DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

今週末の試合予定

2015年06月20日 01時39分29秒 | 世界ボクシング
2015年6月第3週末の試合予定です。

20日 土曜日
カナダ
IBFミドル級王座決定戦:
ハッサン ヌジカム (カメルーン/仏)対 デビット レミュー(カナダ)

米国・カリフォルニア州
ライトヘビー級12回戦(172ポンド契約):
WBAスーパーミドル級王者アンドレ ワード(米)対 ポール スミス(英)

米国・ネバダ州
ウェルター級12回戦(144ポンド契約):
ショーン ポーター 対 エイドリアン ブローナー(共に米)

メキシコ
WBAスーパーフェザー級戦(暫定王座):
王者エマヌエル ロペス(メキシコ)対 挑戦者ローランド ジオノ(パナマ)  
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内藤、強豪荒川に勝利(ライト級)

2015年06月19日 02時38分45秒 | 日本ボクシング
今月8日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
ライト級10回戦:
日本スーパーフェザー級王者内藤 律樹(E&Jカシアス)判定3対0(97-93、98-92、97-94)荒川 仁人(ワタナベ)

*攻める荒川とそれを迎え撃つ内藤という試合展開。数字的には差がついた判定ですが、内容的には競った試合内容だった模様。

2012年の夏に行った最後のOPBF(東洋太平洋)王座の防衛戦以来、場所(と言っても日本国内で行った4試合はすべて後楽園ホール)を選ばず常に強豪と対戦してきた荒川。どの試合も好試合を演じてきたいますが、ここ7試合の戦績は2勝(1KO)5敗。身体は基より、精神的ダメージが気になります。


OPBF(東洋太平洋)フライ級戦:
王者江藤 光喜(白井・具志堅スポーツ)TKO8回1分39秒 挑戦者福本 雄基(三迫)

*日本人同士の対戦となった今回のOPBF戦。王者の圧勝が予想されていましたが、前半戦は思わぬ苦戦を強いられてしまいました。8回に右で2度目のダウンを奪い試合を終わらせた江藤。しかし30戦近いキャリアを持ちながら、これまでに10回戦以上の試合に出場したのが僅か2試合の挑戦者。江藤がかつて暫定王者だったとはいえ、世界への距離はまだまだありそうです。
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藤本がニュージーランドに遠征(色々:06‐18‐15)

2015年06月18日 03時11分42秒 | 世界ボクシング
最近(2015年6月18日ごろ)のニュースです。

1)日本ヘビー級王者の藤本 京太郎(角海老宝石)が8月1日、ニュージーランドのリングに登場。同地の新鋭で現在PABAとWBOオリエンタル・ヘビー級王座を保持しているジョセフ パーカーに挑戦します。193センチのパーカーは現在23歳で14戦全勝12KOの戦績の持ち主。対する藤本は試合時には29歳になっており、身長では約10センチ劣っています。今回が日本国外初の試合となる藤本の戦績は12勝(6KO)1敗。

2)現在空位になっているIBFスーパーフライ級王座決定戦が来月18日、米国テキサス州で行われます。今回の王座決定戦に出場するのはマクジョー アローヨ(プエルトリコ)とアーサー ビジャヌエバ(比)。アローヨは16戦、ビジャヌエバは27戦してそれぞれ全勝記録を維持しています。

このIBFスーパーフライ級、ちょうど1年前の同じ日に、神戸で王座決定戦が行われています。

3)昨年9月にWBAバンタム級のスーパー王座を獲得しているファン カルロス パヤノ(ドミニカ)も来月18日、試合を行います。王座獲得後10ヶ月目にしてようやく初防衛戦のリングに立つパヤノ。米国のラウシー ウォーレンがその相手を務めます。この試合には現在空位のマイナー王座IBOのベルトも争われます。

4)米国ヘビー級の古豪対決がニュージャージー州で8月14日に行われます。その試合に出場するのはスティーブ カニンガムとアントニオ ターバー。

5)4月に暫定王座が設置されたIBFクルーザー級。7月25日、アルゼンチンで早くも正規王座との王座統一戦が決行されます。正規王者はヨアン パブロ エルナンデス(キューバ)で暫定王者はビクトル ラミレス(亜)。

6)当初の予定だと現地時間の今日、3年前に快勝しているマイケル オリベイラ(ブラジル)と再び拳を交えるはずだった元WBO/WBAスーパーフェザー、WBOライト級王者のアセリノ フレイタス(ブラジル)。その試合はまず8月15日に延期。そして今回、この対戦カード自体が中止となった様子です。テレビ局と何らかの問題が発生したようです(多分魅力的な対戦カードでなかったのでは?)。オリベイラとの再戦は中止になったフレイタスですが、8月15日には別の相手と試合を決行したい方針だそうです。その対戦者は現在の所未定です。

7)WBAミドル級のレギュラー王者ダニエル ジェイコブス(米)が8月1日、セルジオ モラ(米)を相手に2度目の防衛戦を行います。
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赤穂、常夏のタイで世界再挑戦(WBOバンタム級)

