いろいろ
舞踊批評家のIsmene Brownが「テレグラフ」で、2005年のダンス・シーンについて総括しています(12月24日付け)。「危険な関係」にも触れていますが、残念ながらダメダメ作品に分類されています。以下は引用です。
「サドラーズ・ウェルズ劇場が作品の製作へと進出したのは喜ぶべき知らせだ。しかし、それはひどい幕開けとなった。出だしの花形ダンス作品の演目は、完璧にすばらしいもののように聞こえた。だが悲しいことに、George Piper Dancesの"Naked"、日本が製作したアダム・クーパーの『危険な関係』、クリスマス公演のマシュー・ボーン『エドワード・シザーハンズ』は揃って、より質朴で厳格な作品を創造させるという、サドラーズ・ウェルズ劇場の批評的役割を損なうものであったかもしれない。」
「危険な関係」にはわざわざ"Japanese-produced"という頭書きが付けられています。ここに筆者の反日感情が込められていると思うのは私だけでしょうか。
ちなみに、「今年最悪の観劇体験」は、Peter Schaufussという人の"Diana, The Princess"だそうです。ダイアナ妃役の他に、ちゃんとチャールズ皇太子役とカミラ夫人役も出てきたみたいです。
話は変わって、上の話にも出たマシュー・ボーンの「シザーハンズ」日本公演が決まりました。上演は2006年8月16日から9月3日まで、会場はゆうぽうと簡易保険ホールです。チケットはS席12000円、A席8500円、B席5500円で、一般発売は3月18日から。
先行発売もあるので、興味のある方はホリプロチケットセンター(03-3490-4949)までお問い合わせ下さい。
それから個人的に興味を惹かれたこと。来年の夏に"The Acrobatics SWAN LAKE"なるものが、Bunkamuraオーチャードホールで上演されます。中国のカンパニーによる上演ですが、私は以前に中国の新聞でこの作品の存在を知り、ずっと興味を持っておりました。
だって、「雑技『白鳥の湖』」と書いてあったからです。普通なら噴き出しておしまいなのですが、ポーズを取ったオデット姫や白鳥たちが妙に美しかったのです。まさか日本で観られるとは思いもよりませんでした。
私が持っているチラシには、王子の頭のてっぺんにポワントで立って、白鳥アティチュードをしているオデット姫の写真が載っています。よくみるとマヌケな図なんですが、オデット姫のポーズは美しいです。これはぜひ観に行きたいです。
「サドラーズ・ウェルズ劇場が作品の製作へと進出したのは喜ぶべき知らせだ。しかし、それはひどい幕開けとなった。出だしの花形ダンス作品の演目は、完璧にすばらしいもののように聞こえた。だが悲しいことに、George Piper Dancesの"Naked"、日本が製作したアダム・クーパーの『危険な関係』、クリスマス公演のマシュー・ボーン『エドワード・シザーハンズ』は揃って、より質朴で厳格な作品を創造させるという、サドラーズ・ウェルズ劇場の批評的役割を損なうものであったかもしれない。」
「危険な関係」にはわざわざ"Japanese-produced"という頭書きが付けられています。ここに筆者の反日感情が込められていると思うのは私だけでしょうか。
ちなみに、「今年最悪の観劇体験」は、Peter Schaufussという人の"Diana, The Princess"だそうです。ダイアナ妃役の他に、ちゃんとチャールズ皇太子役とカミラ夫人役も出てきたみたいです。
話は変わって、上の話にも出たマシュー・ボーンの「シザーハンズ」日本公演が決まりました。上演は2006年8月16日から9月3日まで、会場はゆうぽうと簡易保険ホールです。チケットはS席12000円、A席8500円、B席5500円で、一般発売は3月18日から。
先行発売もあるので、興味のある方はホリプロチケットセンター(03-3490-4949)までお問い合わせ下さい。
それから個人的に興味を惹かれたこと。来年の夏に"The Acrobatics SWAN LAKE"なるものが、Bunkamuraオーチャードホールで上演されます。中国のカンパニーによる上演ですが、私は以前に中国の新聞でこの作品の存在を知り、ずっと興味を持っておりました。
だって、「雑技『白鳥の湖』」と書いてあったからです。普通なら噴き出しておしまいなのですが、ポーズを取ったオデット姫や白鳥たちが妙に美しかったのです。まさか日本で観られるとは思いもよりませんでした。
私が持っているチラシには、王子の頭のてっぺんにポワントで立って、白鳥アティチュードをしているオデット姫の写真が載っています。よくみるとマヌケな図なんですが、オデット姫のポーズは美しいです。これはぜひ観に行きたいです。
「危険な関係」わざわざ「日本の製作による」の語句を挿入ですか。
「こういうのに手を出すのは日本人だけ」
と言いたげですねえ。こういう方のお気に召す「お堅い」且つ「新しいもの」と言うのはなかなか難しいんじゃないでしょうか。
「雑技 白鳥の湖」確かテレビ東京の
ビートたけしの番組で映った事があるらしく、とんでもないもの見ちゃった!と
知人に言われた事があります(笑
上野水香さんも出てたような?
グーグルで検索したところ、音楽はチャイコフスキーで二時間半、雑技の演目と
「4匹のカエル」!の創作バレエを組み合わせているそうで、見る側としては大笑いすべきなのか感心すべきなのか悩みますね。
そりゃ、見物だ・・・・って。
でも、両方、夏の暑いときの公演ですね。
こんなに寒い冬の次の夏って、酷暑だったりするんですよね、だいたい。今、寒さに震えながら、暑い夏の心配をするのも、とてもバカみたいですけど。
中国4千年の伝統とチャイコフスキーの名曲に助けられて、きっと摩訶不思議でエキゾティックな舞台なのではないかと想像を膨らませて
いますが…♪
さてと、来年の酷暑に向けて体力づくりをせねば…。
「危険な関係」ロンドン公演は、日本がスポンサーであることが、批評家たちのカンに障ったことは確かなようですね。
ところで、雑技「白鳥の湖」について、私も検索して調べてみました。
実際に中国で観た方の感想なども読みましたが、純粋なバレエではもちろんないけれども、かといって通常の雑技とも違う、という不思議な作品のようです。
主催はTBSとBunkamura、後援は中国大使館なようですので、「トホホ」な演目ではないと思いますよ。
楽しい夏の宵を過ごせること間違いなしって感じですね。
それと、レニングラードの白鳥の感想、読ませていただきました。
私はお正月の「騎兵隊の休息」を見に行くつもりです。
見たことがないですし、楽しい演目みたいなので。
さて、どんなもんでしょか...
「危険な関係」については、イギリスの批評家は辛口ってホントですね。
クーパー自身はもちろんイギリスで一番評価されたいでしょうにね。
日本に来てくださいよー お待ちしてますよー
書類の整理をしていたら、雑技「白鳥の湖」を報じた新聞が出てきました。「雑技舞劇」あるいは「雑技版」と呼んでいます。
「西洋のバレエと東洋の雑技を巧みに結合させて、新しいものを創り出した」と書いてあって、写真も載っています。
白鳥たちは足首まである長いチュチュで、オデットだけが全身タイツですね。やはりトゥ・シューズを履いているようです。
上演したのは「広州軍区戦士雑技団」で、雑技版「白鳥の湖」はこの雑技団のプロダクションのようです。う~ん、マジで観に行こうかと思っています。