第4話
『お隣付き合いは蜜の味!? 嫉妬渦巻く隣人裁判!!』
西平家でピアノを弾く子供。
すると隣の東山家から布団を叩く音が。
その音を聞き子供はピアノに突っ伏した。
母親のなつは怒りで剣山に花を突き立て、
隣に乗り込んで行く。
東山家の警報が鳴り、母親・冬海が玄関のモニターを見ると、
なつが鋏を持ってドアを叩いていた。
冬海は対抗しようとゴルフクラブを持って出る。
クラブで殴ろうとした冬海に持っていた鋏で刺してしまうなつ。
裁判になり、なつの弁護士は羽生。
なつの判決は無罪となり、納得がいかない冬海は古美門事務所へ。
自分は死にかけたのに正当防衛なんて納得出来ないと、
民事裁判を起こし、隣を追い出したいとのこと。
黛は難しいと言うが、古美門は金次第と。
「慰謝料を取ってくれれば全額差し上げます。」
「では2,000万ほど分捕り、ゆとり王子を叩きのめしましょう。」
「庶民から2,000万も取るなんて無茶ですよ。」
「家を売っ払えばどうにかなるだろう。」
「それになんか羽生くんのことを無駄に意識してません?」
「してるか! あんなの眼中にない!!」
「分かりました。 失礼します。」
「確かに今までにはないタイプの相手でございますからな。」
「笑わせないで下さい。
ミスター ウィンウィンがジーザス!とか言って
頭を抱える姿が目に浮かびますよ。」
「裁判の日程が決まりました。 裁判長はこの方です。」
服部に渡された紙を見た古美門と黛が同時に叫ぶ。
「ジーザス!!」
裁判の日。
「少しでも好印象を持ってもらえるよう努力して下さい。
でないとまた牢屋に入れられますよ。」
「分かってるよ。」
別府が法廷に入って来た。
そして第1回口頭弁論が始まる。
古美門は治療費と慰謝料の2,000万円を請求。
いつものように歩きながら演説する古美門を別府が注意。
「原告代理人。 原告代理人。
ここはブロードウェーではありません。」
「存じております。」
「代理人席に戻り冷静な主張を心掛けなさい。」
「慰謝料2,000万円を請求するとともに
現住居からの転居を要望するものであります。 以上。」
「だから言ったじゃないですか。」
次に羽生が演説。
別府は落ち着いた態度に好感を持ったようで褒める。
「これもう負けじゃありません?」
「相変わらずのいかれたクソ判事だ。」
「何か言いましたか?」
「相変わらずいかした名判事だと。
次回の期日を決めましょう。」
「まだ終わりではありません。
本件は訴状だけでは原告の主張が分かりにくいため、
本日は時間の許す限りじっくり審理していくことにします。
原告代理人、改めて説明しなさい。」
「望むところです。」
両家は同じ日に引っ越して来た。
冬海となつは年齢も同じ、息子の年齢も同じ、
夫も同じサラリーマン。
すぐに意気投合して親友となり、息子たちにピアノを習わせ、
休みの日には一緒にバーベキューをしたりしていた。
「しかし、この関係は長くは続きませんでした。
何故デスパレートな関係になってしまったのか。
所詮、隣の芝生は青いのです。」
「原告代理人。」
「はい。」
「前に出ないように言ったはずです。」
「失礼しました。」
「今度前に出たら廊下に立たせます。」
「ハハハ、ご冗談を。 話を戻します。
きっかけはほんの小さな綻びでした。」
小学校の記念受験をしようと誘ったなつ。
受けたはいいが、受かったのはなつの子供だけ。
冬海は折角受かったんだから、
うちのことは気にせず私立に行ってと。
演説してるうちにまた席を立ってしまった古美門に、
別府は忠告した通り実行を命じ、廊下に立たせた。
古美門に代わり黛が始める。
ピアノでも差が出始めた息子たち。
なつの子供はコンクールに出るようになったが、
冬海の子供は挫折。
そしてなつの旦那は順調に出世して行ったが、
冬海の旦那は会社の業績が悪化し、
