キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

伊勢佐木町落語会

2014年09月13日 | Weblog
木曜日の昼、伊勢佐木町のJRAビル1階で無料の落語会が開かれている。
今回偶々前を通ったので覗いて見たが、立って聴いている人がでているくらいの盛況であった。
咄家は若い人で、数十秒聴いただけだが音響が悪くて聴きにくく、しかも二つ目ぐらいの技量なのだろうか面白くなさそうであった。
史上最高の落語家が存在する今、若い人が高座に上がる機会が無く、このようなことをやっているのだろう。

誰しも最初から上手いわけが無く、志ん生でさえ若い頃はつまらなくて人気が無かった、それが60の声を聴いて面白くなり出したわけだから、芸の道は長いものと知ったほうが良い。

この日は、伊勢佐木町の先に日之出町まで行っている道沿いの手打ちラーメン屋で昼飯を喰い。
残念ながら麵は既に打って茹でてあるのを温めたもので、作りたてのコシとつるっとしたところが無く、あまり美味くなかった。

その帰り道、連日にわたりBOに寄ったわけだが、目を凝らしていると買うべきものが見つかるから不思議だ。
宇野信夫「江戸落とし咄」集英社文庫 昭和59年、四方田犬彦「人、中年に至る」白水社2010年、川本三郎「ミステリーと東京」平凡社 2007年を購入す。

宇野信夫さんの本は実に綺麗で愛書家のもとに長くあったと思われる。
四方田犬丸、川本三郎を購入する人も愛書家が多いはずで、この二冊の状態はすこぶる良かった。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする