DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

マルケス、ゲレロ

2007年11月05日 02時52分19秒 | 世界ボクシング
米国アリゾナ州で行われた試合結果です。
WBCスーパーフェザー級戦:
王者ファン マヌエル マルケス(メキシコ)判定3ー0(118ー110、117ー111、120ー108)挑戦者ロッキー フアレス(米)
「スーパーフェザーのリカルド ロペス」が、完成度の高いボクシングでフアレスに大差の判定勝利。2階級目の王座の初防衛に成功しています。
試合全体を通して高度なパンチの交換がありました。しかしマルケスとフアレスでは、ボクシングの基本的なレベルが違ったように思えます。振り分け採点だとマルケスにどうしても点数が流れていく試合でした。私(Corleone)の採点では120ー108、フルマークで王者。一人のジャッジが3ラウンド挑戦者に与えていましたが、これはちょっとマルケスには厳しい採点だと思いました。
バランス良し。常に動き、しかもガードは固い。出すパンチは常に2、3発のコンビネーション。それらはいずれも的確。被弾する危険を伴う右のロング・アッパーも、スピードがあるので今のところは問題無し。マルケスの数少ない弱点は顔が腫れやすいこと。誉めすぎですかね?モラレスやバレラよりは総合力は高いと思います。
注目のマニー パッキャオ(比)との再戦は、来年の3月15日に実現との噂があります。

IBFフェザー級戦:
王者ロバート ゲレロ(米)KO初回56秒 挑戦者マルティン オノリオ(メキシコ)
長身サウスポーゲレロが、見事なワン・ツー(右ジャブ、左フック気味のストレート)でKO勝利。2度目の王座で、念願の初防衛に成功しています。
懐の深い長身サウスポーゲレロ。パンチもあるだけに、防衛を重ねていけば面白い存在に成長するかもしれません。
コメント
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