岩手・宮城内陸地震
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一週間が過ぎるのが速く感じられるようになるのは、それは新しい環境や仕事や生活ペースに慣れたということです。
とはいえ、平日は忙しさでハラホロヒレ~な状態で、日記の更新が滞ってしまいました。今週、東京は天候が不順で、朝に大雨が降ったかと思うと夕方には快晴、夜は蒸し暑かったのに朝は肌寒い、といったパターンが連日続きました。それに蓄積された疲労が加わって、ついに風邪を引きました。
他の人々も同じなのでしょう。このところ、街中、電車、職場にはマスクをした人が多く見受けられます。
風邪を引くと、私の場合はまず喉をやられます。喉がイガイガする、と気づいたとたん、あ、これは医者に行かなくては、と思いました。私は以前に症状を軽く見て市販薬ですませようとし、症状をひどく悪化させてしまって、最終的には声が出なくなった経験があります。
しかしながら、喉が痛いから医者に行きたい→でも平日は仕事があるから行けない(帰宅するころには医者は閉まってる)→仕方がないので市販薬でごまかす→効かないので症状がどんどん悪化する、という悪循環にはまっていました。
昨夜は喉が痛くてたまらず、今日こそは絶対に医者に行こうと決めていました。土曜日の診療時間は午前だけです。混むだろうなあ、と少しゆううつでしたが仕方がありません。
今朝、テレビの情報番組を観ていたら、いきなりテロップが入りました。地震が起きたそうです。地震の起こった地域と各地の震度を見てギョッとしました。なんですか、震度6強って。マグニチュード7.0って。震源の深さがたったの10キロって。そしてなによりも、震源地が岩手県内陸南部って。
あわてて秋田の実家に電話しました。ところが、「お客様のおかけになった電話番号はただいま非常に混みあっております。しばらく時間をおきましてから再び」云々のNTTのメッセージが流れて、なかなかつながりません。地震のことを知った人々の電話が岩手、宮城、秋田、山形に集中しているのでしょう。
何度かしてやっとつながりました。電話に出たのは母親でした。私が「もしもし」と言うと、母親はいきなり「お母さんは大丈夫よお~」と脱力しきった声で言いました。
テレビのニュースによると、私の実家のある地域は震度4ということでした。でも母親が言うにはかなり大きく揺れたそうです。母親は調理中(山で採ってきた山菜の下茹でをしていた)で、揺れ出したとたん、急いでガスの火を消して元栓を閉め、テーブルの下に避難しました。母親の脱力した声と地震時にとった行動で、震度4でもかなりな揺れであったろうことが窺われました。
いつしかテレビは地震の特別報道番組に切り替わっていました。地震時や地震による山崩れ、がけ崩れの映像が流れて、アナウンサーが被害状況を伝え、テロップで各地の交通機関の運行情報が次々と流れていきます。
今日は実家には母親以外おらず、他の家族はみな仕事に出ているということでした。これから携帯で連絡をとってみる、と母親は言ってました。でも、携帯電話の会社はおそらく通話制限をしているだろうから、なかなか繋がりにくいかも、と私は言いました。
田舎で大きな地震が起きると、なによりも恐ろしいのは土砂崩れ、山崩れ、がけ崩れです。田舎は公共交通機関が整っていないため、大人はほとんど自分専用の車を持っています。車は一家に一台ではなく、一人に一台です。
それだけにみな地元の道に詳しく、どこをどう行けば近道になるのか知っています。その近道というのが、多くは山道なのです。こうした山道は土砂崩れや山崩れ、また道路陥没が起きやすいです。しかも田舎なので発見されにくいのです。
今日と明日は車で遠出しないように、と私は母親に忠告しました。特に山へ山菜採りなんて冗談じゃありません。「でも明日は○○に行くのよ」と母親は言いました。地元から車で1時間ちょっとのところです。そこは実家のある街よりも更に震源地から離れている街なので、まあ大丈夫だろうとは思います。ですが、近道、つまり山道は決して行かないように懇願しました。
これを書いている今も地震の特別報道番組は続いています。広い地域にわたって大きく揺れたので、被害の全貌が分かるにはまだまだ時間がかかるでしょう。余震も続いているようです。これ以上、被害が広がらないことを祈るばかりです。
とはいえ、平日は忙しさでハラホロヒレ~な状態で、日記の更新が滞ってしまいました。今週、東京は天候が不順で、朝に大雨が降ったかと思うと夕方には快晴、夜は蒸し暑かったのに朝は肌寒い、といったパターンが連日続きました。それに蓄積された疲労が加わって、ついに風邪を引きました。
他の人々も同じなのでしょう。このところ、街中、電車、職場にはマスクをした人が多く見受けられます。