2015年06月17日 02時26分37秒 | 世界ボクシング
8月7日、タイで予定される試合です。
WBOバンタム級王座決定戦:
赤穂 亮(横浜光)対 プンルアン ソー シンユー(タイ)

*赤穂が常夏のタイに乗り込み世界再挑戦する事が決定しています。8月初旬といえば日本も真夏の真っ盛り。タイの暑さは関係ないでしょう(希望的観測です)。



赤穂が世界戦に出場するのは、2012年大晦日にWBCスーパーフライ級王座への挑戦以来の2度目。去る3月末には南国・フィリピンのリングでWBOインターナショナル王座を獲得しています。

対するプンルアンは赤穂の世界初挑戦の2ヶ月前に比国で当時空位だったWBOバンタム級王座を獲得し、翌年3月の初防衛戦でその王座と決別。昨年7月に米国・ネバダ州で行われた亀田 和毅(日本)への挑戦試合では、接戦を演じながらも7回KO負け。今回の赤穂戦で王座返り咲きを目指します。

今回の一戦、両者の実力差は非常に拮抗したものだと思いますが、赤穂の王座奪取を期待しましょう。
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岩佐、英国で王座奪取ならず(IBF暫定バンタム級)

2015年06月16日 03時11分49秒 | 世界ボクシング
先週末13日土曜日、英国で行われた試合結果です。
IBFバンタム級王座決定戦(暫定王座):
リー ハスキンス(英)TKO6回2分10秒 岩佐 亮佑(セレス)

*正規王者であるランディ カバジェロ(米)が自身の負傷のためリング活動からしばらく離脱。そのために今回の暫定王座決定戦が行われました。

6回中盤、左を貰いダウンを喫した岩佐。その後ハスキンスの連打に晒されそのままレフィリー・ストップ。21戦目で掴んだ世界初挑戦のチャンスをものにできませんでした。

今回ハスキンスの試合を始めてみましたが、まさかこんなスタイルの選手とは予想していませんでした。距離をとり、ガードを低く構え、遠距離から左右のフックを振り回してきます。しかしフットワークは中々スムーズで、常に動き相手を惑わし続けます。攻撃面も大味なフックだけでなく、時折細かいワン・ツーも交え中々試合巧者ぶりな面も見せます。フェザー級で一時代を築いた同国人の先輩ナジーム ハメドを少々大人しくした選手、と言っていいでしょう。

4回、左で2度ハスキンスの動きを止めた岩佐。英国人のアクションが大きいだけに、ハスキンスの一方的なペースで試合が行われたという錯覚に陥るかもしれませんが、岩佐も中々奮闘しました。しかしこれだけ変則的な選手と相対し戸惑った事でしょう。敵地でTKO負けを喫してしまいましたが、いい経験をつんだのではないでしょうか。



以前から減量苦が囁かれている岩佐。これを機会に、階級アップでリフレッシュし、世界再挑戦を目指して貰いたいですね。


話は少々逸れます。以前から思っているんですが、岩佐選手と金八先生の第2シリーズに出てくる加藤 優の荒谷二中時代の不良仲間である近藤 正夫、似てません?   


左から松浦 悟、近藤君、加藤 優 

松浦と加藤が金八先生にビンタされたシーン(超がつく名シーンです)。
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セルジオ マルティネス、引退を表明(色々:06‐15‐15)

2015年06月15日 01時40分13秒 | 世界ボクシング
最近(2015年6月15日ごろ)のニュースです。

1)IBFスーパーバンタム級王者のカール フランプトン(北アイルランド)が7月18日、米国テキサス州のリングに登場。アレハンドロ ゴンザレス(メキシコ)を相手に2度目の防衛戦に臨みます。この試合はフランプトンにとり米国デビュー戦になります。フランプトンにとり、米国はおろか英国外初の試合になります。

挑戦者のゴンザレスは元WBCフェザー級王者コブリタ ゴンザレスの実子になります。

2)当初同じ興行で、IBFスーパーウェルター級王者コーネリアス バンドレイジ(米)も登場しジャモール チャーロ(米)を相手に、同王座復帰後の初防衛戦を行う予定でした。しかし王者が練習中に負傷したため、このスーパーウェルター級戦は延期となっています。

3)50歳を迎えたバーナード ホプキンス(英)は英国で、先月IBFスーパーミドル級王座を獲得しているジェームス デゲール(英)への挑戦を目論んでいるようです。

4)今週末20日土曜日、WBAスーパーフェザー級の暫定王者エマヌエル ロペス(メキシコ)がパナマのローランド ジオノを相手に初防衛戦を行います。

5)昨年3月以来スーパーライト級王座の防衛戦を行っていなかったダニー ガルシア(米)が、これまで保持していたWBC王座をまず返上。近々WBAのスーパー王座も返上する見通しです。最後の防衛戦以降2度の無冠戦に出場しているガルシア。8月1日に、ニューヨークでポール マリナッジ(米)と対戦する予定です。

6)空位になったWBC王座は、ルーカス マッティーセ(亜)とビクトル ポストル(ウクライナ)の間で争われる事になるようです。

7)WBCスーパーウェルター、WBC/WBOミドル級王座を獲得してきたセルジオ マルティネス(亜)が正式に引退を表明しています。
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べテルビエフ、白星を加える(ライトヘビー級)

