原常一郎さんが、刑事告発をしてくれたようです。
  しかし、敵の勢力は警察も押さえているのじゃないでしょうか。と言うか、皇室の回りも敵の手に落ちているのじゃないでしょうか。  

  検察からの回答もあったようです。再提出せよとのことだそうです。


  この篠原さんの動きも結局は有耶無耶にされそうな気がします。

  この日本の国にとって最大の危機を防ぐことが出来るのでしょうか。兎に角、皇室を破壊されたら日本が終わるのは間違いないだけに何としても防がなくてはなりません。

  それにはやはり、「いい加減に目を覚まさんかい、日本人! 」しかないでしょう。


★日本建国という奇跡

2021年10月15日 | 国体・皇室・シラス

 日本という奇跡の国に生まれたことに感謝しかないですが、どうしてこんな奇跡が起きたのかをねずさんが教えてくれています。

  そこには、教育と文化の上に災害対策があるのだそうです。確かに納得が出来ます。
  ところが、現在の日本はこの全てが蔑ろにされている。ここまで日本人が劣化したのは、やはりGHQや戦後利得者達による自虐史観教育が一番の原因でしょう。
  教育というものはそれ程に恐ろしいものであることに日本人が目覚めるべきです。
  とは言え、それを出来ないような教育やマスメディアを仕掛けられたのですから目覚めるのは容易なことではない。
  とは言え、ネットという強力な武器を手にいれた今、日本人は少しずつ目覚めて来ているのも間違いないでしょう。
  それが、今回の総裁選挙の高市さんの躍進に繋がっていると言えるでしょう。ただ、残念ながらまだ目覚めが足りなかった。それでも、その兆しは見えているのじゃないでしょうか。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より     2021/10/08

  日本建国という 奇跡      
  
  ・・・略

 そして国をあらためて統一していこうということになったとき、中央の朝廷が、この学問を中心とした文化の担い手となってい くという選択が行われました。
それまで、地方豪族ごとにバラバラだった神代文字を、あらためて神代文字を元にした漢字を用いることで、ひとつひとつの文字 に、さまざまな意思を重ね合わせて、歌を詠む。
この技術は、高い教養に裏付けられなければ、実現できないことです。
そしてその高い教養を、中央の朝廷が中心となって担い、国司がその伝達者となることは、国司が地方の豪族や庶民教育の担い手 になるということでもあります。
つまり、国司は、単に国司というだけでなく、地域社会における師匠の役割をも持つようになるわけです。

 なかでも、とりわけ優秀な地方の国司の子女は、中央の朝廷に采女として採用になるということも行われました。
そのなかで、よく知られているのが、源氏物語を書いた紫式部です。
紫式部の父は、越後の国司で、これまたたいへんに優秀な人でした。

 わが国は、教育と文化、そしていざというときのための災害対策という三つの面から、国の統一を図りました。
そうすることでわが国は、征圧も虐殺も粛清もしないで、国を統一するということを、実現しました。これは世界史的にみたら、 奇跡です。



  先人が起こしてくれた奇跡をもう一度やらなければご先祖さまに申し訳ない。今こそ日本人が目覚めるときです。


★★やっと水戸黄門様の心が解った

2021年10月07日 | 国体・皇室・シラス

 水戸黄門のドラマが反日売国左翼・在日共によって貶められてとうとうテレビから消えてしまい、武田鉄矢さんで復活したようですが、テレビを見なくなったのでその後どうなったのかも知りません。
  その黄門様が「大日本史」の編纂をされたことの意味が完全には理解出来ていませんでした。
  その疑問をねずさんが見事に解いてくれました。黄門様の徳川じゃなく日本という意図にやっと気がつきました。何とも頭の悪いことです。

  黄門様がドラマとして日本人に愛された裏にはこの心があったのかもしれません。松下幸之助さんもその考えで応援されていたのかもしれません。
  そのナショナルがパナソニックと名を替えChinaにべったりとなり黄門様のドラマを止めたのもその心が理解できない経営者になったということじゃないでしょうか。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より     2021/09/29

