DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

賑やかになってきたヘビー級戦線(色々:12‐15‐15)

2015年12月15日 00時19分44秒 | 世界ボクシング
最近(2015年12月15日ごろ)のニュースです。

1)先月末、ウラジミール クリチコ(ウクライナ)を破りヘビー級の頂点に立ったタイソン フューリー(英)。その勝利でフューリーはWBA、WBO、IBFの3団体のベルトを獲得しています。しかしフューリーはIBFの指名挑戦者ヤケスラフ グラスコフ(ウクライナ)との防衛戦より、ウラジとの即再戦を実現する方針のようで、IBFは即フューリーの王座を剥奪しています。「フューリー対ウラジII」は、2016年の前半期に英国で行われる可能性が高いようです。

2)その空位の王座決定戦に出場することが確約されているグラスコフは21勝(13KO)1引き分けの戦績の持ち主で、これまでにUSBA、IBF北米王座を獲得しています。その過程で、トーマス アダメク(ポーランド)やスティーブ カニンガム(米)といった名のある選手から白星を得ています。

3)グラスコフと王座を争うと予想されるのが4位にランキングされるチャールズ マーティン(米)。マーティンは22勝(20KO)1引き分けの戦績を持ち、NABO王座を4度防衛中の選手です。ちなみに現在のIBFヘビー級2位は空位で、3位にはウラジが位置しています。

4)来月16日にWBCヘビー級王座の3度目の防衛戦を予定しているデオンタイ ワイルダー(米)の挑戦者がアルツール スピルカ(ポーランド)にようやく決定しています。

5)現在のヘビー級で一番影の薄い世界王者がWBAレギュラー王座保持者のルスラン チャガエフ(ウズベキスタン)。3月5日、指名挑戦者のルーカス ブラウン(豪)とロシアで対戦することになりそうです。

6)次期世界ヘビー級王者候補の一人であるアンソニー ジョシュア(英)が先週末12日、同国人のライバルであるディリアン ホワイトと対戦。7回TKO勝利を収めています。全勝/全KO記録を15に伸ばしたジョシュアは保持していた英連邦王座の防衛に成功すると同時に、空位だった英国王座も吸収。4月9日に控えた次戦に向け大きな弾みをつけています。ちなみにこの試合前までにジョシュアが経験した最長ラウンドは3回1分21秒。
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