両家の生活レベルにも格差が出始めた。
また、冬海が布団を叩いてた時になつは逆効果だと言い、
物を知らないことをバカにされ、侮辱されたと感じたと。
親同士の軋轢は子供たちにも伝わり、喧嘩するようになった。
「腹いせに嫌がらせに走ってしまうほど
冬海さんの精神を追い詰めていたんです。
どちらが悪い訳でもありません。
しかし、今まで何もかも同じだった2人にとっては、
小さな差が大きな心の溝になっていきました。」
黛も古美門のように動いて熱演。
「黛先生、あなたもブロードウェー志望ですか?」
「あっ! 自分でも知らぬ間に! 申し訳ありません。
裁判長、決して古美門に影響を受けている訳ではありません。
あの人を軽蔑してるんで。
完全に裁判長寄りの人間ですから私は。
そこのところどうか。」
古美門は貴和のところに。
別府のことを話したよう。
自分の担当になったら面白いのにと貴和。
「お互い嫌いなタイプだよ。 それに民事と刑事は別だ。
あんな偏見の塊みたいな小娘に死刑案件を裁かれて堪るか。」
刑務官が貴和にタバコを持って来て火をつけた。
「どこまで手懐けてるんだ。」
「頼んだら許してくれんのよ。」
「だから君は死刑になるんだよ。
人間の最も厄介な感情は嫉妬だ。
親友同士が嫉妬1つで殺し合いになる。
君を死刑台に送ろうとしてるのは全国民の嫉妬だ。
また来るよ、エマニエル夫人。」
事務所に戻った古美門。
蘭丸が食事中。
「調査は進んでるんだろうな?」
「順調っすよ。 しかし隣付き合いっつうのも大変っすね。」
「同情することはない。 自業自得だよ。
不動産業界に騙されて夢のマイホームという名の
掘っ立て小屋を売りつけられ、
ローンで雁字搦めになった奴隷たちの惨めな諍いだ。」
「よく先生受けましたね。」
「この手のご近所トラブルは最もちょろい仕事の1つだ。
事実もへったくれも ない。
弁護士の腕次第でいかようにもなる。
手早く稼ぐにはもってこいなのだが・・・」
「相性の悪い裁判官に当たってしまいましたな。」
「相性の問題ではありません。
あんな変態女は失脚させた方が法曹界のためだ。
蘭丸くん、今夜辺り別府敏子の食事に毒を盛れ。」
「それは流石にちょっと。」
「では別府の家を燃やせ。」
法廷では黛が頑張っていた。
なつの家が放火に遭ったとのこと。
軽い小火で済んだが犯人は見つからなかったよう。
根拠は何もなかったのになつは冬海を疑った。
なつの立場なら疑うのは無理のないことと羽生。
その発言に別府も同意。
また、冬海が外に出るとなつの家に犬が。
防犯のためにとのことだったが、
その犬が冬海を襲ってしまい腕を4針縫った。
そして1ヶ月後に鋏事件が起きた。
冬海は我が身と家族を守ろうとしたのだと。
一方、古美門事務所では引き続き食事中。
「お一人で頑張ってらっしゃるんですから、
今夜は黛先生のお好きなエスニック料理にでも致しましょうか。」
「気を遣う必要はありませんよ。
どうせ今頃がに股で叫んでますよ。
『仲良しのお隣同士に戻れるはずです!!』って。」
「ハハハハ! 似てる似てる。」
法廷では・・・
「仲良しのお隣同士に戻れるはずです!!」
ご名答(笑)
「あっ・・・そう信じたいです。
ですがここまでこじれてしまった以上、
それはもう無理なのかもしれません。
緊急避難的にどちらかが引っ越さないといけないのであれば、
冬海さんの家より収入が多くローンの残高も少ない
なつさんのお宅にどうかそれを引き受けていただきたい。
そう思う次第です。 以上です裁判長。」
「被告代理人、今の説明に異論や訂正があればどうぞ。」
「若干冬海さん目線に偏っていますが大まかには今の通りです。
私も冬海さんには同情しています。
しかし全ては冬海さんがなつさんに激しい嫉妬を
抱いたところから始まっているんです。
