9月7日の学習記録。
今日も通勤の往き帰りで、『Pass 単』 Part 2 だけをひたすらリスニング。
あと、これから、昨日やった、『英検1級 語彙・イディオム 500 題』 の 42 問を復習します。
さて、今度の日曜日は 第 157 回 TOEIC 公開テストですね。まだ暑いですが、受験する人は是非頑張ってください。
僕は、8月26日の TOEIC IP でボロボロだったので、今回は受けませんが、僕のブログのような、写真も表もグラフもない、ベタ文だけの記事でもお読み頂いている方のために、TOEIC 対策について、少々書いてみます。
TOEIC を受けて、最後 (Part 7 の最後)まで終わらない人も多いと思います。(慣れている僕も、8月26日は、ヘロヘロで、終わらなかった。。)
TOEIC の Part 7 48 問 は、以前は、拾い読みというか、スキャニングで正解出来る問題がほとんどでしたが、最近は、『文章に書かれていないことは、どれか?』といった類の、一通り読まないと正解出来ない問題が増えてきました。
しかし、読むスピードそのもの(WPM)を上げるには、相当の練習と時間が必要です。僕も中々上がりません。
リーディングは、Part 5 40 問と Part 6 12 問が文法、語彙問題、(Part 6 は一見長文問題に見えますが、文法、語彙問題です。) Part 7 48 問が長文読解問題で合計 100 問、75 分です。
長文読解 48 問のうち、最後の20 問は、ダブル・パッセージ です。 ダブル・パッセージの問題は、非常にやさしく、一読すれば、だれでも解答出来ますが、時間が足りないために、これを落とすのは、非常にもったいない。
読むスピードを上げるのはひとまずおいて、Part 7 に振り当てる時間を理想的には 60分、最低でも 55分 確保するようにします。
ということは、Part 5 と Part 6 52 問を出来れば 15 分、遅くとも 20 分で終えるようにします。 文法・語彙問題は、時間をかければ出来る問題ではなく、知っているか、知らないかだけですので、どんなに長くても 1 問 30 秒以上は絶対にかけないようにします。知らない問題は、すぐに割り切り、適当にマークして(それでも 4 分の 1 は正解の確率があります。絶対にブランクでは残さないようにします。)サクサク次に進みます。(とはいえ、8月26日の TOEIC IP では、仕事の後でのテストの疲れからか、Part 5 と Part 6 では 23 分もかかってしまいましたが。。)
もしPart 5 と Part 6 を全て読むと、75 分では絶対に終わらないように TOEIC は設計されています。
とくに、Part 5 は、短文なので、ついつい全文読んでしまいがちですが、読解問題でも、解釈問題でもありませんので、全文読んで意味をつかむ必要はまったくありません。全文読んでいたのでは、よほどの上級者でない限り、絶対に時間が足りなくなります。
品詞を問う問題 (選択枝に同根派生語の動詞や形容詞や副詞が並んでいる)は選択枝と、空所の前後を見るだけで、2 秒で解けます。関係詞の問題も格を問う問題が多く、2 秒で解けます。 ただし、接続詞を問う問題だけは、節と節の意味関係をつかまなければならないので、時間がかかりますが、接続詞の問題は、せいぜい 2~3 問です。
Part 6 も長文が書いてありますが、選択枝と空所の前後だけ見て、それで解らなければ、空所のある文章と前後の文章だけ読みます。
Part 5 と Part 6 は全文読まない割り切りと勇気を持つことです。そして、しっかり読めさえすれば出来るPart 7 のやさしいダブル・パッセージ 20 問でしっかり稼ぎます。
僕も Part 5 と Part 6 はいつも何が書いてあったか、意味は全く覚えていません。
テクニックも結構得点を左右する TOEIC に、以前は非常に抵抗を感じたこともありましたが、相手(出題者)に合わせて状況判断するのも、決して姑息なことではなく、英語のうち (英語の全てではありませんが)と思い直し、最近はあまり抵抗はありません。
今からでも間に合う参考書を一冊上げろと言われれば、Part 5 と Part 6 では、『一日1分 TOEIC Test (パワーアップ編かステップアップ編どちらでも) 中村澄子 著 祥伝社 黄金文庫』 をお薦めします。