内容紹介
『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』の著者による初のエッセイ集。
アニメ番組「世界名作劇場」のようにゆっくりとした展開で名作を紐解いていきたい……そんな思いに駆られた著者が、古今東西の文学を読み解き、その魅力とそのお話にまつわる思い出を綴ったのが本書。
名作というと敷居が高いと感じている人が多いと思うが、ページをめくってみると、そこにいるのは今の私たちと変わらない悩みやコンプレックスを抱えた人々。友情、恋の駆け引きといったワクワクするようなお話から、裏切り、三角関係といったギラギラしたお話までが、余すところなく描かれている。
ここでは、有吉佐和子の『悪女について』、ハーマン・メルヴィルの『白鯨』からカズオ・イシグロの『日の名残り』まで、全57冊の読みどころと、柚木氏の視点ならではの新しい魅力を紹介。読んだことがある人、これから読む人、読むつもりがない人も愉しめるブックガイドになっている。
若手人気作家の日常生活も垣間見られる、キラキラした一冊。
読書備忘録
昔読んだな~・・・
作家は知っているけれど作品は知らな~い・・・
作家も作品も知らな~い・・・
作品にまつわるエッセイはとても面白かったけれど、作品を・・・んじゃ、読んでみよう。
とは思わなかった。
最近の本が面白いし、この本だけでも面白かったから・・・
子どもの頃、名作何とかは家にあったけれど、私が好きだったのは「怪盗ルパン」
学校の図書室から借りてきて読んでいたっけ・・・。
★★★☆☆