東山さんが転居なさるのがこの場合一番なんだろうと思います。
以上です。」
「どちらにより非があるのか判断するに当たり、
直接確認したい点が何点かあります。
次回、現場検証を行います。」
現場検証に行くのに古美門をおぶって来た黛。
「現場なんかに行くことないだろ。
大体なんでみんな一緒に行くんだ。 面倒くさい女だな。」
「これも裁判官の権限ですから。
まあ、遠足と思えば楽しいじゃないですか。」
「全員揃ったようなので質問がなければ出発します。」
「バナナはおやつに入りますか?」
車に乗り込む面々。
古美門はタクシーで行くと言うが、
空いてると言われ別府の隣に座る。
「しり取りでもします? 冗談ですよ。」
「ゴリラ。」
「やるの?」
現地に着いた。
早速調べ出す別府。
「実に面白い。」
「なんだ今のは。 パクリか?」
「いつも裁判所にいるからはしゃいでるのかも。」
「あれではしゃいでるんですか?」
「大はしゃぎだ。」
「実演してみましょう。
黛先生はなつさん古美門先生は冬海さんをお願いします。
真剣に お願いします。
鋏は万が一のことがありますから。」
と言い、巨大な鋏を取り出す別府。
「絶対楽しんでますね。」
「どこまでやりたい放題なんだ。」
みんなでノリノリに再現。
そして犬も用意した別府。
犬は古美門を襲った・・・訳ではなくじゃれていた。
原告本人尋問。
冬海に犬に襲われたのは本当か、
襲われた振りをしたんじゃないかと。
意義ありという黛をことごとく却下する別府。
そして冬海に答えるよう促す。
「裁判長、あなた自身が誘導尋問してますよ。」
「原告代理人、発言に気をつけなさい。
原告、あなたもご主人もゴルフをやらないはずです。
何故ゴルフクラブを用意したのですか?」
「夫と息子がプレゼントしてくれたんです。
気晴らしになるんじゃないかって。」
「凶器として使うことを想定して用意したのでは?」
「いい加減にして下さい!!
あの女は私のうちを滅茶苦茶にしたのよ!!」
「冬海さん、黙って。」
「なんでもかんでも自分が上だと思って人をバカにして!!」
「喋っちゃ駄目!!」
「黛真知子弁護士。
原告の発言をやめさせる権限はあなたにはありません。
退廷を命じます。 退廷を命じます!」
事務所に戻って来た古美門と黛。
「なんなんですか、あの人は!! 滅茶苦茶過ぎますよ。」
「前から言ってるだろう。
下々の者を虐めるのが大好きな欲求不満の変態女王様だと。」
「問題にならないんですかね?」
「なってるに決まってる。 裁判所内では札付きの問題児だ。」
「まあ、裁判官はいわば国に仕える役人ですからな。」
「既に刑事裁判でなつさんに正当防衛が認められてる以上、
それをひっくり返す判決を出すのは難しい。
刑事と民事は別とはいえ、
かなり圧力をかけられているんじゃないんでしょうかね。」
服部の言う通り、圧力をかけられていた別府。
「だから余計にむしゃくしゃしてるのさ。」
「だからってもう少し本人たちの身になって欲しいですよ。
これで負けたらいくらなんでも冬海さんがかわいそ過ぎます。」
「何故可哀想なんだ?」
「何もかもなつさんに差をつけられて・・・
嫉妬したって仕方ないですよ。」
「どっちがどっちに嫉妬してるって?」
「はっ?」
「まあ見ていたまえ。
地下作戦が着々と進行中だよ。」
その頃、蘭丸がゲーセンでなつの息子と接触中。
羽生の事務所。
古美門を追い込んで凄いじゃないかと磯貝。
しかし羽生の顔は不安そう。
「相手が相手だ。 このままいくはずがない。
今度こそあの人に勝たないと・・・
じゃないと不幸な人が増え続ける。」
被告本人尋問。
何故鋏を持ったまま冬海の家に行ったのかと聞かれ、
偶々花を活けていてそのまま持って行ってしまったとなつ。
「冬海さんはあなたのことを妬み、憎み、恐れ、
非常に不安定な精神状態だったことは知っていますよね?
