まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

リーガル・ハイ 第8話

2012-06-08 21:16:39 | ドラマ

第8話

『親権を奪え!

天才子役と母の縁切り裁判』





ドラマを見て子役の子をいい子だと言い、

感動してる黛に古美門が一言。


「成功する子役なんて二通りだろう。

大人の金儲けのために鞭打たれる哀れな操り人形か。

大人の顔色を見て手玉に取るマセたクソガキか。

彼女は一体どっちだろうね~。」


「どちらでもないと思います。」


「数年後にはチンピラタレントと出来ちゃった結婚するか、

年寄りの愛人になっていることだろう。」


「服部さん!」


「は、はい。」


「この方は子供の時からこうなんでしょうか?」


「さあ・・・いや、私は先生にも

無垢なる少年時代があったであろうとそう思いますがね。」



少年時代の古美門は、

サンタクロースはいないとクラスメイトに言って

泣かせるような子だった。



その時、古美門事務所に依頼が!!

ドラマの子役・安永メイ本人からだった。


メイは最近、急性アルコール中毒で病院に運ばれ、

マスコミに騒がれたばかり。



古美門と黛がメイに会いにホテルへ。

高級ホテルの一室でソファにふんぞり返って、

高級な食事とマッサージをしていた。


「私を呼んだ理由は?」


「あなたを雇いたいの。」


「君が私を?」


「お金ならあるわ。」


黛は自分を叩く記事を出したマスコミを

訴えたいのだろうとメイに言うが、

記事は全て事実で訴えるようなことはないと。

マネージャーの梶原はこんなことやめようと、

これ以上マスコミの餌食になってどうすると必死。


「弁護士を雇ったわ。

あの女にも雇うよう言っといて。」


「まだ引き受けた訳じゃないよ。

一体何を始めるつもりだい?」


「あの女と縁を切らせて。」


「あの女って?」


「母親よ。」


黛は驚き、古美門はやる気に。


「この私を見て。

仕事と夜遊びに明け暮れて肺は真っ黒。

肝臓ボロボロ。 12歳よ。」


「母親による虐待そのものだと言う訳だね?

面白い。」


「面白くありません。 メイさん。

お母さんとよく話し合いましょう。

親子なんだから。」


「事務所の社長と母親業とひとりで頑張っている

いいお母さんだよ。

大体子供のお前に法的手続きなんか取れる訳ないんだ。」


「それが取れるのです。

くしくも今年、改正民放が施行され、

現在では子供自身が請求権者となって、

親権喪失や停止を申し立てることが可能なんです。」


「本件のような事案で適用されるか定かではありません。」


「だからこそ、我々が最初の審判を勝ち取るのだよ!」


「親子を引き裂く手伝いをするんですか?」


「古今東西あらゆる子役の悲劇を

全て一心に抱え込んだようじゃないか。

マセたクソガキでもあり、哀れな操り人形でもあった訳だ。

メイくん。 些か難しい仕事になりそうなんだが。」


「2,000万でどう? CM1本分。」


「家庭裁判所に対し、

お母さんの親権停止の審判を求める申し立てを行おう!!」



一方、メイの母親・留美子は三木事務所に。

子供の我が儘、反抗期という方針になったよう。

家裁は審問を開くだろうと。

通常の裁判とは違い、非公開で当事者などから

話を聞く場のようだ。

三木は最終兵器を出すよう。



審問の日。


三木を手伝ってくれる人として、

古美門清蔵が現れる。

清蔵は九州の法曹界では

知らない者がいないほどの鬼検事だったよう。


審問では、古美門は母親がメイを働かせ、

その金で贅沢をし、仕事を強いたと主張。

三木は仕事は本人の希望でやらせていたと。


「九九さえあやふやなようでは親の義務違反です。」


「家庭教師を雇って勉強させていました。」


「イケメンの慶應の学生とイチャつきたかっただけじゃない!」


「なんですって!?」


「あなたは金と男のために私を利用してきたのよ。 ビッチ!!」


「ビッチはどっちよ!!

共演者の男の子と手当たり次第。

私がどれだけイメージ守るために

火消しをして来たと思ってるの!」


「私が稼げなくなると自分が困るからでしょ?」


「あなたあのスタイリストとのことを

恨んでるだけじゃない!!」


「自分も狙ってたからね。」


審問が親子喧嘩になってしまった。

古美門はメイは留美子に洗脳教育されたと。

今、その洗脳から抜け出そうとしている。

留美子の元ではそれは出来ないと言うと、

洗脳の定義とは?と清蔵。

今度は清蔵と古美門の論争に。



敗戦しそうな雰囲気にメイはイラつく。


「古美門清蔵先生とはどういうご関係ですか?」


「関係などない。 続き柄としては、私の父だがね。」


「関係ありすぎじゃないですか!」


「父と思ったことはない。」



古美門少年がサンタクロースいない事件で、

相手に謝るよう清蔵に言われたが、

謝りたくなかったため1人でいたところ清蔵に見つかった。


「頭の悪い子は嫌いです。

どうせ中途半端な人生を送るなら、

家名を傷つけないようにどこか遠くへ消えなさい。」



清蔵が古美門事務所へやって来た。

申し立てを取り下げるよう言う。


「君はメイさんに自分を重ねているようだ。」


「10代であなたと縁を断ち、

自力で人生を切り開いて来たからこそ、

今の私があります。」


「今の君とは? まさか君は自分が

成功者だと思ってる訳じゃないだろうね?」


様子を見ると言って帰って行く清蔵。


「サンタクロースをいくつまで信じていた?」


「えっ?」


「夜中に不法侵入して来て

荷物を置いて行く老人のことだよ。」


「私は今も信じてます。」


「なんだって!?