  いみじくも大義 を明らかにし人心を正せば皇道なんぞ興起(こうき)せざるを憂えん。この心奮発して神明(しんめい)に 誓う。古人いう、斃(たお)れて後にやむと。    

  ・・・略

  水戸徳川家が、「大日本史」の編纂を通じてこのことを明らかにしていくことは、徳川の治政を固め、定着させ、さらに国を富ませ、諸国を靖んじる最大かつ最 良の道です。
「大日本史」が「儒学」に基づくという人がいます。残念ながら違います。
なるほど「大日本史」は、「儒学」の影響は受けていますが、上下関係の大切さや学問することの大切さを学ぶために儒学を借り ているだけで、そこにある根本思想は「神道」にあります。

 そしてそうした日本の歴史を明らかにしていくために、光圀が選んだ場所が水戸でした。
いまは茨城県になっています。
なぜ茨城なのか。
理由があります。
茨城県の日立が、当時は高天原のあった場所とされていたのです。

 このことは、後になって、超長期の気象状況の変化から、高天原の所在地は時代とともに北に行ったり南に下ったりと、様々に位 置を変えていることが明らかになるのですが、光圀が行きた時代には日立から水戸にかけての地域がかつての高天原であったとさ れたのです。・・・中略

 意訳すれば、
「大義を明らかにし、人心を正し、
 皇道を打ち立てなければ、
 我が国は滅んでしまう。
 ならば自分は、
 自分の心を奮い起こして
 八百万の神々に、
 我が身命を惜しまずと誓う。
 昔の人は『斃(たお)れて後(のち)やむ』と言った。
 自分も斃れるまで皇道を打ち立て、守り抜こう」
といった意味になります。

 どこまでも皇道を打ち立て護りぬく。
それが日本の、日本人の根源的な生き様なのであろうと思います。
水戸光圀の精神は、こうして水戸藩に息づき、そして幕末動乱期の精神的支柱となっていったのです。

 私たち日本人は、いまあらためて、ご皇室のありがたさへの感謝の心を呼び覚ますべきだと思います。
それは戦いのためとか、右傾化とか、そのようなものとはまったく異なります。
人々が私有物や私有民とされない国、そういう国を、私たちの祖先は、守り、育み、育て、私たち後生の人に遺してくださってい る。

 私たちは、そのたいせつな日本の姿を、やはり後生に遺す使命を担っていると思います。 



  やはり、日本人は正しい国家観と歴史観を取り戻すことが急がれます。それなくして、日本再生は有り得ないでしょう。


★仁徳天皇陵、10月に発掘調査へ

2021年10月06日 | 国体・皇室・シラス

 仁徳天皇良陵の世界遺産登録だけで気が済まないのか、今度は発掘調査だそうです。一見何の問題も無いようにも思えますが、やはり、日本の国体を破壊しようとする勢力の企てが隠れているのじゃないかと心配します。
  それでなくても、いまや皇室を破壊しようとする奴等の動きが盛んなことを考慮すべきでしょう。


  純粋に学術的な考えからとも言えそうですが、やはり、国民が正しい国家観と歴史観を身につけてから考えるべきじゃないでしょうか。

それからでも遅くない!

★天皇のご公務と藤原忠平

2021年10月04日 | 国体・皇室・シラス

 なんどしても日本の皇室を壊し、日本を消滅させようとする勢力が蠢いているようです。
  これも、正しい国家観と歴史観を持たせない教育を戦後70年以上続けられてきたことが最大の原因でしょう。
  それが、小倉百人一首の解釈でも仕込まれているようです。何としても、日本の根幹である皇室を破壊したい勢力が勢いを増しているようです。

  そんな警告をねずさんが発してくれています。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より     2021/09/27

  天皇のご公務と 藤原忠平  

  ・・・略

 さてこの歌で、醍醐天皇に「是非とも紅葉狩りを楽しませたい」と提案したのは、父親の宇多上皇です。
少し前まで、ご自身が天皇だった方ですから、天皇の忙しさは、まさに身をもって体感しているわけです。
だからこそ、せめて美しい小倉山の紅葉くらいは、天皇に見せてあげたいと思ったのでしょう。
その気持ちが痛いほど分かるからこそ藤原忠平は、天皇のスケジュールは自分がなんとかするから、
「小倉山の紅葉よ、それまで散らずに待っていておくれ」と詠んでいるわけです。

 この歌の素晴らしさは、紅葉を擬人化しているとか、そういうことではありません。
公務で忙しい毎日を送っている天皇への感謝が、歌の真意です。
だからこそ素晴らしい名歌として、千年の時を越え、いまも多くの人に親しまれているのです。



