DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

モラレス、強し

2010年09月15日 03時30分09秒 | 世界ボクシング
先週末11日土曜日、メキシコで行われた試合結果です。
WBC米大陸スーパーライト級王座決定戦:
エリック モラレス(メキシコ)KO6回2分46秒 ウィリー リモンド(英)

WBCインターナショナル・フライ級戦:
挑戦者エドガル ソーサ(メキシコ)TKO10回2分5秒 王者ライアン ビート(比)

*今年の3月、長期のブランクから復帰したモラレス。再起2連勝を飾ると共に、実に7年ぶりのKO勝利を収めています。
この試合、スーパーライト級戦とはいえ、同級リミットより3ポンド重い契約ウェート、143ポンドで行われています。3回、4回はリモンドのヒット・アンド・ラン戦法にポイントを奪われましたが、試合全体を通じモラレスが主導権を握っていました。
私(Corleone)の5回終了時までの採点は、48対47でモラレス。上記の2ラウンドを英国人に与えています。

モラレスの3月の再起戦でも思ったのですが、ブランク以前より防御に対する意識が高まっているように見えます。試合を通し、高いガードが下がることはありませんでした。モラレスの攻撃はシャープな左ジャブとそれに続く右のみ。試合はボディーへの集中攻撃で終わりましたが、攻撃の単調さ、追い足の鈍さをどうやって改善、またはカバーしていくかが4階級制覇への鍵となるでしょう。

この興行には、WBCライトフライ級王座を10度防衛したソーサも登場。2階級制覇を目指すソーサはインター王座を獲得すると共に、フライ級転向3連勝を飾っています。
コメント (2)
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