風邪を引くと、私の場合はまず喉をやられます。喉がイガイガする、と気づいたとたん、あ、これは医者に行かなくては、と思いました。私は以前に症状を軽く見て市販薬ですませようとし、症状をひどく悪化させてしまって、最終的には声が出なくなった経験があります。
しかしながら、喉が痛いから医者に行きたい→でも平日は仕事があるから行けない(帰宅するころには医者は閉まってる)→仕方がないので市販薬でごまかす→効かないので症状がどんどん悪化する、という悪循環にはまっていました。
昨夜は喉が痛くてたまらず、今日こそは絶対に医者に行こうと決めていました。土曜日の診療時間は午前だけです。混むだろうなあ、と少しゆううつでしたが仕方がありません。
今朝、テレビの情報番組を観ていたら、いきなりテロップが入りました。地震が起きたそうです。地震の起こった地域と各地の震度を見てギョッとしました。なんですか、震度6強って。マグニチュード7.0って。震源の深さがたったの10キロって。そしてなによりも、震源地が岩手県内陸南部って。
あわてて秋田の実家に電話しました。ところが、「お客様のおかけになった電話番号はただいま非常に混みあっております。しばらく時間をおきましてから再び」云々のNTTのメッセージが流れて、なかなかつながりません。地震のことを知った人々の電話が岩手、宮城、秋田、山形に集中しているのでしょう。
何度かしてやっとつながりました。電話に出たのは母親でした。私が「もしもし」と言うと、母親はいきなり「お母さんは大丈夫よお~」と脱力しきった声で言いました。
テレビのニュースによると、私の実家のある地域は震度4ということでした。でも母親が言うにはかなり大きく揺れたそうです。母親は調理中(山で採ってきた山菜の下茹でをしていた)で、揺れ出したとたん、急いでガスの火を消して元栓を閉め、テーブルの下に避難しました。母親の脱力した声と地震時にとった行動で、震度4でもかなりな揺れであったろうことが窺われました。
いつしかテレビは地震の特別報道番組に切り替わっていました。地震時や地震による山崩れ、がけ崩れの映像が流れて、アナウンサーが被害状況を伝え、テロップで各地の交通機関の運行情報が次々と流れていきます。
今日は実家には母親以外おらず、他の家族はみな仕事に出ているということでした。これから携帯で連絡をとってみる、と母親は言ってました。でも、携帯電話の会社はおそらく通話制限をしているだろうから、なかなか繋がりにくいかも、と私は言いました。
田舎で大きな地震が起きると、なによりも恐ろしいのは土砂崩れ、山崩れ、がけ崩れです。田舎は公共交通機関が整っていないため、大人はほとんど自分専用の車を持っています。車は一家に一台ではなく、一人に一台です。
それだけにみな地元の道に詳しく、どこをどう行けば近道になるのか知っています。その近道というのが、多くは山道なのです。こうした山道は土砂崩れや山崩れ、また道路陥没が起きやすいです。しかも田舎なので発見されにくいのです。
今日と明日は車で遠出しないように、と私は母親に忠告しました。特に山へ山菜採りなんて冗談じゃありません。「でも明日は○○に行くのよ」と母親は言いました。地元から車で1時間ちょっとのところです。そこは実家のある街よりも更に震源地から離れている街なので、まあ大丈夫だろうとは思います。ですが、近道、つまり山道は決して行かないように懇願しました。
これを書いている今も地震の特別報道番組は続いています。広い地域にわたって大きく揺れたので、被害の全貌が分かるにはまだまだ時間がかかるでしょう。余震も続いているようです。これ以上、被害が広がらないことを祈るばかりです。
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あちこちの山肌の凄まじい崖崩れ、山全体が大きく崩れ落ちているような画像を目にするたび、背筋が寒くなります。
地形が変わってしまうようなエネルギー、人の力なんて、どうしようもないですね、ほんとに地震は怖いです。
ほんとうに、これ以上被害が広がりませんように。
行方不明の方達の、無事の救出をお祈りします。
ほんとにお気の毒なことですね、
喉をこじらせてしまうと、あとが長くなってしまうのです。
今日、受診はできたのでしょうか。
ほんとに、お大事に。
(と、それを書くのを忘れてしまうくらいに、
地震のニュースで頭がいっぱいな今日1日でした・・・)
実家のほうは余震を感じることもないようですが、震度5だった秋田県の東南部は郷里から近いので、とても他人事ととは思われません。
私はちゃんと医者に行きました。「あらー、ほんと、喉の奥が真っ赤に腫れてるわー。今のうちに来てよかったわね」(←女医さん)との診断でした。薬を処方してもらい、せっせと飲んでいます。
時節柄、みなさまも体調にはお気をつけ下さいね。