朝ドラの家庭はくだらないな。

服部さんはいかがです?」


「私の少年時代には

サンタクロースというシステムがございませんでした。」


「それは失礼。」


「私は信じたことない。

私はサンタなんて一度も信じたことない。」


「必ず勝とう。」



黛には納得が行かない。

親子が離れなくても済む方法を考えようとする。

けど母親は病んでいる。

よって娘も病んでいる。

依存症と言う名の病は厄介だと。

母は精神的にも金銭的にも娘に依存。

切羽詰って自分の手首を切ってしまう。


メイは会いにいかないと言う。

どうせ大したことないと。

けど親子なんだからと言う黛に、

絶対会いに行かないとメイ。


「12歳の子が母親と断絶しようとしている。

内心、どれほどの苦痛を抱え、

血を吐く思いをしているか、君に分かるか?

二度と薄っぺらい言葉を吐くな!!」



再び審問。

メイが会いに行かなかったのは元の木阿弥だから。

留美子は過去に少なくとも二度同じ行動をしている。

メイはその都度動揺し、母のために必死に仕事に取り組み、

危機を乗り越えて来たと。


「今回もそうなると思いましたか? 留美子さん。」


「そんな計算で自傷行為をしたと言いたいんですか?」


「いいえ。 問題はもっと深刻です。」


留美子にとってメイの成功は自身の成功。

メイの苦しみは自身の苦しみ。

一心同体という比喩表現を超えた危険な領域だと。

留美子は病んでいる。

そして中毒症状で倒れるまで飲むのも一種の自傷行為。

メイもまた病んでいると古美門。

しかし理解出来ない人間は、

それでも親子は一緒にいるべきだと主張。

そして清蔵が言う。


「親子手を取り、互いに更生する道を探るべきです。」


「不可能です。

お互いの依存関係を断ち切らなければ

治療も更生も図れません。」


「親子の絆は深くて強い!」


「深くて強い絆だから困難なんです!!」



最終審問の前に言うことを台本にしている両者。

留美子が練習をしていると清蔵が思いのまま言うよう助言。

一方、メイも練習していたら古美門が台本を取り上げる。


「台本は忘れて、思いのまま言いなさい。」



最終審問の日。


「お母さんには、私のこと忘れて

自分の人生を歩んで欲しいんです。

でも、いつかまた一緒に暮らしたい。

私のお母さんは・・・宇宙に1人だけだから。」


メイの言葉に打たれた留美子は、

言うことはないと言った。



清蔵が古美門事務所へ。

観光序でに寄ったよう。

帰って行く清蔵にまた来て下さいと黛。

息子さんが案内しますからと。


「息子はいません。」


そう言って帰って行った清蔵。



地元に帰った清蔵に服部が電話。

服部は清蔵が送り込んだ人間だった!!

嫌なら辞めてもいいと言う清蔵に服部は、

清蔵に救われた命をせめて息子さんに使わせて欲しいと。

ここは楽しいと言う服部。

古美門は服部のことには気づいていないと言うが・・・



メイは叔父を頼ってロンドンへ行くよう。

勿体無いと言う黛。


「子役はさ、賞味期限の短い消耗品だよ。

やるだけやったら はい次の人生。

視聴者のみなさん、今までありがとうございました。

メイはとっても楽しかったです。」


「私のお母さんは宇宙に1人だけだから。

どこかで聴いた記憶があるんだがね。」


「えっ?」


「『パパの恋人』第3話の名台詞ですよね。

ドラマではお母さんではなくパパ。

宇宙ではなく世界でしたけど。」


「ああ。」


「君は根っからの女優だよ。

必ずカムバックするさ。

シェークスピアの国で思う存分学んで来るといい。」


そして元気に旅立って行ったメイ。





あの親にしてこの子ありって感じだったわね。


古美門親子。


にしてもあんな親どうかと思うけど・・・(‐∀‐;)


あたしもサンタは信じてた記憶ないなぁ~。


そんなメルヘンな家じゃなかった(笑)


それより服部さんにビックリしたよ!!


古美門はホントに気付いてないのかな?


案外父から送り込まれたこと知ってて、


ずっと側に置いてるのかも?





第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鍵のかかった部屋 Episode8 | トップ | 年に一度のあの日 »

コメントを投稿

ドラマ」カテゴリの最新記事