DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ワード、自滅ドーソンに快勝

2012年09月16日 11時15分56秒 | 世界ボクシング
先週末8日土曜日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBA/WBCスーパーミドル級戦:
王者アンドレ ワード TKO10回2分45秒 挑戦者/WBCライトヘビー級王者チャド ドーソン(共に米)

*試合内容自体はワードの快勝。しかしその内容は、減量で試合前にすでにガス欠状態だったドーソンに大いに助けられたものでした。体格で上回るドーソンの出だしは決して悪いものではありませんでした。ジョブで距離をとり、初回、そして2回はポイントを奪取。しかし気持ち的に力強さは感じられませんでした。

3回、ワードの右ボディーから左の顔面パンチでドーソンがダウン。4回にはドーソンの右ジャブにワードが左をあわせ、この2試合2度目のダウンがありました。

ダウンのダメージか、減量による消耗か、もしくはその両方か。5回以降のドーソンは自分から前に行くことも、パンチを放つことも出来ませんでした。最終回となった10回、ワードの左フックからの連打でライトヘビー級王者がひざをつく形でダウン。立ち上がるも戦意喪失のままレフェリー・ストップとなっています。

決してワードの勝利にケチをつけるわけではないのですがこの試合のドーソン、もろすぎました。階級は落としてもライトヘビー級のリミットで戦ったドーソン。しかしWBCライトヘビー級王座は保持したままのようです。戦績を26戦全勝(14KO)に伸ばしたワード。WBA王座の5度目(WBCは初)の防衛に成功するとともに、世界戦で初のKO(TKO)勝利を収めています。
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