私なら鋏は持って行きません。
冬海さんを逆上させる危険性が高いからです。
何も持って行かないか、
より身を守る武器になるものを持って行くかどちらかです。
もう一度聞きます。
何故鋏を持って行ったんですか?」
「だからなんとなくです。
冬海さんの状態がそんなに危険だとは思いませんでした。」
「『ママに何かあったらすぐにご近所さんを呼んでね』
出て行くとき、息子さんにそう言いおいたのにですか?
事実息子さんはそうされました。
なつさん、あなた冬海さんが襲いかかってくることを
期待していたんじゃありませんか?」
「異議あり!」
「却下します。」
「冬海さんを凶行に走らせたのはあなたです。
犯罪者に仕立て上げ、隣から追い出すために。」
「命を落とすところだったんです。」
「そんな危険なことするはずないでしょう。
デッキブラシ。
いつも通り冬海さんはデッキブラシを使うものだと思っていた。
殴られたところで命を落としたり大怪我をする危険性は低い。
でもまさかゴルフクラブを持っているとは。
あなたはパニックになり、
被害者になるつもりが加害者になってしまった。 違いますか?」
「なんで私がそんなことするんですか?
私は冬海さんに対してなんとも思ってません。
冬海さんが一方的に私に嫉妬してるんです。」
「塾をさぼってゲームセンターに入り浸りですね、紀明くん。
学校でもうまくいっていないようで
公立に行きたかったとあなたを恨んでいるようです。
ご主人も殆ど帰って来ませんね。
相手の女子社員、ご存じなければ教えて差し上げますよ。
それに対し、冬海さんのご主人は可能な限り
この裁判を傍聴し冬海さんを励ましています。
息子の弘夢くんはお父さんと一緒にお小遣いを貯め、
元々スポーツが好きだったお母さんのために
ゴルフクラブをプレゼントしてくれました。
あれあれ? 隣に嫉妬してるのはどっちでしょう?
初めは何もかも同じだったのに
どうしてこんなに差がついてしまったんだ。
夫の稼ぎは悪く息子はピアノも受験も失敗したのに
なんで隣の方が私より幸せなんだ!
あんな家族出て行けばいいのに!!」
なつの家の放火はなつ自信がやったことだった。
息子が火を点けるのを見ていた。
「冬海さんの犯行に見せかけるためだったのでしょうか。
或いはこんな家燃えてしまえばいい。
そんな気持ちもどっかにあったんでしょうか。
必要ならば次回新たに西平紀明くんの
証人尋問を行うことも可能ですが小学生には酷でしょう。
西平なつさん、あなたは冬海さんに激しい嫉妬を抱き、
犯罪者に仕立て上げようと様々な画策をした。
揚げ句、生け花鋏で冬海さんの腹部を刺し
大怪我を負わせたんです。
これは立派な計画的犯行ですよ。
全てはあなたが家庭作りに失敗したことが原因だ。」
「私だって努力したわよ!!
私の方がずっと・・・ず~っと努力したわよ。
なのになんで・・・なんで隣の方が楽しそうなのよ。」
「これが人間の本性です。
誰でも心に嫉妬というケダモノを飼っている。
そしてそのケダモノは暴れだしたら 最後もう手がつけられない。
壊れた隣人関係は元には戻らないんです。
せめて気が済むまで暴れさせ白黒をつけてやるのみ。
笑顔で世界が変わることなどないのです!
