DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ドネア、苦しい勝利

2014年06月06日 07時40分07秒 | 世界ボクシング
先週末5月31日、中国・マカオで行われた試合結果です。
WBAフェザー級戦:
挑戦者ノニト ドネア(比)負傷判定5回1秒(3対0:49-46x3)王者シンピウェ ベチェカ(南ア)

*解せない試合結果です。初回に左目じりを負傷し、出血し始めたドネア。試合終了時までに3回のドクター・チェックが入っています。3回目、最後のチェックは4回終了間際に行われました。レフリーはそこで試合を止めるべきだったでしょう。



試合は見ての通り、5回開始直後に終了。これは見方によってはドネアを勝たせる為に試合終了を延ばした、と取られても仕方がない処置のように思います。(実際にそんな事は無かったと思いますが)

採点ですが、私(Corleone)は最初の3回をべチェカに。王者がダウンを喫した4回は10対8でドネアとしました。

体格で劣り、パンチもほとんど当たらず。逆に軽打ではありますが南アフリカ人のパンチを結構貰っていたドネア。3戦続けてこのような試合を行えば、全盛期は去ったと見られて当然。逆にべチェカは敗れながらも評価を上げたのではないでしょうか?



ご存知の通りべチェカは7年前に来日し、当時のWBCバンタム級王者長谷川 穂積に挑戦。判定負けを喫しています。それだけにバンタム級時代の長谷川がさらに評価されるべき、だと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする