キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

25年振りの電話

2018年10月25日 | Weblog
早朝読書は半分眠りながらなので余り先へ進まないが、4時間程度は毎朝読むのでそこそこに読めている。
しかも、今朝からは楽しみにとっておいた山田風太郎の小説なので、なるべくゆっくり読むことにしている。
私小説の面白さと味わいも格別だが、ストーリーテラーの展開の妙は、ただただ作者に身を任せているだけで遠い所まで連れて行ってくれるから全く別の面白さだ。
自分で揃えたものと、海外へ移住した友人が置いて行ってくれた風太郎本が100冊近くあるので当分は楽しめる。

7時前に起きて雨戸を開けて、風呂に入り、朝飯を作る。
今朝は、昨夜の残りの鮭汁を温め、焼売、小松菜とブロッコリーと豚肉牛肉の卵炒め、納豆を食べた。


JA湘南へ自転車で行こうとしたら、下の息子が散歩に行きたそうなので、一緒に歩いてゆくことにした。
顔見知りの女性に、今日は遅いわね、Kさんが待っていたわよと言われた。
無花果、ピーマン、椎茸を買った。
ワクワクへまわり、胡瓜、春菊、薩摩揚、糠を買った。

中里口から吾妻山へ上り、展望台から曇っていたのに3分ほど冠雪した富士山が観えた。
相模灘は割と穏やかで釣り船が多く出ていた。
帰りにパートナーが風邪で臥せっているとのことで、娘のところへ見舞いに寄ったが、大したことなさそうだった。


昼は飯がたくさん残っているので、チキンライス、オムライス、炒飯のどれがいいと妻が言うので、脂っこいのは嫌だなといって雑炊にしてもらった。
椎茸、からし菜、大根菜を入れた雑炊を、葉唐辛子昆布、この夏漬けた梅干し、娘が作った2種の生姜の佃煮で食べた。
たまに食べると雑炊も美味い。
食後にオネエサンのところのあんぱんを食べた。


プレシネは市川崑監督「どら平太」2000年で、昨年観ているので2回目だったが、脇を固めた大瀧秀治、加藤武、本田専太郎などが良い。
映画の途中で、古い知り合いから電話がかかって来て25分中断した。
37年前の会社の同僚で元カノではないのが残念だったが、25年前に最後に会ったきりになっていて、直接会って話しておきたいことがあり、先ずは連絡が取れたので凄く嬉しかった。

「魔界転生」を読み、4時半に散歩に出る。
夕暮れが迫っていたので、大磯方面へ小一時間歩いた。

家に帰り風呂に入って汗を流し、晩飯を食べる。
上の息子が知人からもらってきた、三浦半島沖で釣ったカワハギを刺身と鍋にして食べた。
そうなるとどうしても酒を漬けて呑み始めることになり、何故か妻も呑むと言い出し、瞬く間に4合ほどあった酒が無くなる。
カボスを絞り、テキーラとソーダで飲む。
フランスの有機ビールを冷蔵庫に入れてあると妻に言われ飲んだが、よく熟成して絶品だった。
若いころはオレンジのような柑橘系の風味だったが、蜂蜜の風味に変わっていた。
酒が無くなったので、妻がCVSで酒とビールとつまみを買ってきた。
続けてビールを飲もうかと思ったら、妻がビールを飲んでしまい、急に飲みに行こうと誘われた。

駅前の「侘助」で埼玉の「神亀」をぬる燗にしてもらい、鮪の刺身、レバ、ヤゲン、ぼんぼち、モモ肉を焼いてもらい呑んだが、直ぐに2本目となり」、クリームチーズと酒盗を畳鰯に載せて肴にした。
止めろと言ったにもかかわらず大山鳥の炒飯を妻が注文し食べた。
これ以上太ったら離婚するぞという警告を完全に無視している。
本気であるのを分からせるにはどうすればいいのだろう。

月が見事だった。

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コメント
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