  それにしても素晴らしい紅葉です。こんな風景を残す余裕を何時までも持ちたいものです。
  それには、皇室を何としても守ることが必要です。


★日本書紀講義7  月神、蛭児、素戔嗚尊の誕生

2021年10月02日 | 国体・皇室・シラス

 古事記の蛭児の話は初めてねずさんに教えてもらった時には驚きました。正に、男女関係というか人間としての根幹とも言えるものじゃないでしょうか。
  ところが、何と、日本書紀では蛭児は最初の子ではないのだそうです。何だか混乱してしまいます。

  その辺りをねずさんは長い日本の歴史の中では誤差の内と書いてくれています。これも面白い考えですね。

  何時ものように全文をリンク元で読んでください。

  ねずさんの学ぼう日本より     2021/09/25

  日本書紀講義7  月神、蛭児、素戔嗚尊の誕生   

  ・・・略

  ▼万年の記憶
日本書紀は、まず天照大御神がお生まれになられたたあと、月神、蛭児(ひるこ)、スサノヲの順で生まれたと書いています。
これは古事記に馴染みのある方からすると、すこし違和感をおぼえるところかもしれません。
図示すると次のようになります。

『古事記』
 水蛭子(ひるこ)、国生み、神生み、天照大御神、月読神、須佐之男神
『日本書紀』
 国生み、神生み、天照大御神、月神、蛭児(ひるこ)、素戔嗚尊

 このように順番に誤差が出るのは、こうした数千年《もしくは万年》の単位の古い歴史の物語にはよくあることで、ひとことでい えば、とても古い時代のお話であることを象徴しているといえます。

 両者に共通しているのは「ヒルコを船で流した」という記述で、
『古事記』は「葦船(あしのふね)で流し去る」とし、
『日本書紀』は「天磐櫲樟船(あめいはのくすのきのふね)に載(の)せて、風に順(まかせ)て放棄(うちすて)ぬ」と書いて います。
葦船(あしぶね)はヨシズなどに使われるアシでできた船、
天磐櫲樟船は、クスノキでできた櫂(かい)《オールのこと》付きの丈夫な帆船を意味します。

 ちなみに我が国では三万八千年前に、伊豆から沖合57キロの海上に浮かぶ神津島まで船で往来していたことを示す石器が沼津や 長野で発見されていますが、波が荒くて潮流の強い外洋で、この距離を丸木舟で往復することはできません。
しかも帰りには大量の石を積載して航海するのです。
そしてこうした航海を実現するには、いまでも南洋の人々が用いているアウトリガー付きの帆船(映画『モアナと伝説の海』にも 登場していました)が用いられていたのであろうといわれています。・・・以下略


  それにしても、日本の歴史がこんなに長いことに改めて日本の素晴らしさを思わざるを得ません。
  これを教えない日本の教育は完全に狂っています。それを放置している政治の怠慢も許せるものではない。


★天照大御神の誕生

2021年09月20日 | 国体・皇室・シラス

 天照大御神が女性というのは本当に素晴らしいことじゃないでしょうか。それにシラス国ですから日本ほど女性差別と縁の無い国は無いと断言出来るでしょう。
  反日売国左翼・在日共やそいつ等にそそのかされた無知な国連などの戯れ言は無視するというか、この素晴らしい日本を積極的に公報する努力をするべきでしょう。

  ちょっと気になっているのが、天照大神は男であるという説があることです。これも、日本を壊したい奴等の陰謀でしょうか。

  そんな説を吹っ飛ばすような説をねずさんが書いてくれています。

  何時ものように全文をリンク元で読んでください。

  ねずさんの学ぼう日本より     2021/09/13

  日本書紀講義7  天照大御神の誕生

  ・・・略

  日本書紀は、元正天皇に提出された養老4年(西暦720年)の翌年以来、終戦の年である昭和20年(西暦1945年)まで、1200年以上にわたって我が 国の正史として扱われてきた書です。
「その国の民度は史書によって定まる」と言われますが、そうであるとすれば、日本書紀は我が国の民衆が高い民度を得るひとつ の原因となった書ということになります。
従って我々がいま日本書紀を学ぶことは、日本人としてのアイデンティティを学ぶことにつながります。
大切な書なのです。



