DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ワーリントン、初のKO防衛に成功(IBFフェザー級)

2019年10月14日 04時26分53秒 | 世界ボクシング

先週末12日・土曜日、英国で行われた試合結果です。
IBFフェザー級戦:
王者ジョシュ ワーリントン(英)TKO2回2分54秒 挑戦者ソフィアン タコウシュ(仏)

*10年前の10月31日にプロデビューを果たしているワーリントン。この試合がちょうど節目の30戦目となりました。そのためか、試合開始のゴングからエンジン全開だった英国人。23%とという低KO率の選手とは思えない積極ぶりを見せます。

2回中盤、見事な右をジャストミートさせタカウシュを吹っ飛ばす形で先制のダウンを奪ったワーリントン。きれいなワン・ツーでダウンを追加した後、同回終了間際に連打でレフィリーストップを呼び込むことに成功。3度目の防衛に成功すると同時に、自身初の世界戦でのKO/TKO勝利を収める事に成功しました。

 

ワーリントンが一角を担っている世界フェザー級戦線。2019年10月14日現在の同級の世界王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(レギュラー):徐 燦(シュ チャン/中国/防衛回数1)
WBC:ゲリー ラッセル(米/4)
IBF:ジョシュ ワーリントン(英/3)
WBO:空位

*同級実力No1と思われた板WBAスーパー王者レオ サンタ クルス(メキシコ)はスーパーフェザー級に転向。実力はありながらも1年に1度しか試合を行わないラッセルの状況に変化なし。徐も中々戦力が整っている選手で、中国マーケットを考えると今後が期待できそう。他団体の王者たちと比べても、ワーリントンがそれほど劣っているとは思えません。ただ存在が地味なだけに、今回の防衛戦のような試合を続けていくことが何よりものアピールとなるでしょう。

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