ラリーサ・レジニナも降板

  現在公演中の新国立劇場バレエ団『シンデレラ』ですが、ゲストのラリーサ・レジニナ(オランダ国立バレエ団)が20日の公演中にケガをしてしまい、出演予定だった22日と23日夜の公演を降板したそうです。

  本人は今回の舞台を楽しみにしていたそうで、本当にかわいそうです。でも、どうか今はケガの治療に専念してほしいものです。

  詳しくは新国立劇場公式サイトの こちらのページ をご覧下さい。

  レジニナの代わりに、さいとう美帆さんがゲストのヨハン・コボー(英国ロイヤル・バレエ団)と組んで出演することになりました。ところが、すごいスケジュールです。さいとう美帆さんは、なんと22日、23日昼・夜公演の3連投を行なうことになったのです。

  さいとう美帆さん自身が納得して引き受けたことなら文句は言えません。でも、こんな忙しいスケジュールで踊って大丈夫なのでしょうか?アシュトン版『シンデレラ』のシンデレラは非常にタフな役だと思うので・・・。

  あと、これは冷たい言い方だと思いますが、さいとう美帆さんは、アリーナ・コジョカルやラリーサ・レジニナと同じくらいのパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。

  私はコジョカル目当てでチケットを買ったので、当然の気持ちとして、さいとうさんがコジョカルと同じレベルの踊りと演技を見せてくれるものと期待しています。「代役」だからといって、生暖かい目で見る気にはなれません。
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20日の感想 ()
2008-12-22 19:14:11
20日の公演を見せていただいた者です。
私バレエに関しては、ど素人であることをまずお伝えしてから、感想をお話したいと思います。


ラリーサ・レジニナとヨハン・コボーのシンデレラは、見ごたえありました。
レジニナの私を身震いさせるほどの演技。そして、コボーのこれぞ王子様といった堂々としたダンス。本当に素晴らしかったです。それ故、レジニナの途中降板は大変残念でした。

さいとう美帆さんは、急な代役として素晴らしかったのではありますが、やはりこの舞台はレジニナの舞台。残念ながら、主役が変わると、お話が変わってしまいました。

主催者は、この日の公演を思い切って中止とするのも、一つの選択としてあっても良かったのではないかと感じます。


ただ、新国立はとても素敵なダンスを踊る方がとてもたくさんいらっしゃいました。
特に四季の精。
春の精や冬の精のソロに対して、会場からの拍手が若干多かったように思われましたが、私は秋の精を演じた方のソロのダンスにとても素晴らしさを感じました。


ペリカンさんの感想をお伺いしてみたいので、ブログ、また拝見させていただきますね!

 
 
 
どうもありがとうございます (チャウ)
2008-12-23 01:03:02
kさん、こんにちは。

レジニナは途中で降板し、さいとうさんが代役に立ったのですね。本当に急なことだったのですね・・・観客、オーケストラ、ダンサーのみなさん、すべてが大変だったと思います。

レジニナの演技や踊りがなまじすばらしかったために、不運なアクシデントによって、観客のみなさんがさぞがっかりし、また気持ちが大いに乱れたであろうこと、充分にお察しすることができます。

これは誰のせいでもありません。でも、本当に残念なことでした。kさんのお話をうかがって、私もレジニナのシンデレラをぜひ観たかったです。

おっしゃるとおり、新国立劇場バレエ団には、多くの優れたダンサーの方々がいらっしゃいます。四季の精をはじめとして、王子の友人たちなどの中にも、他の公演日、また他の演目で主役を踊るダンサーが多数出演しています。

また、私は新国立劇場バレエ団の群舞が好きで、今回の『シンデレラ』も期待を裏切らないすばらしさでした(月曜日の公演を観に行ってきました)。

これからもどうぞ遊びにいらして下さいね。
 
 
 
Unknown ()
2008-12-23 10:45:03
早速のご返答有難うございました。

私は以前、宝塚をよく見に行っていたのですが、これからは、しばらくバレエに興味を持ってみようと思っています。今回の公演で、バレエの奥深さには底知れぬものがあることを知ってしまいましたから。


これからも遊びに来させていただきます。
よろしくお願いします。

 
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