  天照大御神は誰が何と言おうとも女神です。それが日本です。この素晴らしさを何としても護りましょう。


★眞子さまご結婚へ 国民感情踏まえ、異例の形式

2021年09月05日 | 国体・皇室・シラス

 何だか最悪の結果になりそうです。流石にこれはあってほしくないと思ってましたが、見事に裏切られたようです。 

  竹田恒泰さんがズバリ解説してくれているようです。これが本当なら良いのですが。
 

  それにしても、皇室も完全に特亜3国の手に落ちているようです。1日も早い特亜3国との国交断絶が必要です。
  皇室が落ちれば日本は終わりです。やはり、日本人が正しい国家観と歴史観を持たない限りこんな危機は何度も訪れるのでしょう。


★皇位継承問題と継体天皇

2021年09月05日 | 国体・皇室・シラス

 皇位継承問題は反日売国左翼・在日・マスメディアが特亜3国の指示で本当のことを隠して何としても皇室を消滅させようとしているのが何とも恐ろしい。
  これをやられたら日本が消滅することを良く知っているようです。と言うか、それこそが奴らの最高の作戦じゃないでしょうか。

   青山さんや宮崎さん達が頑張って日本人を目覚めさせようと頑張ってくれていますが、まだまだ道は遠そうです。
  と言うか、教育とマスメディアが皇室破壊の元凶なのですから何とも手強い。

 


  それにしても、ネットが無ければ今頃はもう日本は消滅していたのじゃないかと空恐ろしくなります。とは言え、まだまだ油断は禁物です。日本消滅は特亜3国の究極の目的でしょうから。


★暴走するジェンダーフリー

2021年09月03日 | 国体・皇室・シラス

 行き過ぎたリベラルで世界が壊されようとしていますが、ジェンダーフリーはその筆頭かもしれません。
  そんなジェンダーフリーに警鐘を鳴らしてくれている本が出たようです。宮崎さんが書評で取り上げてくれています。

  その中で、氏・姓・名字についてと皇位継承問題が詳しく書かれているようです。殆どの日本人がどちらも殆ど理解出来ていないのは戦後の教育の所為だとズバリと指摘されているようです。
  氏・姓はねずさんに2020年7月22日、第2225回の「★氏 (うじ)と 姓(かばね)と苗字のお話」に教えて貰って、その時は理解したつもりでしたがもう殆ど忘れています。
  やはり、子供の頃にしっかりと覚えてないことはなかなか身に付かないですね。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和三年(2021)8月27日(金曜日)  通巻第7029号

  書評 

 男系男子でも、非嫡出子を皇位後継者として認めないのは外国の圧力
  現代日本人は氏、姓、名字の三つの区別が出来ないという歴史意識の欠落

   橋本琴絵『暴走するジェンダーフリー』(ワック)

