内容(「BOOK」データベースより)
息子が東京で一人、急死した。病死だという。が、10年後、両親は、その死因が実は一酸化炭素中毒であったことを知った。何故?どうして?息子の死の真実が知りたい!親の一念が、警視庁を再捜査へと動かす。そして、驚愕の事実が明るみに出る。パロマ湯沸器事故により、20名以上の死者が出ていたのである―。第13回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞の著者が描き出す、あまりにも劇的な衝撃ドキュメント。
読書備忘録
小説ではなくドキュメント・・・実名です。
息子さんがなくなる10年前から同じ事故で人が死んでいた。
その時にきちんと対策をとっていたら息子さんが亡くなることはなかったかもしれない。なかったよね、きっと・・・
このニュースは知っていて、お母様はすごいなー冷静だなーとテレビで見ていた記憶があります。
私もふたりの息子を持つ母親だから、自分の息子だったらどうしただろう・・・狂うな!と思っていた。
ところがこの本を読んでやはりお母様は・・・そうだよね、母親だもの。
離婚されたんですね。
赤坂署の元警部補M
人一人が亡くなっているのにニヤニヤ・・・
ちょっとなんだこの人っ!読んでて腹がたった。そして最後まで腹が立った。
巻末のお写真を見て・・・残酷だな。
★★★☆☆