刑事裁判において充分な審理が行われなかったことは
返す返すも残念ですが仕方がありません。
賢明なる別府裁判長にこそ公平で独創的な判決を期待します。
裁判所内のしがらみなんかに囚われることなくね。
勿論我らが別府ちゃんならそうするでしょう。 以上です。」
「またブロードウェーになってしまい申し訳ありませんでした。」
古美門事務所では前祝中。
その頃、羽生はまた黛の写真を見ていた。
羽生が和解を申し入れて来たと黛。
全て受け入れるとのこと。
和解日。
なつは請求を全て受け入れ、引っ越しもすると言うが、
冬海は引っ越しはいいと、自分たちが引っ越すと言う。
自分たちだけ残っても気まずいと。
なつも今の所は居辛いから引っ越すと言う。
「じゃあ、両家とも引っ越す。 それもいいかもしれませんね。」
その時、子供たちが入って来た。
和解したらまた一緒に遊んでもいいのかと。
「2人が喧嘩するようになったのは
もう遊んじゃいけないってお母さんに言われたことが原因なんです。
バーベキュー楽しかったんだよね。」
「和解条件の追加を命じます。
お子さん同士の友人付き合いは今後も継続を許す。
それともう1点最後にもう一度バーベキューをすること。
これは裁判所命令です。」
また遊べると喜ぶ子供たち。
無事に和解成立。
黛と羽生。
「どんなマジックを使ったの?」
「マジックなんかじゃないよ。
なつさん、ご主人と離婚することにしたんだ。
だからその間に入って慰謝料2,000万ほどで話をつけただけ。」
「冬海さんまで引っ越すって言い出したのは?」
「最近仲良くなったミュージシャンがいてさ、
偶然親が大手不動産会社の重役で、
偶然あの辺の物件を探してて、
偶然相場よりいい値で両家に話を持ってったらしい。」
「紛れもなくマジックね。 違法スレスレの。」
「古美門先生はやっぱり圧倒的だな。
僕にはささやかな一矢を報いるのが精一杯だ。」
「顔は随分晴れやかだけど。」
「気が付いたんだよ。
僕の目的は裁判で勝つことじゃない。
当事者が幸せになることだって。」
「吹っ切れたみたいね。」
「僕は諦めないよ。
古美門事務所じゃ黛先生の良さは発揮出来ない。
絶対にうちに来るべきだ。 君が必要なんだ。」
裁判所前でキスしそうな雰囲気に!?
と思ったら違かった。
別府に声をかける古美門。
「助かりましたね。
お仲間に望まれない判決を出さずに済んで。」
「なんのことでしょう。」
「分かったんですよ。
あなたが私や黛に理不尽な仕打ちをする理由が。
嫉妬してるんです。」
「嫉妬?」
「好き勝手やってる我々が羨ましいんだ。
窮屈な場所でストレスを溜めて嫌がらせで
発散するくらいならこっちに来たらどうです?
正々堂々と気に入らないやつを叩きのめせますよ。」
「この世界が窮屈だと思ったことも
あなた方を羨ましいと思ったことも一度もありません。」
「そうですか。 まあ精々頑張るがいい。
だがどうしても苦しければ無理することはない。
その節は大いに敵同士としてやり合いましょう。
あなたのことも叩きのめせると思うと楽しみだ。」
「今日のようにですか?」
「ええ。 私の完全なる勝利でしたから。」
「そうですね。 あなたの勝利です。
ただ、あなたの生き方も充分窮屈なように見えます。」
古美門の股間を蹴って去って行く別府。
両家では仲良くバーベキュー。
冬海は引っ越し先が決まったが、
なつはまだ決まってないよう。
まだ隣が空いてるみたいとチラシを見せる冬海。
お互い笑い合う。
古美門事務所。
「裁判に勝つことではなく幸せにすることが目的ですか。」
「はい。 古美門先生とは正反対。 益々素敵になりました。
服部さんの言う通り脅威になるかも。」
「無駄口を叩いてないで仕事をしなさい。」
服部に電話がかかって来た。
「はい。 あっ、やはりあなたの目に狂いはなかったようで。
羽生晴樹、どうやら覚醒し始め たようでございます。
彼なら古美門研介を凌駕するやも。」
ラストの電話は古美門父か?
羽生は送り込まれたのか?
それにしても裁判するくらいまでこじれたのに、
また隣に住もうとするかね?
いつかまた絶対もめるでしょ。
巻き込まれた子供は災難よね(-_-;)
ノリノリの現場検証面白かった(笑)
貴和の方は相変わらず進まず。
【リーガル・ハイ】
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第8話 第9話 第10話 最終話
スペシャルドラマ リーガル・ハイ
【リーガルハイ】
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