 副題が「異端を許さない時代」とあるが、逆ではないか。「異端しか許されない」のが、現況であり、「女の会議は長い」 と正論を吐くと五輪委員長は辞任に追い込まれる。いったい、森嘉郎の発言に何か問題があるのだろうか?
日本はなんと愚かな国になりさがったものか。なんと愚かしい人々の跳梁を放置することになったのか。
 「シナ」というと日本の大学に浸透している中国人学生のスパイが当局に抗議するので、シナ、シナと言っていた大学教授 は某大学をクビになった。シナは歴史的に正しい地名である。
 なにかと言えば差別。少数の特定の団体が裨益し、大多数が迷惑を蒙っている。
 LGBT、夫婦別姓、フェミニズム、慰安婦議論。みんなおかしい。当たり前の常識が世の中だった時代、こういう異端の 極論は人の口に上ることさえなかった。
 何故こうなったのか。日本はアメリカと同様に、異常な議論が暴走する、極めつきにおかしな国に成り下がった原因は何に あるのだろう?
 著者は、このような「暴走するフェミスズムにストップをかけなければ日本の伝統も文化も破壊されてしまう」という危機 感を抱き、政治活動、言論活動をはじめた。
 評者(宮崎)、不勉強につき、この本を手にするまで、橋本さんの名前も知らなかったが、やっぱり世の中がおかしいとま ともなことを言う若き女性が出てくるのですね。
 さて、文化伝統を守るという保守主義の立場から言えば、橋本さんは本書で、二つの重要な議論をしている。
 ひとつは夫婦別姓問題。もう一つは万世一系にかかわる皇族のことである。
 まず夫婦別姓問題から俎上にあげよう。
 自民党内でさえ、事の本質をわきまえている議員が圧倒的に少ない事態には慄然とする。
 高市早苗議員は(夫婦別姓によって)「子供の氏<うじ>の安定性を欠き、夫婦間のトラブルの懸念がある」と発言したよ うに、正確には「別姓」ではなく「別氏」である。
 著者は嘆く。
 「日本人の多くは『姓』と『氏』と『名字(苗字)』の区別がついていない(中略)。しかし、明治初期まで、この三つは はっきり区別されていた」(48p)。
 区別できない理由? じつに単純明快である。学校教育の現場で、歴史が破壊されているからである。日本人の95%は、 (もっと多いかも知れない)古事記、日本書紀を読んでいないからだ。
 著者の説明がある。
 「そもそも氏は祭祀や居住地によって結びついた男系の血縁集団を指し、それに公的地位・称号である『姓(戸)』を付け 加えたものを『姓』と呼んだ。いずれも天皇から賜ったもので、たとえば藤原朝臣不比等なら、藤原が氏、朝臣が姓、不比等 が実名である。
 物部氏、大伴氏、阿倍氏と神武天皇をささえた有力豪族は「氏」を名乗れた。たとえば大伴連家持(おおとも・むらじ・や かもち)だったように。阿倍臣比羅夫だったように。
 古事記に中臣鎌足がいまわの際に天智天皇が「藤原」のかばねをあたえ、感動する名場面があるが、上の背景を知らなけれ ば、なぜこの場面で中臣鎌足が感動するのか、分からないだろう。
中大兄皇子(天智天皇)は中臣鎌足の強力な支援がなければ、乙巳の変で蘇我入鹿を倒すことはなかった。鎌足は戦前まで高 額紙幣の肖像画にも用いられていたことを戦後の日本人はコロリと忘れてしまった。
藤原不比等は鎌足の子、そして藤原の栄華は藤原四兄弟が疫病で死に、藤原仲麻呂が汚名を着せられて反逆者として死ぬまで 続いた。
 足利尊氏は源朝臣尊氏、大久保利通は「藤原朝臣利通」だった。徳川家康は「源朝臣?川二郎三郎家康」となる。

 天智天皇の御代までは、「臣」「連」が高官だった。いま手元の『日本書紀』を紐解いてみると、弟君の大海人王子(天武 天皇)の御代、世の中がやや落ち着くと、詔が発せられている。

 「凡そ諸の考 選はむ者は、能く其の族姓およびこころばせを検へて、方に後に考めむ。若ひこころばせ行能灼然しと雖 も、其族姓定まらずは考選はむ色には在らじ」(日本書紀 巻二十九)。
 つまり氏、姓を基軸に秩序を重視せよと言っているのである。氏素性のはっきりしない者は高位につけないという宣言でも ある。

 そして天武天皇十二年、倭直、矢田部造、藤原部造、物部首、葛城直、石上部造ら三十八氏に姓(かばね)をあたえて 「連」(むらじ)とした。追加で草壁吉士、伯耆造ら十四氏に姓をあたえ「連」とした。

 天武十三年、詔して曰く。 

 「諸氏の族姓を改めて、八色の姓を作りて天下万(よろづの)姓(かばね)を混(まろか)す」として、真人、朝臣、宿弥 (すくね)、忌寸(いみき)、導師、臣、連、稲置としった。トップの真人は皇族である。
つぎに「朝臣」には、大三輪君、阿部臣、巨勢臣、膳臣、物部連、平群臣、山背臣、柿本臣、高向臣、星川臣ら五十二氏に 賜った。さらに大伴連、佐伯連、安曇連、尾張連、土師連、額田部連ら五十氏に「宿弥」(すくね)の姓を与えている(日本 書紀 巻二十九)。
 天武天皇がお隠れになると皇后は称制のあと、女性天皇(持統天皇)となられ、これまでの皇位継承の曖昧さから起きた宮 廷の内紛、氏の対立を治めるため長子相続を制度化する。
 このような歴史があるにもかかわらず、法務省のHPは意図的にか、嘘の説明がされていて「夫婦別氏を国民全てに適用す ることにした」とあるという。
これは国民を騙す、特定の政治思想を実現しようとしているのだと著者の橋本琴絵さんは言う。つまり「近隣諸国の異文化を 利用して日本文化を否定すること」が特定の政治勢力の目論見である(54p)。
夫婦別姓を認めるなどは、由々しき文化破壊である。保守陣営はこの点で基本的な勉強が必要だろう。