2015年06月14日 03時48分11秒 | 世界ボクシング
現地時間の一昨日12日、米国・イリノイ州で行われた試合結果です。
ライトヘビー級戦:
アルツロ ベテルビエフ(露)TKO7回1分38秒 アレキサンダー ジョンソン(米)

*前回の試合から2ヶ月のインターバルでこの試合に臨んだべテルビエフ。これまでのプロ8戦、経験した最長ランドは4回と2分44秒。今回の試合ではそれを大きく上回る時間を要しています。

と言ってもべテルビエフが苦戦をした、と言うわけではありません。特にあせらずに試合を行い、5回と7回に2度ずつダウンを奪う快勝。対戦者のジョンソンも、倒されまいと頑張ったのですが、約23分が限度だったようです。

最初のダウンはストレート気味の左ジャブをコツンと当てたもの。2度目はロープ際での右-左-右のコンビネーション・ブロー。2度目のダウン後、ロシア人は短い時間ですが左構えにスイッチしていました。

最終回となった7回、ショートの左フックでダウンを追加。最後はジョンソンが出てきたところに左を合わせ試合終了。体に硬さはありますが、抜群のパンチの当て感+パンチ力を十二分に披露。順当に白星を重ねることに成功しています。


WBAスーパーウェルター級戦(レギュラー王座):
王者エリスランディ ララ(キューバ)判定3対0(120-107x3)挑戦者デルビン ロドリゲス(ドミニカ)

*この2年間勝ち星のないロドリゲスを迎えたララ。6回にダウンを奪い、その他のラウンドでもドミニカ人を圧勝。完封勝利を収めると同時に、保持する王座の3度目の防衛に成功。今回の試合には空位だったIBO王座も賭けられており、そのマイナー王座も吸収したことになります。
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今週末の試合予定

2015年06月13日 04時31分50秒 | 世界ボクシング
2015年6月第2週末の試合予定です。

13日 土曜日
英国
IBFバンタム級王座決定戦(暫定王座):
岩佐 亮佑(セレス)対 リー ハスキンス(英)

米国・ニューヨーク州
WBAフェザー級戦(スーパー王座):
前王者ニコラス ウォータース(ジャマイカ)対 挑戦者ミゲル マリアガ(コロンビア)

*一戦ごとに評価を上げていたウォータースですが、前日計量、そして90分後に行われた再計量でもフェザー級のリミットである126ポンドを作れず。残念なことに秤の上で無冠となってしまいました。ちなみに前王者の再計量時の体重は127ポンドでした。

試合は予定通り行われますが、マリアガが勝利したのみの王座戦となります。


米国・アラバマ州
WBCヘビー級戦:
王者デオンティー ワイルダー 対 挑戦者エリック モリナ(共に米)

IBFスーパーフェザー級王座決定戦:
ホセ ペドラス(プエルトリコ)対 アンドレイ クリモフ(露)
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ワンヘン、格下相手にV2(WBCミニマム級)

2015年06月12日 03時28分03秒 | 世界ボクシング
今月2日、タイで行われた試合結果です。
WBCミニマム級戦:
王者ワンヘン メナヨーシン(タイ)KO9回1分4秒 挑戦者ジェリー トモダン(比)

*昨年11月に王座に就いているワンヘン。今回の挑戦者トモダンは、層の非常に薄い最軽量級で世界ランキングはおろか、OPBFランキングでも中堅的位置にいるまさに即席挑戦者的な選手。そんな比国人を相手に、容易な防衛戦をクリアした様子。

年々選手層が薄くなっている感のミニマム級。強豪選手が有無に近いだけに、ワンヘンは自国で防衛回数をドンドン伸ばしていく可能性アリ、と見ます。
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メンドサ、強豪を退けV1(IBFライトフライ級)

2015年06月11日 00時49分49秒 | 世界ボクシング
先月末30日、メキシコで行われた試合結果です。
IBFライトフライ級戦:
王者ハビエル メンドサ(メキシコ)負傷判定6回(3対0:59-53、60-52x2)挑戦者ミラン メリンド(比)

*24勝中(2敗1引き分け)、KO/TKO勝利が19という(70%)この階級では高いKO率を誇るメンドサ。本来なら1月に初防衛戦を予定していましたが、その時は挑戦者変更が何度かあり、結局は無冠戦に出場。安易なKO勝利を収め、今回の初防衛戦に臨みました。

挑戦者は早くからその才能を高く評価され、世界王者候補生として期待されていたミリンド。今回の2度目の世界挑戦は、本来の階級から一つ落としての挑戦となりました。

両者が負傷し、突然の幕切れとなった一戦。採点を見る限り、王者の一方的な試合内容だったようですが、試合自体はかなり競ったものだった様子。挑戦者は5回、6回にそれぞれ減点1を科せられています。

現在日本には同級、そして一つ下のミニマム級に世界王者(3人)、世界を狙える選手が幾人か君臨しているだけに、このメキシコの強打者がどのような路線を歩んでいくか気になるところです。
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