DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ウィリアムスが大苦戦

2011年07月17日 23時24分24秒 | 世界ボクシング
先週末9日土曜日、下田対ラモス戦と同興行で行われた試合結果です。
スーパーウェルター級12回戦:
ポール ウィリアムス(米)判定2対0(116-114、115-114、114-114)エリスランディー ララ(キューバ)

*ララには驚かされました。あのウィリアムスがフルランドに渡り翻弄され続けたのですから。

試合観戦後の私(Corleone)の感想は「まず、ララの勝利は間違いないだろう」というものでした。私はHBOの解説者と同じく117対111でキューバ人を支持しています。

プロの戦績が僅か17戦のララ。今回の敗戦、3月の前戦(引き分け)以外は15戦全勝(10KO)の選手です。身長は175センチと決して小柄ではありませんが、185センチのウィリアムスと比べると頭2つ分小さかったです。そんな慎重差はありましたが、もみ合いなどで体力負けすることはありませんでした。

パンチを当てる勘はすさまじく、ウィリアムスにバシバシとカウンターを当てていきました。また防御勘もそれに匹敵し、そのフットワークでウィリアムスのパンチをスルリスルリとかわしていきました。中盤に一時、疲れを見せたラウンドがありました。しかしその後持ち直し、スタミナがあることも証明しています。

正直この判定には驚きました。ただパンチが当たらなくてもパンチを出し続けたウィリアムス。その点は褒められるべき点でしょう。大物相手に怪物ぶりを発揮した28歳のララ。両雄による直再戦もあるでしょう。

ちなみにララが経験している引き分けはカルロス モリナ(メキシコ)との痛み分け。このモリナ、同日にカーミット シントロン(米)を相手に大差の判定勝利を収めています。


WBCフェザー級戦:
王者ジョニー ゴンザレス TKO4回49秒 挑戦者トーマス ヴィラ(共にメキシコ)

*今年4月に日本で王座を強奪したジョニゴン。初防衛はアッサリと決めています。次戦で日本人選手との防衛戦を行う可能性もあるようです。
コメント
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