 皇位継承問題が暴走している。
我が国の国体は万世一系であり、古代より先祖の英知によって守られてきた。それがいまでは女系天皇論の主張が大手メディ アで大きく唱えられ、あろうことか、悠仁親王殿下の皇位継承権を剥奪して愛子内親王殿下を天皇陛下にするべきというトン デモナイ議論が拡大するに到った。
本居宣長のいう「からごころ」、つまり中華思想の具現化でないのか。
 皇位継承権のパターンを外国に学ぶというのが何故か、流行なのである。
 日本の皇室は神武天皇の肇国のときから男系子孫に限られ、第二十六代継体天皇から天皇五世以内の男孫にまで継承権が拡 大し、推古天皇の御代からは男子男系が未成年などの事情があれば、称制(臨時代行)として女性天皇が認められた。
明治なってから男系女子の皇位継承権が欠格し、さらには天皇五世以内かつ法律婚から出生した男系男子の嫡出子に限定さ れ、天皇の皇子であっても婚外子の皇位継承権が欠格した。
この最後の規定は、外国軍の占領と強圧的命令による皇室制度の改悪によって、オランダの「サリカ法」が皇室典範に取り入 れられ、これをもって邪な伝統破壊主義勢力が「女系天皇」を画策するという時代になったのである。

  この婚外子が皇位継承から外されたというのは全く知りませんでした。それにしても、こうした日本の伝統・文化の破壊から日本を崩壊させようとする勢力がジェンダーフリーなどを利用していると考えると、つくづく日本の教育の改正の必要さを思わざるを得ません。

やはり、「いい加減に目を覚まさんかい日本人」です!

★マッカーサーを心服 させた昭和天皇

2021年08月31日 | 国体・皇室・シラス

 このマッカーサーを心服させた昭和天皇の逸話は日本人にとって改めて国体の素晴らしさを教えてくれるものです。
  これも、戦後隠されてきたのでしょう。ネットで初めてこの逸話に遭遇して感動したものです。これこそが天皇陛下とは何であるかを見事に証明してくれているでしょう。全ての日本人が知っておいて貰いたい。

  何時ものように全文をリンク元で読んでください。

  ねずさんの学ぼう日本より     2021/08/24

  マッカーサーを心服 させた昭和天皇

  ・・・略

 「日本国天皇はこの私であります。
 戦争に関する一切の責任はこの私にあります。
 私の命においてすべてが行なわれました限り、
 日本にはただ一人の戦犯もおりません。
 絞首刑はもちろんのこと、
 いかなる極刑に処されても、
 いつでも応ずるだけの覚悟があります。」

 弱ったのは通訳です。その通り訳していいのか?けれど陛下は続けられました。
「しかしながら
 罪なき八千万の国民が
 住むに家なく、
 着るに衣なく
 食べるに食なき姿において、
 まさに深憂に耐えんものがあります。
 温かき閣下のご配慮を持ちまして、
 国民たちの衣食住の点のみに
 ご高配を賜りますように。」

 マッカーサーは驚きました。
世界中、どこの国の君主でも自分が助かりたいがために、平気で国民を見捨てて命乞いをし、その国から逃げてしまうのが、いわば常 識です。
ところが陛下は、やれ軍閥が悪い、やれ財閥が悪いという当時のご時勢下にあって、「一切の責任はこの私にあります、絞首刑はもち ろんのこと、いかなる極刑に処せられても」と淡々と仰せになられたのです。

 マッカーサーは、咥えていたマドロスパイプを、机に置きました。
続いて椅子から立ち上がりました。
そして陛下に近づくと、今度は陛下を抱くようにしてお掛けいただきました。さらに部下に、
「陛下は興奮しておいでのようだから、
 おコーヒーをさしあげるように」と命じました。

 マッカーサーは今度はまるで一臣下のように掛けていただいた陛下の前に立ちました。
そこで直立不動の姿勢をとりました。
「天皇とはこのようなものでありましたか!
 天皇とはこのようなものでありましたか!」
彼は、二度、この言葉を繰り返しました。そして、

