キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

祭本番

2021年07月17日 | Weblog
金曜日のTVの面白さの最たるものは「ドキュメンタリー72時間」であったのに、次の放送が8月下旬とのことで何だかがっかりだ。
とにかくこの番組は面白く、暮れか正月に1年間の良かったのを半日くらいかけて連続的に放送しているくらいで、多分ファンが多いのだろう。
ドキュメンタリーといっても映像を切り取っているから現実を正確に反映しているわけでは無く、編集者が面白いと思う、あるいは主張したいことが編集されているわけで、馬鹿正直に観ているわけにはいかないが、それでもヤラセは少ないと思うので、出て来る人物は実在している、そういった人物を味わうことが愉しい。

9時からの「新日本風土記」を観て、店を畳んだ「川甚」の若夫婦が若女将の実家の煎餅家に入り跡を継ぐべく修行しているのを観て驚いた。
もう10年近く前に次男と一緒に鰻を喰いに行ったが、玄関先でいくら声をかけても反応が無かったので、門前町の鰻屋で食べた。
寅さんの妹さくらの結婚式はここで行われている、同窓会もここだ。
同じような店が何軒かあり、「川甚」が1件残ったんだが、流行った理由も聞いたんだけど忘れた。
231年の歴史を1月で閉じるのを知っていれば、一度は上がっておきたかった。
博多ののぼせもんとかみさんの話も面白かった。
山の中の急斜面の畑でジャガイモを作って暮らしている老夫婦も良かった。
カネにはならないが、死なないくらいの暮らしができるってのが凄い。

その後10時からの「あの時云々」って番組も良かったね。
ジュリアナ東京でお立ち台で踊ってた女の子が中年のオバサンになっていて、一人はモデルをやり27歳で卒業、バックパッカーで世界を回っていてタイで引っ掛かりムエタイを9年間やり、日本へ帰って療法士になり運動機能回復のリハビリを行っている、もう一人は歯科医になっていて、二人とも遊びに夢中になったが、そこにすごいパワーがあったと言ってたなあ、それがその後の生きる原動力になったみたいよ。
インベーダーゲームの人も、コンピューターの研究をやり慶応の研究所長になっていたが、兎に角、人に何を言われようと面白い事に夢中にならなきゃ何者にも成れないというようなことを言っていた。
僕の場合、若い頃女に夢中になったが、男が一般的に夢中になるレベルで大したことが無かった。
飲み喰いにも夢中になったが、これは人より胃腸が丈夫だったせいもあり、一般的なレベルを大きく超えていたと思う。
まあ、それで酒を生業としたわけだが、言われてみるとこれしかなかったのかも知れない。
そしていまだに飲み喰いが止まないでいるから本物なのかな。
体重が減らない問題はあるが、肝臓の値やコレステロール血圧などは正常なので、当分このまま飲み喰いし続けて行けそうだ。

TVを観ていたら長男がフィアンセから連絡があり、0時から二宮がTVに出るという、詳しく聞いたら孤独のグルメが二宮で収録されたらしく、最初の五郎が食べる甘味は「山小屋」のフルーツパフェのようだが、メインの金目の煮つけを食べた店が分からなかった。
長男が観るというので、僕は寝た。

4時過ぎに起きて中原めいこを聴き、6時を過ぎたので起き上がり、シメジと椎茸と豆腐の味噌汁、ホッケの干物、カジキ鮪煮、胡瓜と茄子の糠漬けで朝飯を食べた。

今日は8時半に八幡神社に行き、祭りの最終準備をして、一度家に帰り風呂に入って身体を清め、13時半からの神輿の巡行を行う。
梅雨が明けて天気はカンカン照りの模様で、夏祭りには申し分ないが、宮世話人は老人ばかりなので日射病や熱中症にやられちゃうんじゃないかなあ、まあ、ここで一人二人を生贄に捧げるくらいの方が祭りっぽい。
でも、年寄りじゃ神様も喜ばないかなあ。

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