8月26日に受けて、ボロボロだったと記事にも書きました、TOEIC IP の結果が郵送されて来ました。(実は昨日(9月17日)届いていたのだが、仕事が忙しく、帰宅が深夜で、しっかりと結果に向き合う気分ではなかったので、今日、封を切りました。)
結果は、
L 470
R 430
合計 900
でした。一歩後退というか、伸び悩んでいますね。目標とする 950 までは中々届きませんね。 800 を 900 にするより、900 を 950 にするほうが、3 倍ぐらいの時間がかかると思います。
というのは、7 割とか、高くて 8 割取れれば合格する英検(とはいえ、英検 1 級で7 割取るのは大変なことですが)やその他の資格試験と違い、9 割を超える部分 (差し引きして1 割の部分)には、相当の難問も含まれており、それらを正解しないと、そこから先は伸びないからです。
TOEIC は、公式問題集 (一応 Vol. 1 ~ Vol. 4 まで持っていますが)が一番本番の問題のレベル、リスニングのスピード、声の質に近いと思い、公式問題集のCDを聞き込み、他に2 冊の問題集(一日一分 TOEIC TEST レベルアップ編 と TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ)だけ目を通して臨みました。
が、今回のIP テストは、リスニングの Part 1 の 1 問 と Part 3 の 2 つのユニット(問題数は 6 問)は明らかに、読まれる語数も、スピードも公式問題集よりレベルが上でした。リスニングはまずここで落としたと思います。
リーディングは、8月26日の記事にも書きましたが、Part 5 と Part 6 で 23 分もかかってしまい、最後の簡単なダブル・パッセージの 5 問に到達した時点でヘロヘロで、”塗り絵” 状態だったので、これが直接の原因です。Part 5 と Part 6 は難化しているわけではないですが、Part 7 のシングル・パッセージの幾つかの問題は、以前よりもかなり文章も長くなり、設問も難化していると思います。
IP テストは、一説によると、2 ~ 3 年前の韓国で実施された問題の再利用とかで、直近のTOEIC の傾向かどうかは定かではありませんが、少なくとも今回の IP テストはリスニングと長文問題(シングル・パッセージ)は難化してきている、と感じました。( TOEIC も受験者が多くなり、”研究対策” も進んできたので、全ての問題ではありませんが、1 ~ 2 割程度の問題は、相当難化させてきたのだと思います。もちろん基本的な問題もありますが。)
このような難易度の高い問題は、英検 1 級の問題に近く、英検 1 級に向けて学習をしている人には共通する部分も多いはずなのですが、最近 Pass 単ばかりやっている僕には、あまり直接の御利益がなく、情けない。。。
一言で今回の IP テストの感想を言えば、『ボギーを取るのはやさしいが、パーやバーディを取るのは難しい、よく設計されたゴルフ・コース』のようになってきています。
今回の TOEIC IP テストは仕事が終了後の午後 6 時から、ということもあり、持久力テストのようで、最後の方の問題では集中力を欠いてしまいましたが、自分に厳しく言えば、集中力が続かないのは、まだまだ実力が足りないからです。
幸い (?)ウチの会社は、年に 2 回 IP テストを実施しますので、次は来年の冬に再挑戦します。(また午後 6 時からはキツイが。)
特に対策は思いつきませんが、前述のように、高得点を狙う人には、英検 1 級の読解、リスニング対策の学習が、TOEIC への対策とも一致すると思います。