 「私も、日本人に生まれたかったです。
 陛下、ご不自由でございましょう。
 私に出来ますことがあれば、
 何なりとお申しつけ下さい」と言いました。

 陛下も、立ち上がられました。そして涙をポロポロと流しながら、
「命をかけて、閣下のお袖にすがっております。
 この私に何の望みがありましょうか。
 重ねて国民の衣食住の点のみに
 ご高配を賜りますように」と申されたのです。

 こののちマッカーサーは陛下を玄関まで伴い、自分の手で車の扉を開けて陛下をお見送りしました。
そしてあわてて階段を駆け上がると、これまでのGHQの方針を百八十度変更するあらたな命令を下しています。
このことがあったあとマッカーサーは、次のように発言しています。
「陛下は磁石だ。私の心を吸いつけた。」・・・中略

 昭和天皇は崩御される直前に、「悔しい」と詠まれておいでなのです。
どこまでも国民のためを思うご生涯を遂げられた昭和天皇の思いに、わたしたちは日本国民として、ちゃんと答えているのでしょう か。



  それにしても、日本とは凄い国です。何としても再生する必要があります。


★終戦の御詔勅・逐条 解説

2021年08月22日 | 国体・皇室・シラス

 開戦もこの終戦の御詔勅もネットでねずさんに教わり始めて知りました。ここに日本の戦後教育の恐ろしさが象徴されています。
  と言うか、昭和天皇の玉音放送は終戦日にテレビなどで良く聞いてはいましたが、それも一部だったようです。
  これ程までに日本の国体を表す御詔勅を教えない教育、報道しないマスメディアによって日本が劣化してしまったことの重大さに未だに目覚めていない日本人が多くいることに危機を感じずにはいられません。

  と言うか、これを現代語に訳して貰って初めて内容が理解できる自分のバカさ加減にがっかりします。これも、教育の仕掛けでしょう。

  ねずさんが今回も詳しく説明してくれています。何時ものように全文をリンク元で読んでください。

  ねずさんの学ぼう日本より     2021/08/15

  終戦の御詔勅・逐条 解説 

  ・・・略

 終戦の御詔勅は、2680年、126代続く我が国ご皇室の伝統における初の陛下が全国民に向けた玉音放送です。
まさに昭和天皇の国民への慈愛の賜物なのです。

 それだけ貴重な玉音放送でありながら、813字のこの御詔勅の中のわずか14文字だけを切り取って、繰り返し放送の電波に乗せる というのはいかがなものでしょうか。
放送は、時間の制約から、発言は切り取らなければならないものであるかのように言われますが、どうでもいいようなくだらない番組 や、くだらない評論家の長々とした意味のない発言をダラダラと繰り返すより、国民に対する責任として、特に重要なものは、そのす べてをきちんと国民の前に示すべきではないでしょうか。

 まして終戦の御詔勅は、我が国の歴史はじまって以来の、初の全国民に向けた玉音放送なのです。
そういうことを、きちんとやることこそ、報道の正義というものだと私は思います。

 それでは本文です。
文語体で読むのがたいへんそうなら、下の動画でお聴きになられるのも良いかと思います。

 【終戦の詔勅原文】

 朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク
朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ
抑々帝国臣民ノ康寧ヲ図リ万邦共栄ノ楽ヲ偕ニスルハ皇祖皇宗ノ遣範ニシテ朕ノ拳々措カサル所
曩ニ米英二国ニ宣戦セル所以モ亦実ニ帝国ノ自存ト東亜ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他国ノ主権ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志 ニアラス
然ルニ交戦已ニ四歳ヲ閲シ朕カ陸海将兵ノ勇戦朕カ百僚有司ノ励精朕カ一億衆庶ノ奉公各々最善ヲ尽セルニ拘ラス戦局必スシモ好転セ ス世界ノ大勢亦我ニ利アラス
加之敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ頻リニ無辜ヲ殺傷シ惨害ノ及フ所真ニ測ルヘカラサルニ至ル而モ尚交戦ヲ継続セムカ終ニ我カ民 族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ皇祖皇宗ノ神霊ニ謝セムヤ 是レ朕カ帝国政府ヲシテ共同宣言ニ応セシムルニ至レル所以ナリ
朕ハ帝国ト共ニ終始東亜ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ対シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス帝国臣民ニシテ戦陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタ ル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内為ニ裂ク且戦傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ
惟フニ今後帝国ノ受クヘキ困難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル
然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所耐ヘ難キヲ耐ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス
朕ハ茲ニ国体ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠 互ニ時局ヲ乱リ為ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム
宜シク挙国一家子孫相伝ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ総力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ国体 ノ精華ヲ発揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克く朕カ意ヲ体セヨ
御名御璽
昭和20年8月14日・・・以下略



  この御詔勅を教育勅語と一緒に暗記させる教育が復活すれば日本の未来も明るくなるでしょう。特に、政官財・マスメディアのお偉いさん達になるようなエリートの教育に取り入れるべきでしょう。
  と言うか、今こそそうした人達に毎日読んで、暗唱して貰いたい。日本は一気に変わるかも。


★やはり有識者会議は欺瞞

2021年07月31日 | 国体・皇室・シラス

 

皇位継承問題を検討する有識者会議が予想通り何の役にも立たない報告をしたようです。
  何と、女性宮家の創設と旧皇族の復帰の二案併記だそうです。何の為の有識者会議か。

  宮崎さんが怒りを込めて短く取り上げてくれています。宮崎さんの最短のメルマガでしょう。  

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和三年(2021)7月27日(火曜日)
 通巻第6996号  

 有識者会議の中間報告は二案並記で取り繕った
  何のために、こんな会議をやっているのか

 皇位継承問題を検討する「有識者会議」は7月26日に首相官邸で会議を開き、皇族数の確保のために(1)女性宮家の創設 (2)旧皇族の皇籍復帰の二案併記という「中間報告」を示した。
 つまり結論を先送りしてお茶を濁したことになる。

 有識者会議の中間報告は二案並記で取り繕った「総花」論で、いったい何のために、こんな会議をやっているのかと反発がでて くるだろう。

  有識者会議なるものが政治のアリバイ工作であって何の役にも立たないことが見事に暴露されました。
  専門家でもない有名人を集めるだけの有識者会議はまさに政府の責任逃れの為のものです。こんな無駄なことに時間と金を使う暇があったら政治家が腹を括って決断しろ。


★天地(あめつち)と天壌(あめつち)の違いのお話

2021年07月31日 | 国体・皇室・シラス

 天壌無窮の神勅を信じろとねずさんが教えてくれますが、今の日本の現状を見ているとどうにもそう信じられないものがあります。
  その天壌の意味をねずさんが教えてくれています。あの奇跡のりんごを思い出す話です。戦後の日本人が金の亡者に成り下がり農業を蔑ろにしてきたことの罪の大きさを今更ながらに思い知らされます。 

  何時ものように全文をリンク元で読んでください。

  ねずさんの学ぼう日本より     2021/07/24

   天地(あめつち)と天壌(あめつち)の違いのお話    

  ・・・略

  ところがこの「地」が、天壌無窮の神勅(てんじょうむきゅうのしんちょく)では、「壌(つち)」という字に置き換 えられています。
日本書紀ではここは
「それあめつちに きはまりの なかるべし(當興天壤無窮者矣)」
と書いて、「天地(あめつち)」を「天壌(あめつち)」と書いています。

  「壌」という字は、「やわらかく肥えた土」を意味する漢字です。
天壌無窮の神勅は、我が国が稲作とともに未来永劫栄えていくとの天照大御神の御神勅ですから、みんなで土を柔らかく耕して暮らし ていく限り、我が国は永遠に不滅だと、述べられているわけです。

  つまり、天地(あめつち)は神々がお創(つく)りになられたけれど、人々がその地で暮らして行くためには、土を耕して、常にやわ らかく肥えた土にしていかなければならない。
そういう人々の努力の結果として、我が国は未来永劫不滅です、と天照大御神様の御神勅があるわけです。

  ふりかえって、戦後の現代日本はどうでしょうか。
都会の土は、果たして「やわらかな土」でしょうか。「肥えた土」でしょうか。

  ある台湾の友人が言っていました。
「私はね、いまも台湾は日本の一部だと思っています。
 だから、自分に日本人名があることを誇りに思っています。
 台湾がね、昔のように日本に帰ることができたら、
 そのときはね、
 私は台湾を日本の中の農業地帯にしたいと思っています。
 なぜなら日本は、農業が基本なんです。
 みんなが幸せに食べていくことができる。
 そのためにみんなで笑顔で作物を育てる国。
 それが日本なんです。」



  子供の時に手伝った百姓をこんな重労働は嫌だとサラリーマンになり、負け組となっただけに身に染みる話題です。
  天壌なんて、全く知らなかったのが惜しまれます。